発行年月:2020年10月
お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う――。
暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。
拳の咆哮轟くシスターハードボイルド!
装画:寺田克也
(河出書房新社HPより)
今年、イギリスのタガー賞を受賞したと話題になった本。
ハードボイルドは普段は読まないんだけれど・・・
凄く面白かった。
暴力的な描写は結構、グロいけれど、読みやすかった。
暴力団組長の一人娘・尚子(短大生)の護衛係としてスカウトされた
真道依子(22歳)。
依子は慎重170cm超えで体重は75kg。
風貌は日本人離れしていて、幼いころから祖父母の元で暮らし
祖父からは、敵を倒す技を多く学んでいて、喧嘩が大好き。
祖父母が亡くなり、新しい暴力を探して東京へ。
最初は、尚子と依子の関係はギクシャク。
でも、あることを境に、二人はお互いを信頼するように・・・
尚子の父親が鬼畜で、二人は屋敷を飛び出すことになる。
その先は、それまでの違った暴力関係なしの生活。
結局、追われることを恐れて世間をも騙す容姿と偽名で暮らすんだけど
う~ん、なんか拍子抜けな終わり方だったかな?
尚子の母親は組頭の男と出奔したのだけど、交通事故現場から車に
残された親子を助けたことが原因で存在が組にもバレる。
その後、どうなったんだろ?
二人が使っていた偽名を後に、尚子と依子が買うことになるんだけれど
母親と組頭は、その名前を使う必要がなくなって無事に
生きていてくれたらいいんだけれど・・・。
普段、あまり読まないかんじの話で、賞を貰ったと話題に
ならなければ、読まなかった1冊。
まあまあ楽しめた。
★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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