『さよならドビュッシー』の作家が放つ、
元裁判官のおばあちゃんと女子大生のミステリー
お手柄続きの葛城刑事。でも実は事件を真相に導くのは、
恋人の女子大生と元裁判官の彼女の祖母だった!?
異色の探偵コンビ誕生!
(文藝春秋HPより)
19歳の法律を学ぶ大学生・円とその祖母・静が事件を解決していく連作短編集。
そこに円と知り合った刑事の葛城公彦が加わり、事件の謎解明に臨む。
幾つかの殺人事件の謎の究明とともに、円の両親の交通事故に纏わる疑問点の真相も明かされていく。
静おばあちゃんが元裁判官としての体験やそこから学んだことを円に話す場面は、法律なんて???のわたしにもよくわかり勉強になりました。
葛城刑事と円の恋の進展もなかなかよかった。
そして、ビックリだったのは最後の章「静おばあちゃんの秘密」
え?そうだったのかぁ~!!
驚いたけど、それはそれでいいかな?
おばあちゃんが孫を想う気持ちに最後は温かいものを感じた。
事件の背景に、外国人の雇用問題とか免罪など社会問題なども出てきて考えさせられた部分もあった。
なかなか面白いミステリ-小説でした♪
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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