発行年月:2025年12月
司法、実業、報道、娯楽。たった七日間しかなかった昭和元年に生まれた四人の子どもは激動の戦後日本を生き抜き、それぞれの道で時代を創り上げる。昭和という時代そのものを克明に活写した超大作、感動のクライマックス!
竹田志郎は、東京大学法学部を卒業後、晴れて検事となる。戦後の発展のウラで苦しむ人々を救い、私腹を肥やすものを糺すべく、公害訴訟や政治汚職事件にひるまず立ち向かう。
矢野四郎は、自身の事業を成功させるとともに大物政治家にも可愛がられ、右翼の大物となる。やくざが淘汰されゆくなかでも国士である意志は一層強く、故郷・石川より衆院選に出馬する。
森村ノラは、GHQでの経験からAP通信の特派員となるが、その後「大日本テレビ」の女性記者に転職する。結婚し育児にも励みながら、ベトナム戦争の取材を敢行するなど、持ち前の活力で奔走する。
五十嵐満は、自身の芸能プロダクションを興す。気鋭バンドのプロモーション、プロレス興行への参入、世界的ミュージシャンの来日公演など、戦後大衆文化の中核を担う存在となる。
大河のごとき昭和史サーガ三部作、ここに完結!
(講談社HPより)
面白い三部作だった。
昭和の時代って、本当に色々なことがあったんだと思う。
第三部は戦後昭和24年から64年の天皇が崩御されるまでの時代。
4人の若者たちは、それぞれの場所で大きな役割をし、
最後は、まさかの全員が国会議員として、集まるというのは予想外だった。
戦後、復興を急速に進め、オリンピックを招致し、成功させる
この時代の日本人の勢いが凄い!
この物語の4人のように、日本の国のために尽力した人たちに
感謝の気持ちが湧いてくる。
4人の中で、竹田志郎と矢野四郎は、敵対する関係にあったが
最後は、笑顔で肩を組む関係になったことが、嬉しい。
最強のコンビになりそう。
長い物語だったけれど、楽しい読書時間だった。
改めて奥田英朗さんって、凄いなと思った。
未読のものも読んでいこう。
★★★★★
PR
発行年月:2025年9月
敗戦、占領、抑留、青春、友情、再起ーー
希望よ、新たな時代の寵児たれ。
昭和100年・戦後80年記念刊行
昭和史三部作、物語はついに太平洋戦争の真っただなかへ。
たった七日間しかなかった昭和元年に生まれた四人が、
互いの運命を交差させながら、
新たな時代を切り拓く!
太平洋戦争が勃発した。
竹田志郎は、父に伴って渡米したが、そこで自分だけ捕虜となってしまう。ようやく帰国した後は日本の捕虜収容所の通訳となるも、目にしたのは看守の虐待が横行するずさんな実態だった。
矢野四郎は、父の死後、親譲りの素行の悪さで少年院に入れられる。だが、出院後次第に悪化する戦況をうけ予科練に入ることを決意。戦友と共に人間魚雷「回天」で出撃を期する。
森村ノラは、ひょんなことから亀戸の喫茶店を任されることに。友人と闇米を買いに農村部へいったり、教会で預かった孤児たちを軽井沢へ疎開させるなど、母親譲りの活力で奔走する。
五十嵐満は、戦中は映画俳優として活躍。さらに、新国家建設を標榜する張学士らの組織〈リバティ〉に加入。だが、敗戦後に組織はあっけなく瓦解。タップダンスを武器に、旅芸者・藤田と捕まっては脱走を繰り返す。
(講談社HPより)
第一部ではまだ子どもだった4人が15歳~19歳までの話。
戦争に向けて突き進む日本。
そしてアメリカとの戦争。
4人はそれぞれの場所で、戦争に向き合う。
竹田志郎は、アメリカに留学中。FBIに常に監視される日々。
日本人は帰国ということで志郎も身支度を整え船に乗ろうとしていたところ
手に持つ検査で引っかかり、捕虜に。
捕虜として命を取られる寸前まで行ったがなんとか生き延び、帰国。
