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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2025年2月


『手始めに、有害な生物を駆除する。害虫、病原菌、草食動物、そして人間』
植物の「魔の手」から
逃れられるか!?
人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!
スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?


                   (角川書店HPより)



最初は、のどかなかんじで始まった。
グリーンプラネットという会社の研究農場で働く研究員(助手)の村岡野乃。
社長・・・真室(元大学教授、植物神経生物学の第一人者)
石嶺・・・研究員(大学助教授と兼任)、植物語翻訳プログラムに関わる
三井・・・女性研究員


そして研究に使う森を無償に近い条件で提供している由井(70代後半)



森のなかを歩き、何か違和感を感じる野乃。
農園で育てている大豆を茹でて試食した者が体の異常を訴え救急搬送。
ユーカリの林から広がる山火事。
やたら攻撃的なカラス。

植物から発された言葉「ト・・・キ・・・オ・・・マ・・・テ・・・」
「地球に緑を」 「我らが緑の大地」



アカシアの木の樹液を舐め続ける由井は、アカシアに誘導されて異常行動。
社長の真室は襲われて命を落とす。

段々とハードになってきて、終盤は、野乃が逃げる逃げる。
1歳半の息子・イツキと共に・・・

もうハラハラドキドキが止まらない展開に・・・・
山のなかで祖父と生活して得た知恵が役立ちなんとか危機から逃れるのだけど
怖い怖い( ;∀;)


植物が意思を持って人間を攻撃してくるって、想像してなかった。
動物や昆虫をも操れる力を持っているって凄すぎ。


想像以上の面白さだった。




                     ★★★★
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