発行年月:2025年1月
コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』という講座を担当することになる。PCを通して語られるそれぞれの記憶、忘れられない風景、そこから生まれる言葉……。PC越しに誰かの記憶が、住む場所も年齢もばらばらな人たちの別の新たな記憶を呼び覚まし、ゆるやかにつながりあってゆく。
読売新聞夕刊連載小説、待望の単行本化
(中央公論新社HPより)
コロナ禍でリモートの講座に参加するメンバーたちが
テーマに沿った情景や写真をそれぞれ提供し、みなで共有する。
知らない場所なのに、知っているような・・・懐かしいような・・・
実に楽しそうな講座で、いちいち頭のなかで景色やそこにいる人のことを
想像してしまうので読む速度は遅かった。
でもそんな時間が楽しい。
文章だけを追うと何ら変哲のないものだけれど・・・
コロナ禍がやや落ち着いた2年後、皆が集まった様子が
これまた凄く楽しそう。
会うのは初めてなのに、もう皆、友達というかんじで会話がポンポン弾み
そのかんじのまま、街を歩く。
こんなかんじならどこまでも歩いて行けそう。
後半の3枚の写真をそれぞれが提示し、そこに文章を付けるというのは
特に面白かった。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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