発行年月:2020年4月
大阪万博に沸く日本。絵描きの父と料理上手の母と暮らしていた銀花は、父親の実家に一家で移り住むことになる。そこは、座敷童が出るという言い伝えの残る由緒ある醬油蔵の家だった。家族を襲う数々の苦難と一族の秘められた過去に対峙しながら、少女は大人になっていく――。圧倒的筆力で描き出す、感動の大河小説。
(新潮社HPより)
主人公・銀花の波乱万丈の人生。
父親の継ぐはずだった老舗の醤油蔵を継ぐことに決めた銀花。
次々の起きる、厄介な出来事。
それに耐えて、自身は常に前向きに気持ちを切り替えて生きる
銀花を「がんばれ~」と思いながら、読み続けた。
蔵に現れると伝えられてきた座敷童の正体がわかり
そのことが家族間の事態を一層、こじらせてしまったと悔やむ者あり。
蔵を継いだ、父の母・多鶴子や、杜氏の息子・剛。
それぞれが心の中に抱えてきた思い。
銀花はそれらに対しても向き合い、優しい言葉をかける。
銀花の人間性が素晴らしい。
波乱続きの醤油蔵にも未来は明るそうな終盤の展開は嬉しかった。
ドラマになりそうな話だなぁ~。
時代背景が、自分の子ども時代と被るので、懐かしい歌が出てきたり
してそれも面白かった。
★★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
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