発行年月:2016年5月
朱川氏自身の“主夫”体験をもとに、著者らしい温かみあふれるフィクションとして描いた渾身の一作。思わず頷ける育児の悩みや醍醐味を描きつつ、「家族の在り方・親子の関わり方」など、普遍的なテーマに鋭く言及。箱庭的な世界で巻き起こる主人公・トモローとその周囲による濃密な悲喜交々を丹念に綴った、ほっこり笑って、ほろりと涙する家族小説。
(NHK出版HPより)
朱川さんの実体験に基づいているんですね~。
公園デビューの話は、実際に体験してみたからこそ書けることかも。
トモローの考え方は随所で共感できました。
男だから介入出来て丸く納まったエピソードもあり、子育ての場にこれからは
男性もどんどん進出してくれたらいいな~と思った。
トモローが主夫をして、妻の美智子が外でバリバリ働く。
そういう関係を自然と作れる夫婦も素敵だな~。
そして、トモローが幼いときに別れた母親との関係もラストに修復されて
そちらのめでたしめでたし。
色々な親子の問題を一緒に考えさせられた物語でした。
いつもの朱川さんの物語とは違ったけれど、とても良かった!!
★★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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