発行年月:2026年5月
単行本
電子書籍
『#台所のあるところ』(原田ひ香)
直木賞候補作! 6つの台所とわたしの物語
第175回直木賞候補作!
『三千円の使いかた』の著者が贈る、
ちょっぴりほろ苦く、じんわり心に沁みこむ「暮らし」をめぐる物語。
◇◇◇
2人の子供が巣立ち、定年を迎えた夫は長年望んでいた仕事のため海外へ。広い家にひとり残された主婦は、15年前、越してきた日に購入を諦めたステンレス製の両開き大型冷蔵庫を迎え入れるべく、家電量販店を目指す。今度こそ、自分が本当に欲しい冷蔵庫を手に入れるため……。(ままならないキッチン、ままならない人生)
昔から「内藤」と「鈴木」姓の人間しか住まず、たがいに反目し合い、口すら利かない風習の島に嫁いだ女性を待ち受けていた運命は?(冷凍庫冷蔵庫合わせて五台)
食べ盛りで生意気な4人の子供を育てるシングルマザーの台所には、常に油をなみなみ張った中華鍋が鎮座している。(毎日、揚げもの)
……世代も境遇もバラバラの5人の女性たちの前には、30分の深夜ドラマ「台所のあるところ」があった。
目次
ままならないキッチン、ままならない人生
半殺し
冷凍庫冷蔵庫合わせて五台
毎日、揚げもの
犬のご飯、私のご飯
鎌倉の家
(文藝春秋HPより)
5人の女性たちの話。
みんなそれぞれ、頑張っているけれど、疲れている。
一番、深刻だと思ったのは<冷凍庫、冷蔵庫合わせて5台>の
鈴木寿子(65歳)かな?
東京から夫の故郷の島に嫁いで30年以上。
10年前に夫が亡くなり、子どもたちもそれぞれ独立し島から離れての
一人暮らし。
それだけなら、のんびり暮らせていいんだけれど。。。
島の風習がとんでもない。
島に昔から住むのは「鈴木」と「内藤」の二つの姓で
それぞれは、互いに口を利かないらしい。
妊娠中の受診時には、どんなに早く受付しても午前の遅い時間とか。
看護師が「内藤」だから。
無理無理・・・・(ノД`)・゜・。
そして、茶飲みの習慣も・・・ヤダヤダ・・・(ノД`)・゜・。
唯一、「内藤」姓で仲良くなった千寿子さんの存在は大きかった。
でも、彼女も亡くなった。
島から出ればいいじゃんと思いながら、読んだ。
でも最後の章で、5人のその後がわかるエピソードがあり
寿子も島から出て鎌倉で暮らすことが決まり、良かった!
偶然すぎるけど、ホッとしたわ~
5人の女性たちが見ているドラマが「台所のあるところ」。
こちらの行方も気になりつつ、最後はいい感じで終わってホッ。
直木賞候補にしては、ちょっと普通だったけど
まあまあ楽しめた。
★★★
(文藝春秋HPより)
5人の女性たちの話。
みんなそれぞれ、頑張っているけれど、疲れている。
一番、深刻だと思ったのは<冷凍庫、冷蔵庫合わせて5台>の
鈴木寿子(65歳)かな?
東京から夫の故郷の島に嫁いで30年以上。
10年前に夫が亡くなり、子どもたちもそれぞれ独立し島から離れての
一人暮らし。
それだけなら、のんびり暮らせていいんだけれど。。。
島の風習がとんでもない。
島に昔から住むのは「鈴木」と「内藤」の二つの姓で
それぞれは、互いに口を利かないらしい。
妊娠中の受診時には、どんなに早く受付しても午前の遅い時間とか。
看護師が「内藤」だから。
無理無理・・・・(ノД`)・゜・。
そして、茶飲みの習慣も・・・ヤダヤダ・・・(ノД`)・゜・。
唯一、「内藤」姓で仲良くなった千寿子さんの存在は大きかった。
でも、彼女も亡くなった。
島から出ればいいじゃんと思いながら、読んだ。
でも最後の章で、5人のその後がわかるエピソードがあり
寿子も島から出て鎌倉で暮らすことが決まり、良かった!
偶然すぎるけど、ホッとしたわ~
5人の女性たちが見ているドラマが「台所のあるところ」。
こちらの行方も気になりつつ、最後はいい感じで終わってホッ。
直木賞候補にしては、ちょっと普通だったけど
まあまあ楽しめた。
★★★
PR
発行年月:2026年7月
珊瑚の女王を殺したのは、
誰なんだ?
