発行年月:2019年11月
わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。
人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。
血を分けた娘と、その恋人によって……。その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。
事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる衝撃の真実とは!?
真梨ワールド炸裂! 極上のイヤミス長篇。
あなたは騙される快感を知る。
(徳間書店HPより)
凄惨な事件を小説として掲載する企画。
編集者の橋本(36歳)は、小説家・イイダチヨ(仮名)と共に、事件の関係者の
取材を進めていく。
事件の犯人は大渕秀幸(事件当時21歳)とその恋人・青田彩也子(当時18歳)。
大渕は死刑。彩也子は無期懲役。
取材相手は
市川聖子・・・元轟出版の代理編集長で今はフリーライター。
大渕を可愛がっていた。
オカダカオリ・・・青田彩也子の隣人で幼馴染。O大学准教授。
大渕礼子・・・・死刑囚大渕と法廷画家として会い、何度か面会し結婚。
大渕の再審裁判を開くため奔走。
途中、イイダチヨ=青田彩也子と読んでいる側も思わされてしまう
やり方は、巧い!
最後は気の毒過ぎるけど・・・(;O;)
最後に明かされる本当の黒幕は・・・・この物語のなかでは
ふつうの人物だった。
その人が、元の事件に関係があったとは・・・気づかないよ~
相変わらず、嫌な話だけれど、面白かった。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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