発行年月:2026年1月
子供の頃に出合ったいくつもの物語が、今も私を動かしている。『
不思議の国のアリス』『モモ』他、愛すべき本をめぐる物語集。
不思議の国のアリス』『モモ』他、愛すべき本をめぐる物語集。
「あなたに『本当のこと』をひとつかみ差し上げましょう」
川のそばにあるお菓子屋〈おやつ〉。
ある日店を訪れた青年は、チョコレートと引き換えに不思議な「種」を置いていく。
それをきっかけに、店主のエリカはかつて出合った一冊の本を思い出して……
表題作ほか4篇+エッセイ。忘れられない本をめぐるささやかな冒険。
(岩波書店HPより)
楽しいことを考えるなぁ~
4つの有名な物語の本に書かれていない場面を覗いているようものを
それぞれに書いて、その書評として、著者の思いを連ねている。
お話の舞台袖は、たしかにそんな会話があったとしても不思議じゃないな~と
思わせてくれる。
「不思議の国のアリス」の舞台袖では3月うさぎと時計、帽子屋、ヤマネが
なかなか終わらないお茶会で、時計が壊れてしまっているからだと気づき
修理のために必要な油を求めにいき、にせ海亀から黄金のバターを受け取り
時計が動きだし、お茶会もおわり?と思ったら・・・ずっと待っていた
誰かさんが来る気配がして「お茶会はこれからだった!」と
そのほかも主役以外があれこれ会話している様子が可笑しい。
舞台袖からの報告は、著者のエッセイみたいで
5月4日生まれでアリスの冒険、ガリヴァーが冒険に出立した日だとか。
知らなかった~
同じ5月生まれなので、日にちは違うけど、少し嬉しかったりする。
後半の「エデンの裏庭」も素敵な物語だった。
やっぱり、吉田さんのセンスがすきだ。
★★★★★
川のそばにあるお菓子屋〈おやつ〉。
ある日店を訪れた青年は、チョコレートと引き換えに不思議な「種」を置いていく。
それをきっかけに、店主のエリカはかつて出合った一冊の本を思い出して……
表題作ほか4篇+エッセイ。忘れられない本をめぐるささやかな冒険。
(岩波書店HPより)
楽しいことを考えるなぁ~
4つの有名な物語の本に書かれていない場面を覗いているようものを
それぞれに書いて、その書評として、著者の思いを連ねている。
お話の舞台袖は、たしかにそんな会話があったとしても不思議じゃないな~と
思わせてくれる。
「不思議の国のアリス」の舞台袖では3月うさぎと時計、帽子屋、ヤマネが
なかなか終わらないお茶会で、時計が壊れてしまっているからだと気づき
修理のために必要な油を求めにいき、にせ海亀から黄金のバターを受け取り
時計が動きだし、お茶会もおわり?と思ったら・・・ずっと待っていた
誰かさんが来る気配がして「お茶会はこれからだった!」と
そのほかも主役以外があれこれ会話している様子が可笑しい。
舞台袖からの報告は、著者のエッセイみたいで
5月4日生まれでアリスの冒険、ガリヴァーが冒険に出立した日だとか。
知らなかった~
同じ5月生まれなので、日にちは違うけど、少し嬉しかったりする。
後半の「エデンの裏庭」も素敵な物語だった。
やっぱり、吉田さんのセンスがすきだ。
★★★★★
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発行年月:2025年7月
「部屋が人生を決めてしまうのかな?」 「それとも、人生が部屋を決めるのかね」 フランス、ドイツ、イタリア、アメリカなど各国で翻訳されたロングセラー『おやすみ、東京』。そして、新たな東京の物語が始まる。 隣の天使から届けられる悪魔のケーキ。ベランダに置かれた大きな桃。「巨大アパート」でゴム印をつくりながら物語を紡ぐ青年。世界でいちばん雷の落ちない部屋。夜な夜なカラスと話す電話回収屋――。 東京のアパートで暮らすさまざまな人びとの夢やさみしさ、ささやかな幸福と奇跡。あたたかな交感が街を照らす、愛おしくかけがえのない21の小さな灯の物語
(角川春樹事務所HPより)
東京にある色々なアパートに暮らす人たちのお話。
ひとつひとつは短い話だけれど、どれも余韻がある素敵な話。
最初の<天使の焼いた悪魔のケーキ>からいい!