9人全員何かを隠している
白珠湾の海を守るーー生まれ故郷の海を愛する母と、
国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った
浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持して
ウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。
幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。
第30作にして新たなる挑戦――究極のブロマンス・ミステリ
(マガジンハウスHPより)
ブロマンス?
調べたら・・・男性同士の強い友情や絆をロマンチックに描いた関係
なるほど・・・
まさにそんな内容の物語だった。
9人の男性の中で唯一の女性・杉浦汐音が、物語のなかの重要な人物として
存在している。
物語は、9人の男性の語りが、それぞれ章になっている。
<第一章 浜崎朔也>
父は国際競技壇で海洋環境保全のための調査員だった。
母は、難病を抱えていたが父と同様、海を愛していた
父の仕事の関係で途上国と呼ばれる海外で暮らした経験あり
<第二章 凪真>
朔也の高校時代の剣道部の副部長
東京の大学に進学し大学卒業後は新聞社に就職
<第三章 島田淳>
朔也とは大学生時代に知り合う
瀬戸内海にある白綱島の生まれで、朔也が興味を持ち
夏休みを一緒に白綱島で過ごした思い出もある
大学では海で使われる物の環境に優しい素材での開発研究を始める。
<第四章 洲原壮一>
実家は民宿すはら
大学のサークルでは海洋清掃を含むボランティアサークルに所属。
他大学との交流イベントで杉浦汐音に出会う。
<第五章 海野健斗>
帰国子女。
帰国して日本の生活に馴染めなかったけれど海で過ごし、そこで亀を
見ることで癒された。
ある日、命を落としたウミガメを獣医の元に連れて行き
その原因は海洋ごみだと知り、海の生物に害を及ぼさないプラスチックを
作りたいと大学で研究する
<第六章 水元亮司>
祖父は日本一海が似合う男と言われた俳優
大好きな祖父に付いて祖父の別荘のあった朔也たちが暮らす島にも来て
交流を持つ
アメリカ留学し、映像の勉強をし帰国する
<第七章 潮見翔>
朔也の幼馴染
漁師の父との二人暮らし
<第八章 杉浦航生>
朔也の中学時代の剣道部部長
父親が剣道場を営んでいて、朔也もそこに通う
高校卒業後、海上保安庁に勤務する
汐音の兄
<第九章 浜崎元樹>
朔也の弟
絵を描くのが得意。幼いときは病弱だったが剣道で鍛え
段々と逞しくなる
大学は北海道の農学部で環境科学を学ぶ
卒業後は県庁職員に
最後の章では全員集合となるが、浜崎朔也と杉浦汐音の散骨の場面。
仲間たちは二人の結婚式だという。
全体を通じて、仲間たちの絆を描いた良い物語という今までにはない
湊作品。
そんななか、ヨットハーバーの火災や朔也と汐音の死という
暗い出来事もある。
ヨットが燃えたことで、潮見翔が少年院まで入ったということは、ちょっと
理解できなかった。
翔は全く悪くないのに、そこまで犠牲になる必要あったのか?
その真相がわかると、その時、誰かが本当のことを自分の胸にしまわず
伝えていたら・・・と思ってしまう。
高校生や中学生だからの判断だったのか?
「珊瑚の女王は誰に殺された?」っていうけれど、汐音の死の真相の
本当のところは、はっきりしない。
彼女自身も自分で自分を精神的に追い詰めていたのかも。
罪を犯してしまったことを誰からも責められず、むしろ庇って貰って・・・
主人公だと思って途中まで読んでいた朔也の死はビックリだった。
でも、朔也のやりたかったことを、それぞれが協力できる分野で
力を合わせ実現していく様子は良かった。
最後の場面は、爽やかなかんじで終わっいたけれど、何だか、モヤモヤした
気持ちが残ったな・・・・。
登場人物が多くてちょっと頭のなかがぐちゃぐしゃして
すんなり読めないのも軽くストレスだったし・・・
面白くないわけじゃないけれど・・・。
★★★
(マガジンハウスHPより)
ブロマンス?
