忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[2872]  [2871]  [2870]  [2869]  [2868]  [2867]  [2866]  [2865]  [2864]  [2863]  [2862



発行年月:2024年4月


安徳帝は入水せず、三種の神器の剣とともに土佐山中に消えた」。伝承を信じて、後鳥羽上皇のため神剣探索の旅に出た忠臣・有綱。苦難の果てに帝一行が住み着いたという集落を発見するが、そこでは思いも寄らない運命が待ち構えていた。一人の若者の冒険と恋を通じて、日本史最大の謎に挑んだ著者新境地の長編歴史ロマン。


                 (新潮社HPより)



壇ノ浦の戦いから36年後。
幕府軍に敗れ、隠岐の島へ追いやらる後鳥羽上皇。
三種の神器の剣さえあれば、再び力を持てるのに・・・・という心があったのか?
上皇の愛妾である伊賀局(亀菊)からの頼みで、その神剣を探す旅に出る
小楯有綱。途中刀匠・長船暁斎の元を訪ね、その愛弟子・伊織も同行。

有綱と伊織の関係が最初はギクシャクしたものだったが段々と良き相棒に
変わっていく。
更にある里で出会った不思議な少女・奈岐が剣の在る場所を知ると申し出
同行。
3人の旅となる。
ここからは、冒険ファンタジーのようなかんじで楽しかった。
歴史も絡み、壇ノ浦の戦いで敗れた平家側の苦労などもよくわかった。

そして、後鳥羽上皇の苦悩も。

旅の結末は・・・・
上手い具合におさまった。
納得の結末。

有綱がある集落でであった可乃と良い関係になり、旅の終わったあと
再びそこに向かうのかな?というのもいい。

色んな要素(歴史、冒険、恋愛)が楽しめた。



                    ★★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 4 6 7
8 10 12 13 14
17 18 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]