劇「まことの人々」で、人喰い軍曹役になった僕の彼女。
普通の女子大生だったのに、悪役にのめりこむうち、
次第に彼女は現実でもおかしくなって……
文藝賞受賞第一作。
(河出書房新社HPより)
なかなか面白かったぁ~。
「僕」とその「彼女」が主な登場人物なのに、名前は出て来ない。(と思う)
「僕」も「彼女」も大学生。
「彼女」は、女子大に通い、演劇サ-クルに所属。
次の芝居「まことの人々」で、エドモンド軍曹という悪人を演じるという。
そのエドモンド軍曹は強烈なキャラクタ-。
見た目も性格も最悪の極悪人!
そんなエドモンド軍曹に成りきる彼女の芝居の練習に「僕」が付き合う様子が可笑しかった。
「僕」と「彼女」のほかの人もユニ-クで、幽霊が見えるというデル。
近所に住むパン屋の店長・グリム。
勿論、デルもグリムもあだ名なんだけど、そのあだなの由来も可笑しい。
物語のあらすじを書くするとと、別段面白いものにならないけれど、読むと可笑しいのです。
なんだろ?
不思議な可笑しさ。
でも、こういうかんじ好きです。
次回作も期待します。
しかし・・・兄弟で1つの物語を書くって、どういう風に構想を練るんだろ?
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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