調べたら・・・男性同士の強い友情や絆をロマンチックに描いた関係
なるほど・・・
まさにそんな内容の物語だった。
9人の男性の中で唯一の女性・杉浦汐音が、物語のなかの重要な人物として
存在している。
物語は、9人の男性の語りが、それぞれ章になっている。
<第一章 浜崎朔也>
父は国際競技壇で海洋環境保全のための調査員だった。
母は、難病を抱えていたが父と同様、海を愛していた
父の仕事の関係で途上国と呼ばれる海外で暮らした経験あり
<第二章 凪真>
朔也の高校時代の剣道部の副部長
東京の大学に進学し大学卒業後は新聞社に就職
<第三章 島田淳>
朔也とは大学生時代に知り合う
瀬戸内海にある白綱島の生まれで、朔也が興味を持ち
夏休みを一緒に白綱島で過ごした思い出もある
大学では海で使われる物の環境に優しい素材での開発研究を始める。
<第四章 洲原壮一>
実家は民宿すはら
大学のサークルでは海洋清掃を含むボランティアサークルに所属。
他大学との交流イベントで杉浦汐音に出会う。
<第五章 海野健斗>
帰国子女。
帰国して日本の生活に馴染めなかったけれど海で過ごし、そこで亀を
見ることで癒された。
ある日、命を落としたウミガメを獣医の元に連れて行き
その原因は海洋ごみだと知り、海の生物に害を及ぼさないプラスチックを
作りたいと大学で研究する
<第六章 水元亮司>
祖父は日本一海が似合う男と言われた俳優
大好きな祖父に付いて祖父の別荘のあった朔也たちが暮らす島にも来て
交流を持つ
アメリカ留学し、映像の勉強をし帰国する
<第七章 潮見翔>
朔也の幼馴染
漁師の父との二人暮らし
<第八章 杉浦航生>
朔也の中学時代の剣道部部長
父親が剣道場を営んでいて、朔也もそこに通う
高校卒業後、海上保安庁に勤務する
汐音の兄
<第九章 浜崎元樹>
朔也の弟
絵を描くのが得意。幼いときは病弱だったが剣道で鍛え
段々と逞しくなる
大学は北海道の農学部で環境科学を学ぶ
卒業後は県庁職員に
最後の章では全員集合となるが、浜崎朔也と杉浦汐音の散骨の場面。
仲間たちは二人の結婚式だという。
全体を通じて、仲間たちの絆を描いた良い物語という今までにはない
湊作品。
そんななか、ヨットハーバーの火災や朔也と汐音の死という
暗い出来事もある。
ヨットが燃えたことで、潮見翔が少年院まで入ったということは、ちょっと
理解できなかった。
翔は全く悪くないのに、そこまで犠牲になる必要あったのか?
その真相がわかると、その時、誰かが本当のことを自分の胸にしまわず
伝えていたら・・・と思ってしまう。
高校生や中学生だからの判断だったのか?
「珊瑚の女王は誰に殺された?」っていうけれど、汐音の死の真相の
本当のところは、はっきりしない。
彼女自身も自分で自分を精神的に追い詰めていたのかも。
罪を犯してしまったことを誰からも責められず、むしろ庇って貰って・・・
主人公だと思って途中まで読んでいた朔也の死はビックリだった。
でも、朔也のやりたかったことを、それぞれが協力できる分野で
力を合わせ実現していく様子は良かった。
最後の場面は、爽やかなかんじで終わっいたけれど、何だか、モヤモヤした
気持ちが残ったな・・・・。
登場人物が多くてちょっと頭のなかがぐちゃぐしゃして
すんなり読めないのも軽くストレスだったし・・・
面白くないわけじゃないけれど・・・。
★★★
発行年月:2026年2月
「もし無意識にながれる涙がそのせいだとしたら、
ぼくはその場所へ行ってみたい気もする」
〈ルカチカ姉妹〉のユニット名でクラフト作家として活動する明日と千日。
幼いころに母を亡くすも、風変りな大人たちに囲まれて暮らす賑やかな日々。
複雑なファミリーツリーも、不完全な世界でぼくたちが大人になるまでを
見守ってくれるやさしい森だった。
ある日、二人が参加したクラフトイベントで「偶然」出会った、一人の女性。
彼女が空白だった記憶の断片をつなぎ、運命を動かしていく。
(講談社HPより)
温かい気持ちの人たちが集まったようなお話だった。
けれど、登場人物たちの相関図が、なかなか複雑でメモを取りながら
読んだけれど、呼び名が変わったり(本名だったり、通称だったり)で
混乱すること度々・・・(◎_◎;)
主人公はチカかな?
