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発行年月:2021年9月


大切な人が殺された時、あなたは何を望みますか――。
警察専門のカウンセラー・唯子(ゆいこ)の仕事は、事件被害者やその家族のケアをすることだ。
夫を殺されたのに自分こそ罰を受けるべきだという妻。
誘拐犯をかばい嘘の証言をする少女。
傷から快復したはずなのに、姉を殺した加害者に復讐した少年……
多くを語らないクライエントが抱える痛みと謎を解決するため、唯子は奔走する。
絶望の淵で、人は誰を想い、何を願うのか。そして長い沈黙の後に訪れる、小さいけれど確かな希望――。
80万部突破「MOMENT」シリーズ、『dele』の著者が贈る、深く胸に響く物語。

                   (集英社HPより)





久しぶりに本多さんの書を図書館で見つけて手に取った。


やはり、読みやすく心に響く内容。

臨床心理士の女性・高階唯子が、警察からの依頼で犯罪の被害者家族をカウンセリング
している。
普段は大学に席を置き、このカウンセリングは安曇教授が紹介してくれたという。

唯子の父親は殺人事件の犯人であり、そのことを唯子は重く受け止め自身が出来る
償いを続けている、その姿は立派だけど、少し自分を追い込み過ぎているかんじも
する。

父親の犯した殺人事件の被害者側家族にあまりにも関わりすぎなのが心配だった。
被害者の息子である雅弘が、分別ある人だったからホッとしたけれど・・・

刑事の沖上が唯子を、この先も守ってくれるといいな。


色々な犯罪被害者の家族に接する唯子は、一生懸命で、その姿は素晴らしい。
安曇教授も犯罪の被害者家族に向き合うことで唯子自身の心のケアに
繋がると思って紹介したのかも。


しかし、始終、重たい話だった。
自分には関係ないことでありますように・・・・。



本多さんの「MOMENT」シリーズ3冊目を読んでいないことに気づいた!
早速、読まなきゃ!!


                     ★★★★
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