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発行年月:2021年9月
3年連続本屋大賞ノミネートの
青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』の次の物語
桜並木のそばに佇む「マーブル・カフェ」では、定休日の月曜日に「抹茶カフェ」が開かれ――。ツイていない携帯ショップ店員、愛想のない茶問屋の若旦那、祖母が苦手な紙芝居師、京都老舗和菓子屋の元女将……。一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ心癒やされる物語。
3年連続「本屋大賞」にノミネートされた青山美智子さんの最新文庫本。川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日にだけ「抹茶カフェ」を営むことに。ついていない携帯ショップの店員、妻を怒らせてしまった夫、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将……。思い悩む人々が誰かの何気ない言葉で前向きな気持ちになっていく――。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。――これは、一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心温まるストーリー。『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場する。
カバー写真:田中達也(ミニチュアライフ)
(宝島社HPより)
1月~12月。
それぞれの季節で繰り広げらる物語。
マーブル・カフェに関連する人たちが登場するので、たのしい。
最初の話では京都のお茶問屋の一人息子・福居吉平が、
ちかいうちに東京に支店をだすため
マーブル・カフェのイベント「抹茶カフェ」で抹茶をふるまう。
そこに訪れた携帯ショップ店員の美保。
ふたりのやり取りがなんだか、いいなぁ~と思うものだったので
最後の話で再会したのは、期待していた通りで嬉しくなった。
他の話もどれもいい。
やはり、こういうほっこり系の物語はいいな~。
★★★★
(宝島社HPより)
1月~12月。
それぞれの季節で繰り広げらる物語。
マーブル・カフェに関連する人たちが登場するので、たのしい。
最初の話では京都のお茶問屋の一人息子・福居吉平が、
ちかいうちに東京に支店をだすため
マーブル・カフェのイベント「抹茶カフェ」で抹茶をふるまう。
そこに訪れた携帯ショップ店員の美保。
ふたりのやり取りがなんだか、いいなぁ~と思うものだったので
最後の話で再会したのは、期待していた通りで嬉しくなった。
他の話もどれもいい。
やはり、こういうほっこり系の物語はいいな~。
★★★★
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発行年月:
2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。累計26万部を突破した『木曜日にはココアを』。その12編の物語に登場したワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、絵本のような小説です。カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。
(宝島社HPより)
「木曜日にはココアを」に引き続き、読んだので、その後日談や前日談が読めて
よかった。
登場人物たちは、みんなそれぞれ幸せそうで、こちらまで嬉しくなる。
本の表紙には、NHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックになった
田中さんの可愛いミニュチュア人形たちが・・・。
それぞれの登場人物たちのイメージもし易かった(^^)
関連本、まだあるようなので、そちらも読んでみよう
★★★★
発行年月:2017年9月
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店
「マーブル・カフェ」。
そのカフェで出された一杯のココアから
始まり、東京とシドニーをつないでいく
12色のストーリー。
卵焼き作る、ココアを頼む、
ネイルを落とし忘れる……。
小さな出来事がつながって、
最後はひとりの命を救う――。
あなたの心も救われるやさしい物語。
(宝島社HPより)
12の短編が順番にリンクしていく。
最初の<木曜日にはココアを>では、マーブル・カフェの雇われ店長になった
ワタルの話。
いつも木曜日の大抵決まった午後の時間に、決まった席で海外の誰かに
手紙を書いている女性に惹かれる。
名前がわからないので密かに「ココアさん」と呼ぶことに・・・
その女性が最後の方で登場して、彼女・マコも実はワタルに好意を抱いていて
意を決して、ラブレターを書いて渡そうとしている。
あ~この後は・・・・。
各おはなしに出て来る人が、次の話の主人公になっていく楽しい連作でした。
関連本も手元に借りてあるので、続けて読むのが楽しみ♪
★★★★