帰国後はアメリカ人の捕虜収容所での通訳を頼まれる。
日本の看守に不当な扱いを受ける捕虜たちのことが自分のことと重なり
心を痛める日々。
そんな中で、捕虜たちの気持ちを汲み、寄り添う通訳の仕事ぶりは
アメリカのブッシュ少佐やヨーク大佐には感謝される。
矢野四郎は父が亡くなり、その秘書・木下の勧めで東京帝大の法科を
目指していたが、義母から家を追い出されおまけに暴行事件まで起こして
学校は退学。少年院へ。
その後、学校より予科練に行くと決め、海軍へ。
回天の搭乗に志願。いざ出撃という時に船が攻撃され退避命令にて出撃ならず。
森村ノラは神田の製粉工場で女工としれ働く。
そこで知り合った久保田京子と親しくなる。
母は、ビラ撒きで逮捕監禁中
父も拘禁中
亀戸の喫茶店経営を継ぐことになり闇市でコーヒの代用品(ゆり根や大豆)
を仕入れて営業。
戦争が迫ってくると教会で寝泊まりし、孤児たちの面倒もみる。
京子も手伝ってくれる。
五十嵐満は日本より呑気に過ごしていたが、関東軍が撤退してからは
混乱を極め、日本人たちは右往左往。
国に見捨てられた絶望感を味わう日本人移民たち。
日本から慰問のため、関東軍の依頼できたという藤田と知り合い
シベリアの収容所送りになる寸前に脱走。
大変な思いをしながらもなんとか帰国。
戦時下の日本の様子。
終戦後の混乱。
激動の世の中のなかでも、4人の若者たちは、常に前を見て進む。
その逞しい姿が読んでいて気持ち良かった。
最後の場面では、4人が同じ場所に。
これからの4人の若者の活躍が楽しみ。
第三部もすぐに読もう!
★★★★★
(講談社HPより)
第一部ではまだ子どもだった4人が15歳~19歳までの話。
戦争に向けて突き進む日本。
そしてアメリカとの戦争。
4人はそれぞれの場所で、戦争に向き合う。
竹田志郎は、アメリカに留学中。FBIに常に監視される日々。
日本人は帰国ということで志郎も身支度を整え船に乗ろうとしていたところ
手に持つ検査で引っかかり、捕虜に。
捕虜として命を取られる寸前まで行ったがなんとか生き延び、帰国。
帰国後はアメリカ人の捕虜収容所での通訳を頼まれる。
日本の看守に不当な扱いを受ける捕虜たちのことが自分のことと重なり
心を痛める日々。
そんな中で、捕虜たちの気持ちを汲み、寄り添う通訳の仕事ぶりは
アメリカのブッシュ少佐やヨーク大佐には感謝される。
矢野四郎は父が亡くなり、その秘書・木下の勧めで東京帝大の法科を
目指していたが、義母から家を追い出されおまけに暴行事件まで起こして
学校は退学。少年院へ。
その後、学校より予科練に行くと決め、海軍へ。
回天の搭乗に志願。いざ出撃という時に船が攻撃され退避命令にて出撃ならず。
森村ノラは神田の製粉工場で女工としれ働く。
そこで知り合った久保田京子と親しくなる。
母は、ビラ撒きで逮捕監禁中
父も拘禁中
亀戸の喫茶店経営を継ぐことになり闇市でコーヒの代用品(ゆり根や大豆)
を仕入れて営業。
戦争が迫ってくると教会で寝泊まりし、孤児たちの面倒もみる。
京子も手伝ってくれる。
五十嵐満は日本より呑気に過ごしていたが、関東軍が撤退してからは
混乱を極め、日本人たちは右往左往。
国に見捨てられた絶望感を味わう日本人移民たち。
日本から慰問のため、関東軍の依頼できたという藤田と知り合い
シベリアの収容所送りになる寸前に脱走。
大変な思いをしながらもなんとか帰国。
戦時下の日本の様子。
終戦後の混乱。
激動の世の中のなかでも、4人の若者たちは、常に前を見て進む。
その逞しい姿が読んでいて気持ち良かった。
最後の場面では、4人が同じ場所に。
これからの4人の若者の活躍が楽しみ。
第三部もすぐに読もう!
