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発行年月:2024年8月


前代未聞の探偵小説。
誰かが命を落とす前にその事件の謎を解く…
名探偵・除夜一郎の事件簿!
今までにはなかった探偵小説。これこそ唯一無二の吉田篤弘ワールドです。

               (春陽堂書店HPより)




誰一人死なせないと事件が起きる前に事件を解決しようと推理する探偵・除夜一郎。

左右の虹彩が異なるいオッドアイで左目が青い。
それを隠すため眼帯をしている。

そして、ある日、何者かに追われているように走って来たミサキを匿う。
彼女は右目を眼帯で覆っていた。


除夜がよく行く古本屋店主の六月仰一郎の亡くなった
妹・菜緒が生前暮らしていたアパートがそのままにしてあるということで
ミサキはそこで暮らす。

この街には高い塔があり、そのため塔の下と呼ばれている。
そして、街では連続殺人事件が起きている?
亡くなった人に刻印されているアルファベット一文字。


6人目の遺体の刻印は「I」
今までのを繋げると・・・・「D」「E」「S」「P」「A」「I」
次が「R」ならば・・・DESPAIR・・・絶望



謎解きの最後は、なるほど・・・・と思えた。
でもそれをした意味はイマイチ、理解できなかったな・・・(^^ゞ


しかし、そんなことはどうでもいい。
物語の雰囲気がやはり好き。
挿絵も毎度のことながらオシャレ。


除夜とミサキ・・・いいかんじ(^^)



                          ★★★★★

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