12の短編が順番にリンクしていく。
最初の<木曜日にはココアを>では、マーブル・カフェの雇われ店長になった
ワタルの話。
いつも木曜日の大抵決まった午後の時間に、決まった席で海外の誰かに
手紙を書いている女性に惹かれる。
名前がわからないので密かに「ココアさん」と呼ぶことに・・・
その女性が最後の方で登場して、彼女・マコも実はワタルに好意を抱いていて
意を決して、ラブレターを書いて渡そうとしている。
あ~この後は・・・・。
各おはなしに出て来る人が、次の話の主人公になっていく楽しい連作でした。
関連本も手元に借りてあるので、続けて読むのが楽しみ♪
★★★★
発行年月:2020年11月
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。
狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集......。
そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。
自分が本当に「探している物」に気がつき、
(ポプラ社HPより)
司書の小町さゆりさんが、お薦めしてくれる本が、それぞれの人の気持ちを前向きに
してくれる。
<一章 朋香21歳 婦人服販売員>
今の仕事にやりがいを見つけられず、転職も考える朋香。
食堂で一緒になった眼鏡売り場の桐山くんにそんな話をする。
パソコンを習得したほうがいいのかな?に公民館とか区民センターのような
ところでも学べるよと。
調べて向かったのは近くの小学校に併設されている集会所。
そこのパソコン教室に通い、そこにあった図書室でパソコンの本を借りようと
向い司書の小町さゆりからお薦めの本とおまけの羊毛フェルトのフライパンを
貰う。
<第二章 涼 35歳 家具メーカー経理部>
会社の人間関係に不満。上司の尻ぬぐいばかりさせられている。
自分にはアンティークの店を持つという夢がある。
恋人の比奈(25歳)は、シーグラスでアクセサリーづくりをしている。
比奈の誘いで小学校のコミュニティで「鉱物とあそぶ」という講演会に参加。
図書室の存在に気づき、アンティークの本でも探そうと。
そして小町さんに会いお薦め本と羊毛フェルトのキジトラ(猫)を貰う
<三章 夏美 40歳 元雑誌編集>
37歳で娘を出産。
産後3か月で職場復帰するが編集部から資材部への異動となりショック。
週末、娘を連れて小学校内のコミニティハウスへ行ってみる。
キッズスペースもあり絵本の棚も。
司書の小町さんからは絵本と占いの本、羊毛フェルトは地球。
<四章 浩弥 30歳 ニート>
イラストの勉強がしたいと高校卒業後は、デザイン学校に通ったが
就職につまずきニート状態。
自分の絵は受け入れられないのか?
母親からのお使いでコミュニティハウスを訪れ、好きな漫画の本もあるかな?と
図書室に。
小町さんとは漫画の話が弾む。
薦められた本を持ち帰るのはお使いの品があり重たいなと思っていたら
「読みにくれば?」と。
羊毛フェルトは小さな飛行機。
<五章 正雄 65歳 定年退職>
コミュニティハウスで妻がパソコンのインストラクターをしている。
囲碁でも習ったら?と勧められ通うことに。
囲碁の本でも借りようかな?と図書室へ。
司書の小町さんの机に自分が勤務していた
呉宮堂のハニードームの箱があることが嬉しく話しかけ会話が弾む。
囲碁の本3冊のほかに「げんげと蛙」という本を薦めてもらう。
羊毛フェルトは蟹。
みんな小町さんとの会話から良い方向へ向かう。
お話の主人公たちが少しずつリンクしているのもいい。
★★★★★
(ポプラ社HPより)
司書の小町さゆりさんが、お薦めしてくれる本が、それぞれの人の気持ちを前向きに
してくれる。
<一章 朋香21歳 婦人服販売員>
今の仕事にやりがいを見つけられず、転職も考える朋香。
食堂で一緒になった眼鏡売り場の桐山くんにそんな話をする。
パソコンを習得したほうがいいのかな?に公民館とか区民センターのような
ところでも学べるよと。
調べて向かったのは近くの小学校に併設されている集会所。
そこのパソコン教室に通い、そこにあった図書室でパソコンの本を借りようと
向い司書の小町さゆりからお薦めの本とおまけの羊毛フェルトのフライパンを
貰う。
<第二章 涼 35歳 家具メーカー経理部>
会社の人間関係に不満。上司の尻ぬぐいばかりさせられている。
自分にはアンティークの店を持つという夢がある。
恋人の比奈(25歳)は、シーグラスでアクセサリーづくりをしている。
比奈の誘いで小学校のコミュニティで「鉱物とあそぶ」という講演会に参加。
図書室の存在に気づき、アンティークの本でも探そうと。
そして小町さんに会いお薦め本と羊毛フェルトのキジトラ(猫)を貰う
<三章 夏美 40歳 元雑誌編集>
37歳で娘を出産。
産後3か月で職場復帰するが編集部から資材部への異動となりショック。
週末、娘を連れて小学校内のコミニティハウスへ行ってみる。
キッズスペースもあり絵本の棚も。
司書の小町さんからは絵本と占いの本、羊毛フェルトは地球。
<四章 浩弥 30歳 ニート>
イラストの勉強がしたいと高校卒業後は、デザイン学校に通ったが
就職につまずきニート状態。
自分の絵は受け入れられないのか?