天野千日20歳になったばかりの大学生の男子。
実母は亡くなり、6歳上の兄・ルカ(天野明日あまのはるか)の母・ルビに
よって兄弟として育った。
ルカの父親・天野望は、ルビと離婚したけれど、今も親交はあり仲はよい。
兄・ハルカの本業は設計士。母方の曾祖父が進駐軍のアメリカ人。
子どもの頃から、女装して擬態するけれど恋愛対象は女性。
趣味で美しい牡丹を作りフリーマーケットで販売。
チカもそんな兄を真似て女装して、その時は<ルカチカ姉妹>として
イベントに参加。
今回もそんな風に参加しようとしたクラフト系のフリーマーケットで
隣のブースになった苔のモラトリウムを販売するマドカ(奥村マドカ)に会う。
マドカは、チカの母方の祖母だった。
チカは、3歳の時に母親・雪野を病気で亡くしている。
マドカは、娘の子であるチカを引き取ろうとしたが
女の子の恰好をしたルカに「この子はあなたの孫の男の子ではなく
私の妹だから連れて帰る」と強く言われ、引き取ることを諦めた。
チカの母は病死した雪野だけど、父親は???
父親は藤沢空知(ともはる)、雪野は、空知の一卵性双生児の妹・海知(みはる)
と親友で、彼女と一緒のときに事故に遇い、海知は死亡。
雪野も一時意識不明だったが、意識を取り戻し、その時に親友の死を知る。
かつて、彼女が自分には子どもを持てる可能性が低い。けれど、医療を頼って
子どもを持ちたいと思った時は雪野が協力するという約束を実行しようと思う。
チカの父親は母・雪野の親友の兄なのか???
最後の方でその空知も登場するのだけど、パートナーらしき和菜という人といる。
和菜は男性?
なんか、頭が混乱する人間関係なんだけれど・・・・
取り敢えず、ルカは、たくさんの人たちの愛情に囲まれて成長してきたんだな
と言うことだけは、理解できた。
長野さんの話にはよく出て来るLGBTQ絡みのお話で、そこは違和感なく
楽しめるけれど・・・
もう少し、わかりやすい名前、人間関係だったらよかったのにな・・・(ノД`)・゜・。
★★★
発行年月:2001年2月
迷い込んだら 戻れない
ここはアジアの国の果て。
深い谷を越えると突然、白い荒野が現れる。
丘の上にはその昔「存在しない場所」または「あり得ない場所」
と呼ばれる白い構造物があった。
これまでに何人もの人間がそこに入り込んだきり戻ってこないという
曰くつきの場所である。
そして、長い長い歳月が経ち・・・・時は現代。
神原恵弥、時枝満、スコット、セリムの4人がこの地へ。
ミッションは「人間消失のルール」の謎を解き明かすこと。
(発行/双葉社 本の帯文より)
恩田さんの新刊「傾斜のマリア」を調べていたら
シリーズもので新刊の前に3冊あり、こちらが最初の書だと知る。
25年前に始まったシリーズ物だったんだ~。
恩田さんの作品は沢山読んで来たけれど、これは全く知らなかった(^^ゞ
最初からSFを思わせる展開で、謎の白い建物のなかで人が何人も過去に
消えている謎を解くという。
神原恵弥(めぐみ)・・・アメリカの製薬会社勤務。
4人の姉と母、祖母と暮らして来たためか、女言葉を話す男性
時枝満・・・恵弥の幼馴染。謎解きが得意
スコット・・・アメリカ陸軍。
セリム・・・地元の名家の生まれ、近々、この国の中枢を担う人材
子どもの頃、この建物内に入ったことがある。
終盤まで、謎解きに、興味津々。
でも、終盤になってくると、謎でなく、全てアメリカの企てなのだと知る。
セリムは、死んじゃったんだろうか?
秘密を知られても、今更、もういいんじゃないの?とは思うけれど・・・・。
この先も恵弥と満のコンビで続くのかな?
次の作品も、近いうちに読んでいこう。
登場人物が多くないし、文章も読みやすく面白かった。
★★★
発行年月:2026年4月
熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。
『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」三部作、ついに完結。
江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。
社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。
亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、
するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。
社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。
亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、
するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。
葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、
生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。
生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。
香りのサロンを開く前、二十代の朔を描いた前日譚にしてシリーズ最終作。
(集英社HPより)
香りシリーズの最終作。
過去2作品の前日譚。
京都の香老舗「瑞雲堂」の人々のはなし。
一族の人々が、とても妖しい。
冒頭の瑞雲堂の娘・丹穂(にお)の骨が台座の上に乗せられて骨壺へ
移されるという場面。
丹穂は、瑞雲堂の入初担当であり優秀な調香師だった。
そして、今、その丹穂の骨からは伽羅の香りが部屋を満たしている。
骨が香ることってあるのだろうか???