こういう、この後はたぶん・・・と想像できるお話はすき。
引っ越しの決め手は甘い香りが漂ったアパートだったから。
そして偶然、隣人がそのケーキを焼いていた人で、何度か焼いたケーキを届けて
くれる。
自分も以前、隣人からそのケーキの作り方を教わったと
引っ越しが決まったとレシピをもらう。
<おひとりさま>もよかった。
プレゼンが終わり一人祝賀会としてお気に入りの人気店でランチをしようと
訪れ、相席でよければすぐに案内できますと言われ自分の父親くらいの
紳士と相席に。会話が弾み、ハヤシライスとコーヒーをご馳走になる。
帰り際に貰った名刺を見ると、知らない人はいない会社の社長で
プレゼン相手の男性も同じ苗字だった。
あ~これ、この後、たぶん・・・・と想像してニヤニヤしちゃった。
<幽霊の電話>もよかった。
カラスのオレが語るはなし。
夜、アパートのベランダにいくのが習慣になっている。
神代アパート203号室のモリイズミのベランダ。
彼女は電話回収屋をしていて夜、仕事が終わると、仕事で使った
白い手袋をベランダに干し、それをみてカラスがベランダへ。
モリイズミ一方的に話し、カラスが大人しくそれを聞く。
なんかいいな。
どっかで聞いた名前だと思ったらモリイズミさんは以前の東京の物語で
登場していた。
たわいもない日常の話なので、暫くしたら忘れそうな話ばかり。
でも、また読んで楽しめそう♪
イラストも毎度のことながら素敵でした!
★★★★
発行年月:2025年3月
2019目の刊行以来、単行本で愛され続け、
異例のロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。
人気作家が腕によりをかけて紡いだ
とっておきの小さな物語たち。
待望の第2集ができあがりました。
◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡
◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険
◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ
◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋
◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭
◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート
◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒
今夜は少し遠いところへ
出かけてみませんか。
世界の片隅に生きる
ささやかで優しい
誰かと誰かのお話を
あなたにお届けします。
(徳間書店HPより)
ひとつひとつは、とても短いのだけど
そこに、ある雰囲気がすごくいい。すきだなぁ~。
情景とかが、ふと頭に浮かんでくる文章。
ひとつひとつの話は別々のものだけど、ふと「あれ?この人前に出てきた?」と
気づくのもあって、ちょっと嬉しくなる。
一番印象に残ったのが<1125>
11月25日の誕生日は家族で映画を見る日にした父。
母は早くに亡くなり、父と弟2人と妹とわたしの5人で映画をみる。
けれど17年前は、恋人との約束を優先し父には嘘をついてその
映画を見る会を欠席した、わたし。
そのことを詫びて父がその日、皆でみようとしていた「カマンザの朝食」の
動画データーを贈る。
カマンザの朝食・・・検索しちゃったよ(笑)
その日、映画を見る会に居たのは父のみだった。
そして、それぞれの場所で5人が「カマンザの朝食」を同時刻にみることを
約束するというのも素敵。
いい家族だな・・・・とほのぼの(^^)
いつもながら本の装丁も素敵でした♪
★★★★★
(徳間書店HPより)
ひとつひとつは、とても短いのだけど
そこに、ある雰囲気がすごくいい。すきだなぁ~。
情景とかが、ふと頭に浮かんでくる文章。
ひとつひとつの話は別々のものだけど、ふと「あれ?この人前に出てきた?」と
気づくのもあって、ちょっと嬉しくなる。
一番印象に残ったのが<1125>
11月25日の誕生日は家族で映画を見る日にした父。
母は早くに亡くなり、父と弟2人と妹とわたしの5人で映画をみる。
けれど17年前は、恋人との約束を優先し父には嘘をついてその
映画を見る会を欠席した、わたし。
そのことを詫びて父がその日、皆でみようとしていた「カマンザの朝食」の
動画データーを贈る。
カマンザの朝食・・・検索しちゃったよ(笑)
その日、映画を見る会に居たのは父のみだった。
そして、それぞれの場所で5人が「カマンザの朝食」を同時刻にみることを
約束するというのも素敵。
いい家族だな・・・・とほのぼの(^^)
いつもながら本の装丁も素敵でした♪
★★★★★
発行年月:2024年8月
前代未聞の探偵小説。
誰かが命を落とす前にその事件の謎を解く…
名探偵・除夜一郎の事件簿!
