どうして人は美貌に惑わされ
容姿にこだわるのだろう。
目の前に現れた男が、美しい顔で港子を誘う。
母親の恋人に唇がそっくりなその男・・・・。
警戒心がやがてその魅力に
打ち砕かれるとき、彼女は--------。
(本の帯文より)
ササ~ッと読めちゃうかな?
林さんの本では、よくある、いわゆるセレブな世界の人たちが物語の登場人物。
主人公の唐谷港子は30歳でテ-ブルコ-ディネ-タ-である52歳の母親が通う美容整形クリニックの院長と三人の食事の席で、「うちで働かないか?」の誘いで院長の秘書としてクリニックに勤務している。
クリニックに来る客は、女優であったり、モデルであったり・・・。
外見の美を何より重んじる人たちが集まる。
そんな港子自身も外見を磨くことは、女性として当然とした考えで、その美貌を求める妻子持ちの男性・室田と作家志望の美形の男性・翔一を両てんびんにかけて楽しむ日々。
あまりにも、自分の現実とかけ離れた世界であり、考え方の人たちの話なので、あまり考え読んでいましたが・・・・
大学院生でモデルのバイトをしている・泰生と出遭ったところから、面白くなりました^^;
そして、ラストは、ちょっと酷い。可哀相。
泰生って外見より中身で十分、ステキな男性だったのかも?
相手の事を気遣っていたし・・・。
でも、港子を冷たい女と責めきれない部分もあって、なんとも後味がスッキリしないお話でした。
モヤモヤ感だけが尾を引いたかんじ。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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