丹穂は、雪の降る日にベランダから足を滑らせ転落し、頭を強く打って
亡くなる。いつも持っていた香を最期の力を振り絞り吞み込んだ。
瑞雲堂を亡くなった妹の代わりに営む真奈。
自分には妹ほどの力はないと悲観している。
そんなとき、丹穂から、自分に何かあったら家業のために力を貸してほしいと
約束していたと小川朔が登場。
お供は、お決まりの新城(探偵?)。
二人とも若い時から、こんなかんじだったんだぁ~(^^ゞ
新城のちゃらんぽらんな感じと朔の無愛想で取っ付きにくそうな感じ。
真奈と丹穂の両親。
母親は、事故死している。車に轢かれて亡くなったのだけどその瞬間を
姉妹は見ていたらしい。
母親・沙衣は瑞雲堂の娘で、父・亨は入り婿。
母親には、特殊な香を聞く能力に秀でていた。
母には、弟・雅之(瑞雲堂の工場長として海外に買い付けによく行く)
姉の琴美(家業を嫌い早くから家を出た)がいて、
三きょうだいは、父親から伽羅を分け与えられていた。
それを持つものが瑞雲堂を継ぐ資格を持ち、それぞれが、それを次に継いでいく。
真奈の父親は、今は部屋にこもり切り。
妻と娘を失い、気力をなくしてしまった。
新城は真奈の父親から骨壺の中の骨が消えた。
妻の沙衣が事故死したあと、消えた伽羅。
それがないと、自分の瑞雲堂での居場所は義弟や義姉に乗っ取られるという
危機感を聞き、その真相を明かすために朔とともに瑞雲堂に来た。
骨壺から丹穂の骨を取り出し、隠したのは真奈。
人間関係が、複雑だったけれど、瑞雲堂は、残る調香師の矢萩と真奈で、
なんとか続けていくのかな?
そして朔と新城は東京に戻り、朔は自身の店を構える。
京都の香を扱う老舗店というだけで、ちょっと馴染みがないけれど高貴な
かんじ。
そこに妖しさが合わさって、なんとも言えない不思議な雰囲気の物語。
香りシリーズ、終わっちゃうのが惜しいな・・・・。
★★★★
(集英社HPより)
香りシリーズの最終作。
過去2作品の前日譚。
京都の香老舗「瑞雲堂」の人々のはなし。
一族の人々が、とても妖しい。
冒頭の瑞雲堂の娘・丹穂(にお)の骨が台座の上に乗せられて骨壺へ
移されるという場面。
丹穂は、瑞雲堂の入初担当であり優秀な調香師だった。
そして、今、その丹穂の骨からは伽羅の香りが部屋を満たしている。
骨が香ることってあるのだろうか???
丹穂は、雪の降る日にベランダから足を滑らせ転落し、頭を強く打って
亡くなる。いつも持っていた香を最期の力を振り絞り吞み込んだ。
瑞雲堂を亡くなった妹の代わりに営む真奈。
自分には妹ほどの力はないと悲観している。
そんなとき、丹穂から、自分に何かあったら家業のために力を貸してほしいと
約束していたと小川朔が登場。
お供は、お決まりの新城(探偵?)。
二人とも若い時から、こんなかんじだったんだぁ~(^^ゞ
新城のちゃらんぽらんな感じと朔の無愛想で取っ付きにくそうな感じ。
真奈と丹穂の両親。
母親は、事故死している。車に轢かれて亡くなったのだけどその瞬間を
姉妹は見ていたらしい。
母親・沙衣は瑞雲堂の娘で、父・亨は入り婿。
母親には、特殊な香を聞く能力に秀でていた。
母には、弟・雅之(瑞雲堂の工場長として海外に買い付けによく行く)
姉の琴美(家業を嫌い早くから家を出た)がいて、
三きょうだいは、父親から伽羅を分け与えられていた。
それを持つものが瑞雲堂を継ぐ資格を持ち、それぞれが、それを次に継いでいく。
真奈の父親は、今は部屋にこもり切り。
妻と娘を失い、気力をなくしてしまった。
新城は真奈の父親から骨壺の中の骨が消えた。
妻の沙衣が事故死したあと、消えた伽羅。
それがないと、自分の瑞雲堂での居場所は義弟や義姉に乗っ取られるという
危機感を聞き、その真相を明かすために朔とともに瑞雲堂に来た。
骨壺から丹穂の骨を取り出し、隠したのは真奈。
人間関係が、複雑だったけれど、瑞雲堂は、残る調香師の矢萩と真奈で、
なんとか続けていくのかな?
そして朔と新城は東京に戻り、朔は自身の店を構える。
京都の香を扱う老舗店というだけで、ちょっと馴染みがないけれど高貴な
かんじ。
そこに妖しさが合わさって、なんとも言えない不思議な雰囲気の物語。
香りシリーズ、終わっちゃうのが惜しいな・・・・。
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性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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