★★★★★
発行年月:2025年6月
大正15年(昭和元年)12月25日未明、東京・麹町の陸軍少佐・竹田耕三の元に、待望の長男が誕生した。〈志郎〉と名付けられた子供は、日本中が大正天皇崩御の悲しみに暮れる中で、一家の新たな希望となる。
同日、北陸・金沢では、矢野一家の親分・矢野辰一が、賭場での諍いの落とし前をつけに、敵対する一家に乗り込んだ。帰宅した辰一を待っていたのは、懇意の社長から預かっていた女工の出産と死だった。辰一は孤児を〈四郎〉と名付け、自分の手元で養育することに。
一方その頃、東京・神保町で進歩的な婦人雑誌「群青」の編集者として働く森村タキが、社会運動家との間に女子を出産。『人形の家』にあやかり〈ノラ〉と名付けたその子を、身勝手な父親から引き離し、女手一つで育てることを決意する。さらに同年の大晦日、野心を胸に中国・大連へわたった五十嵐譲二は、主宰するジャズ楽団の年越しパーティ中に妻から出産の報告を受ける。出生した男子を〈満〉と名付け、昭和元年最後の夜に最高の演奏をする。
昭和100年、戦後80年に生まれる、壮大な昭和史サーガ三部作。
第一部は、親世代の視点を中心に、大正天皇の崩御から太平洋戦争開戦までを描く。
(講談社HPより)
4人の人物の生き様を昭和元年~アメリカを相手に開戦に踏み切った日本の時代背景を
交えながら語る物語。
本の厚さに、ちょっとビックリ!600頁!
でも読み始めたら止まらない面白さ。
4人の人物がそれぞれ魅力的
同時期に子どもが誕生するという共通点
竹田耕三・・・東京麹町
陸軍省軍務局に所属。
女の子3人。昭和元年待望の男児・志郎が誕生。
矢野辰一・・・金沢
漁師の息子だが、家を飛び出し金沢へ。
賭場を仕切る親分
世話になっている湯川社長が妾に産ませた子を自分で育てる
ことに決める。名前は四郎。
森村タキ・・・東京・神保町
婦人雑誌「群青」の編集者。
既婚者で学者である佐藤安治の子を産みノラと名付ける。
五十嵐譲二・・・中国・大連
自身もトランペット奏者だが、ジャズの楽団を主宰
再婚同士の恭子との間に満が誕生。
それぞれの場所で、頑張る4人が魅力的。
時代は太平洋戦争に向かっていく。
それぞれに翻弄される4人。
矢野は軍人だけれど、どうにかして平和的に解決しようとアメリカ側との交渉の
機会を窺うが思うようにいかず。
森村タキは、声高に反戦を叫び憲兵隊から睨まれる日々
日本の危うい情勢を憂いている人たちが居たのに、大勢は開戦をのぞむ風潮。
恐ろしい時代。
ヤクザの矢野辰一は、政治の世界にいいように利用される。
五十嵐譲二も似たかんじで関東軍に利用される。
終盤、アメリカに開戦した日本。
この先、4人の子ども達が成長して、どうなっていくのかも気になる。
★★★★
(講談社HPより)
4人の人物の生き様を昭和元年~アメリカを相手に開戦に踏み切った日本の時代背景を
交えながら語る物語。
本の厚さに、ちょっとビックリ!600頁!
でも読み始めたら止まらない面白さ。
4人の人物がそれぞれ魅力的
同時期に子どもが誕生するという共通点
竹田耕三・・・東京麹町
陸軍省軍務局に所属。
女の子3人。昭和元年待望の男児・志郎が誕生。
矢野辰一・・・金沢
漁師の息子だが、家を飛び出し金沢へ。
賭場を仕切る親分
世話になっている湯川社長が妾に産ませた子を自分で育てる
ことに決める。名前は四郎。
森村タキ・・・東京・神保町
婦人雑誌「群青」の編集者。
既婚者で学者である佐藤安治の子を産みノラと名付ける。
五十嵐譲二・・・中国・大連
自身もトランペット奏者だが、ジャズの楽団を主宰
再婚同士の恭子との間に満が誕生。
それぞれの場所で、頑張る4人が魅力的。
時代は太平洋戦争に向かっていく。
それぞれに翻弄される4人。
矢野は軍人だけれど、どうにかして平和的に解決しようとアメリカ側との交渉の
機会を窺うが思うようにいかず。
森村タキは、声高に反戦を叫び憲兵隊から睨まれる日々