母親からのお使いでコミュニティハウスを訪れ、好きな漫画の本もあるかな?と
図書室に。
小町さんとは漫画の話が弾む。
薦められた本を持ち帰るのはお使いの品があり重たいなと思っていたら
「読みにくれば?」と。
羊毛フェルトは小さな飛行機。
<五章 正雄 65歳 定年退職>
コミュニティハウスで妻がパソコンのインストラクターをしている。
囲碁でも習ったら?と勧められ通うことに。
囲碁の本でも借りようかな?と図書室へ。
司書の小町さんの机に自分が勤務していた
呉宮堂のハニードームの箱があることが嬉しく話しかけ会話が弾む。
囲碁の本3冊のほかに「げんげと蛙」という本を薦めてもらう。
羊毛フェルトは蟹。
みんな小町さんとの会話から良い方向へ向かう。
お話の主人公たちが少しずつリンクしているのもいい。
★★★★★
発行年月:2021年11月
2022年本屋大賞第2位!
二度読み必至の感動作、待望の文庫化。
◇STORY
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、「エスキース」というタイトルの絵に出会い……(「東京タワーとアーツセンター」)。
一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。
著者新境地の傑作連作短編。
(PHP研究所HPより)
一章~四章とエピローグ。
最初の話<金魚とカワセミ>は
交換留学生としてメルボルンに来たレイとブーの出会い
ブーは日本語ができ、人見知りのレイの良き話相手になってくれる。
ブーの友人で画家の卵ジャック・ジャクソンの絵のモデルを引き受ける。
絵のタイトルは「エスキース」
<二章 東京タワーとアーツ・センター>
美大卒の空知(30歳)は、画商や画家に向けた額縁の制作や販売をする工房に
勤務している。美大生の頃、メルボルンの画材屋でみた
画家・ジャック・ジャクソンの絵が忘れられない。
その絵が工房にやってくる。
額装を是非、やらせて欲しいと経営者に頼み、OKをもらう。
<三章 トマトジュースとバタフライピー>
漫画家として売れっ子になった砂川(26歳)は以前、アシスタントをしていた
漫画家のタカシマ剣との対談を希望し、とある喫茶店へ。
その店の壁に飾ってある「エスキース」という絵に魅了される。
<四章 赤鬼と青鬼>
輸入雑貨店で働き始めて1年半の茜。
イギリスに買い付けに行ってみない?とオーナーに言われ快諾。
が・・・パスポートは別れた恋人と同棲していたマンション。
仕方なく1年ぶりに連絡し、マンションに取りにいく。
<エピローグ>
ブーとレイは、ベルボルンの期間限定の恋人の後、レイが帰国したあとも
遠距離恋愛を続け、ブーがやがて日本に。
二人はお金を貯め、念願の画廊を東京に持つ。
その画廊のイベントに「エスキース」が素敵な額とともに飾られる。
ブーとレイは、円城寺 蒼と立花 茜だった。
この短編連作は、最初の話がずっと繋がっていたんだと気づいたときは
嬉しかった!!
素敵なお話。
青山さんの書く物語は、いつも素敵だ。
エスキースとは絵の下絵の意味らしい。
なるほど・・・そういう意味と分かると、この表題はピッタリだ。
★★★★★
(PHP研究所HPより)
一章~四章とエピローグ。
最初の話<金魚とカワセミ>は
交換留学生としてメルボルンに来たレイとブーの出会い
ブーは日本語ができ、人見知りのレイの良き話相手になってくれる。
ブーの友人で画家の卵ジャック・ジャクソンの絵のモデルを引き受ける。
絵のタイトルは「エスキース」
<二章 東京タワーとアーツ・センター>
美大卒の空知(30歳)は、画商や画家に向けた額縁の制作や販売をする工房に
勤務している。美大生の頃、メルボルンの画材屋でみた
画家・ジャック・ジャクソンの絵が忘れられない。
その絵が工房にやってくる。
額装を是非、やらせて欲しいと経営者に頼み、OKをもらう。
<三章 トマトジュースとバタフライピー>
漫画家として売れっ子になった砂川(26歳)は以前、アシスタントをしていた
漫画家のタカシマ剣との対談を希望し、とある喫茶店へ。
その店の壁に飾ってある「エスキース」という絵に魅了される。
<四章 赤鬼と青鬼>
輸入雑貨店で働き始めて1年半の茜。
イギリスに買い付けに行ってみない?とオーナーに言われ快諾。
が・・・パスポートは別れた恋人と同棲していたマンション。
仕方なく1年ぶりに連絡し、マンションに取りにいく。
<エピローグ>
ブーとレイは、ベルボルンの期間限定の恋人の後、レイが帰国したあとも
遠距離恋愛を続け、ブーがやがて日本に。
二人はお金を貯め、念願の画廊を東京に持つ。
その画廊のイベントに「エスキース」が素敵な額とともに飾られる。
ブーとレイは、円城寺 蒼と立花 茜だった。
この短編連作は、最初の話がずっと繋がっていたんだと気づいたときは
嬉しかった!!
素敵なお話。
青山さんの書く物語は、いつも素敵だ。
エスキースとは絵の下絵の意味らしい。
なるほど・・・そういう意味と分かると、この表題はピッタリだ。
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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