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発行年月:2024年2月


藤原道長の栄華を転覆させようと都を暗躍する盗賊たち。道長邸で働く女房・小紅は、盗賊の首魁が死んだはずの兄との噂を知り探索を始める。その過程で権力を巡る暗闘とそれに翻弄される者たちの恨みを知った小紅は、やがて王朝を脅かす秘密へと辿り着き――紫式部、和泉式部も巻き込んで咲き誇る平安ロマン、艶やかに開幕。

                 (新潮社HPより)



面白かった!!
大河ドラマの影響もあり、すんなり話が頭に入って来たのもよかった!

時もちょうど、今の大河ドラマとおなじ。
紫式部が物語を書き始めた頃で、道長邸(土御門第)で働く小紅も
新しい物語を読むのを楽しみにしている。

時は、道長の時代だけれど、そんな道長を憎む者もして
その盗賊の首魁が小紅の兄・保輔だという。
その兄・保輔は捕らえられ獄中、自害したと聞くが
小紅の記憶の兄は無骨ながらも優しい兄だった。
そして再び、賊が土御門第に侵入する。

小紅は、兄・保輔と賊の関係を知りたいと一人、模索する。

小紅の兄は3人いて、保輔は3男。
長男は闇討ちで殺害されており、次男の保昌は、道長に仕えている。


賊と対面して兄の生前のことを聞くが、その賊たちもやがて何者かに惨殺される。
賊の仲間で一人生き延びた少女・御以子は、兄のことを父親だと言っていた。
その謎ときもなかなか興味深いものだった。

保輔と道長の妻・倫子との関係は、なんだか胸キュンものだったし
ドラマにしても十分、面白そうな物語だった!



                      ★★★★★

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