日本の危うい情勢を憂いている人たちが居たのに、大勢は開戦をのぞむ風潮。
恐ろしい時代。
ヤクザの矢野辰一は、政治の世界にいいように利用される。
五十嵐譲二も似たかんじで関東軍に利用される。
終盤、アメリカに開戦した日本。
この先、4人の子ども達が成長して、どうなっていくのかも気になる。
★★★★
発行年月:2025年8月
夫と死別、勤務先も倒産し喪失感に悩まされている美紀・48歳。
最後の旅のつもりで訪れた鎌倉の山中で道に迷うが、
台湾茶カフェ 「鎌倉茶藝館」の美しき老マダムに助けられ、そのまま働き始める。
お茶。着物。古都鎌倉の日常。心潤す文化と人々に触れ、元気を取り戻していく美紀。
そんな彼女に、年齢も性格もばらばらな二人の男性が、同時に好意を持ち始めた――。
今の私に必要なのは、安らぎ? それとも、灼けるような想い? ――
苦みを知るから、決められない。
名手が描く、大人の女性の戸惑いと決断。
(光文社HPより)
48歳の相生美紀。
夫は亡くなり、勤務先の会社も倒産、そして遺産分与を姪の玲奈に催促され
家も売り財産分与もして身一つで鎌倉へ。
亡くなった夫と結婚する前に、付き合っていた恋人・伊藤智也との思い出の地。
智也は、2年の予定でアメリカに語学留学。
帰国したら一緒に暮らそうと約束していたのに、突如、忘れてほしいと
この智也のことをずっと引きずっている美紀。
「なぜ?」という思いは残るだろうけれど・・・
その容姿に似た若い男・篠崎直哉に惹かれていく・・・
鎌倉茶藝館で働くことになり、そこのマダムの孫の高橋紫釉(48歳)とも
信頼関係を築き、いい感じになって、告白される。
同時に直哉とも接近して・・・なんか、モテモテ。
絶対、紫釉とのほうがお似合いなのに、気持ちは直哉へどんどん向かう美紀。
それ以上近づくな・・・・と思いながら読んでいたら
びっくりすることに美紀から誘っていたし・・・ちょっと引いた(;゚Д゚)
直哉は、元恋人の息子とわかり結局、別れようと決めるのだけど
まあ、それで良かったからホッとした。
茶藝館で出されるお茶のことがなんだか、この恋愛のゴタゴタで印象が
薄れてしまったのが残念だ。
この直哉とのことはない方がよかったんじゃないかなぁ~
直哉の母親もちょっと嫌な感じの人で
美紀からしたら、恋人を奪った人なわけで・・・
そんな息子と普通は近づきたくないんじゃないかな・・・と
あれこれ思った。
それでも最初から最後まで、まあまあ楽しめたけど
こういう雰囲気の話は、ちょっといままでの伊吹さんの作品にはなかったから
新しい挑戦だったのか???
★★★
発行年月:2026年4月
伝説の「科学部」がよみがえる――
NHKドラマ化で話題沸騰&大ヒット
『宙わたる教室』待望の続編!
さまざまな背景を持つ生徒が集う、東新宿高校定時制。
理科教師の藤竹を中心に結成された「科学部」は、
かつて「火星のクレーター再現実験」に取り組み、
学会の高校生セッション優秀賞、
JAXAとの共同研究と快挙を成し遂げた”伝説”になった。
かつて「火星のクレーター再現実験」に取り組み、
学会の高校生セッション優秀賞、
JAXAとの共同研究と快挙を成し遂げた”伝説”になった。
その6年後、顧問の藤竹は去り、科学部は消滅していた。
ある事情で私立の超進学校から定時制に転入してきた飯星佐那は、
科学部を復興しようともくろみ、勧誘活動を開始する――。
ある事情で私立の超進学校から定時制に転入してきた飯星佐那は、
科学部を復興しようともくろみ、勧誘活動を開始する――。
岳人や佳純など、かつての科学部メンバーも再登場。
彼らの思いも背負って、新生・科学部が走り出す!
彼らの思いも背負って、新生・科学部が走り出す!
「泣ける青春科学小説」として絶賛された前作を上回る感動がここに。
『藍を継ぐ海』で直木賞を受賞した伊与原新さんがおくる、
科学に触れる喜びにあふれた傑作長編!
(発行/文藝春秋)
今回のお話も面白かった!
