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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2022年4月


ヤングケアラーをテーマにした『with you』が夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選定。坪田譲治文学賞作家・濱野京子がコロナ禍をテーマにした描き下ろし最新作。
6月。コロナの休校開けの生徒たちを待っていたのでは、「コロナに負けるな!」のメッセージと見事な黒板アート。こんなすごい絵、誰が描いたのか? 美術部2年の立花輝も興味津々。そんななか再開した学校は、今までと何もかも違う。みんなマスクをつけ、ソーシャルディスタンスに気をつける毎日。文化祭も運動会もなくなるらしい。なんとなく味気ない日々を送るうち、輝は新しいクラスメイトの貴理・絵実・堅人らとあるイベントをやることに──。
同じような経験をしたはずの全国の中学生に送る、コロナから「ふつう」をとりもどすための、輝たちがはじめたささやかな抵抗の物語!


                 (講談社HPより)



コロナ禍だけれど中学生の学校生活が、楽しそうなのは読んでいてストレスなく
よかった。

主人公の立花輝は、コロナ禍前からマスクをしていて、今は皆がマスクをしている
状況はかえって好都合。
なるほど・・・・こういう子もいるんだな。
暑い時期じゃなければ、顔半分が隠れるマスクって大人でも好都合なこと
多いかも。


中学二年の輝は、ちょっと内向的だけど、人と関わりたくないわけじゃなく
自分の意見もちゃんと言えるしいい子だな。
自分と似たようなかんじの藤枝貴理との距離が少しづつ縮まっていくかんじも
楽しい。

読み終えて表紙の表裏を広げると・・・・二人の様子かな?と想像できる絵で
にんまりししゃった(笑)



コロナ禍で合唱大会とかいろいろな行事がなくなって・・
そんななか輝の提案を具体的に貴理が提案書にして生徒会へ出して
開催された黒板アートコンクールは楽しそう。
実際、こういうのは流行っているのかな?
材料費もあまりかからず場所もとらず、片付けも簡単でいいな~。


最初に登場した謎の黒板アートを描いた人もわかって、すっきり。


濱野さんの小説は楽しいからすき。




                       ★★★★
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