今までにはなかった探偵小説。これこそ唯一無二の吉田篤弘ワールドです。
(春陽堂書店HPより)
誰一人死なせないと事件が起きる前に事件を解決しようと推理する探偵・除夜一郎。
左右の虹彩が異なるいオッドアイで左目が青い。
それを隠すため眼帯をしている。
そして、ある日、何者かに追われているように走って来たミサキを匿う。
彼女は右目を眼帯で覆っていた。
除夜がよく行く古本屋店主の六月仰一郎の亡くなった
妹・菜緒が生前暮らしていたアパートがそのままにしてあるということで
ミサキはそこで暮らす。
この街には高い塔があり、そのため塔の下と呼ばれている。
そして、街では連続殺人事件が起きている?
亡くなった人に刻印されているアルファベット一文字。
6人目の遺体の刻印は「I」
今までのを繋げると・・・・「D」「E」「S」「P」「A」「I」
次が「R」ならば・・・DESPAIR・・・絶望
謎解きの最後は、なるほど・・・・と思えた。
でもそれをした意味はイマイチ、理解できなかったな・・・(^^ゞ
しかし、そんなことはどうでもいい。
物語の雰囲気がやはり好き。
挿絵も毎度のことながらオシャレ。
除夜とミサキ・・・いいかんじ(^^)
★★★★★
(春陽堂書店HPより)
誰一人死なせないと事件が起きる前に事件を解決しようと推理する探偵・除夜一郎。
左右の虹彩が異なるいオッドアイで左目が青い。
それを隠すため眼帯をしている。
そして、ある日、何者かに追われているように走って来たミサキを匿う。
彼女は右目を眼帯で覆っていた。
除夜がよく行く古本屋店主の六月仰一郎の亡くなった
妹・菜緒が生前暮らしていたアパートがそのままにしてあるということで
ミサキはそこで暮らす。
この街には高い塔があり、そのため塔の下と呼ばれている。
そして、街では連続殺人事件が起きている?
亡くなった人に刻印されているアルファベット一文字。
6人目の遺体の刻印は「I」
今までのを繋げると・・・・「D」「E」「S」「P」「A」「I」
次が「R」ならば・・・DESPAIR・・・絶望
謎解きの最後は、なるほど・・・・と思えた。
でもそれをした意味はイマイチ、理解できなかったな・・・(^^ゞ
しかし、そんなことはどうでもいい。
物語の雰囲気がやはり好き。
挿絵も毎度のことながらオシャレ。
除夜とミサキ・・・いいかんじ(^^)
★★★★★
発行年月:2022年12月
やすらぎのひとときに、心にあかりを灯す21話の物語。◇オオカミの先生の〈ヴァンパイア〉退治◇ギター弾きの少女の恋◇予言犬ジェラルドと花を運ぶ舟◇天使が見つけた常夜灯のぬくもり……他〈中公文庫創刊50周年記念刊行〉
(中央公論新社HPより)
手に取りやすい大きさの本で、装丁も素敵。
図書館の本だけれど、手元に置いておきたくなる。
とても短いお話が21編。
表題の<中庭のオレンジ>は、戦時下、図書館の本を守るために中庭に皆で
埋める。本と一緒に皆で食べたオレンジのタネを一緒に。
すると、それが芽を出し、やがてオレンジの実が沢山出来る。
その実で作ったお酒には物語が宿っている。
素敵な話から始まる。
これは、後で<オレンジの実る中庭><オレンジ・スピリッツの作り方>と
いう話でも、この中庭のオレンジの話が出てくる。
面白かったのは<カウント・シープ#5391>
夢主にカウントされることを待ち望む5391番の羊。
そうそう、カウントされることにはならない。
そしてある日、7番の羊と話す。
#5391が羨ましがると、毎晩カウントされるのも大変なんだという。
なるほど・・・#5391の方が気楽でいいかも・・・^m^
クスッと笑えるものあり、ちょっと不可解なものあり
これからも色々な物語を読ませてほしい。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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