前のメンバーのことの発表を見ていて、勇気を出して一緒に写真を
撮ってもらったという飯星佐那が中心に科学部を再びつくり
活動していく様子を描いた物語。
佐那は偏差値の高い私立高校に通っていたけれど、辞めて、
東新宿高校の定時制に転入。
科学部をまた立ち上げたいと奮闘。
なかなかメンバー集めには苦労したけれど、集まったメンバーは
段々と結束していく。
顧問になった佐那たちの担任。里仲遥香は、副校長の百瀬に
1年間、科学部の顧問をしてくれたら、全日制の高校への異動を後押し
すると約束して、渋々、顧問を引き受ける。
佐那の他のメンバーたちも個性的
間宮みちる・・・赤い髪に鼻ピアス 作曲と映像制作が得意
尾上翔太・・・佐那たちの1学年下 工作が得意
片岡理(おさむ)・・・難病を克服して入院生活から再び高校生に
佐那たちの2歳年上
楊守辰(ヤンユーチェン)・・・両親は中華料理店を経営。母方の祖母が日本人。
パソコンゲームの夢中
みんな、それぞれ、悩みがあったり、大変なこともあるけれど科学部の仲間と
いるときは、楽しそう。
こういう仲間はずっと繋がりを持ち続けてほしいな。
他には、理が入院中に親しくなった神崎昴(中1)や、
OBの柳田岳人、長嶺(元町工場経営者)、OGのアンジェラ、名取佳澄
もっと以前のOBも、実験に協力。
岳人や佳澄のその後のこともわかり、嬉しかった。
今回は廃棄食材を燃料にしたペットボトル・ハイブリッドロケットの開発
最後の最後に藤竹先生が登場。
佐那との手紙のやり取りでだけど、この後、アメリカにいる藤竹と会える
みたいで、なんだかワクワク。
これもドラマ化されるといいんだけどなぁ~。
著者のあとがきで、この物語は、実際の高校生たちがモデルになっているとか。
少し前に読んでドラマ化もされた鯖缶が宇宙にいく話と同様、
モデルになっている高校生がいるのは、素晴らしい!!
★★★★★
科学に触れる喜びにあふれた傑作長編!
(発行/文藝春秋)
今回のお話も面白かった!
前のメンバーのことの発表を見ていて、勇気を出して一緒に写真を
撮ってもらったという飯星佐那が中心に科学部を再びつくり
活動していく様子を描いた物語。
佐那は偏差値の高い私立高校に通っていたけれど、辞めて、
東新宿高校の定時制に転入。
科学部をまた立ち上げたいと奮闘。
なかなかメンバー集めには苦労したけれど、集まったメンバーは
段々と結束していく。
顧問になった佐那たちの担任。里仲遥香は、副校長の百瀬に
1年間、科学部の顧問をしてくれたら、全日制の高校への異動を後押し
すると約束して、渋々、顧問を引き受ける。
佐那の他のメンバーたちも個性的
間宮みちる・・・赤い髪に鼻ピアス 作曲と映像制作が得意
尾上翔太・・・佐那たちの1学年下 工作が得意
片岡理(おさむ)・・・難病を克服して入院生活から再び高校生に
佐那たちの2歳年上
楊守辰(ヤンユーチェン)・・・両親は中華料理店を経営。母方の祖母が日本人。
パソコンゲームの夢中
みんな、それぞれ、悩みがあったり、大変なこともあるけれど科学部の仲間と
いるときは、楽しそう。
こういう仲間はずっと繋がりを持ち続けてほしいな。
他には、理が入院中に親しくなった神崎昴(中1)や、
OBの柳田岳人、長嶺(元町工場経営者)、OGのアンジェラ、名取佳澄
もっと以前のOBも、実験に協力。
岳人や佳澄のその後のこともわかり、嬉しかった。
今回は廃棄食材を燃料にしたペットボトル・ハイブリッドロケットの開発
最後の最後に藤竹先生が登場。
佐那との手紙のやり取りでだけど、この後、アメリカにいる藤竹と会える
みたいで、なんだかワクワク。
これもドラマ化されるといいんだけどなぁ~。
著者のあとがきで、この物語は、実際の高校生たちがモデルになっているとか。
少し前に読んでドラマ化もされた鯖缶が宇宙にいく話と同様、
モデルになっている高校生がいるのは、素晴らしい!!
★★★★★
カレンダー
| 09 | 2026/10 | 11 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ||||||
| 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 | |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(10/07)
(10/03)
(10/01)
(09/30)
(09/27)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
