忍者ブログ
自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
[3185]  [3184]  [3183]  [3182]  [3181]  [3180]  [3179]  [3178] 
 


発行年月:2025年6月


 大正15年(昭和元年)12月25日未明、東京・麹町の陸軍少佐・竹田耕三の元に、待望の長男が誕生した。〈志郎〉と名付けられた子供は、日本中が大正天皇崩御の悲しみに暮れる中で、一家の新たな希望となる。
 同日、北陸・金沢では、矢野一家の親分・矢野辰一が、賭場での諍いの落とし前をつけに、敵対する一家に乗り込んだ。帰宅した辰一を待っていたのは、懇意の社長から預かっていた女工の出産と死だった。辰一は孤児を〈四郎〉と名付け、自分の手元で養育することに。
 一方その頃、東京・神保町で進歩的な婦人雑誌「群青」の編集者として働く森村タキが、社会運動家との間に女子を出産。『人形の家』にあやかり〈ノラ〉と名付けたその子を、身勝手な父親から引き離し、女手一つで育てることを決意する。さらに同年の大晦日、野心を胸に中国・大連へわたった五十嵐譲二は、主宰するジャズ楽団の年越しパーティ中に妻から出産の報告を受ける。出生した男子を〈満〉と名付け、昭和元年最後の夜に最高の演奏をする。
 昭和100年、戦後80年に生まれる、壮大な昭和史サーガ三部作。
 第一部は、親世代の視点を中心に、大正天皇の崩御から太平洋戦争開戦までを描く。



                     (講談社HPより)



4人の人物の生き様を昭和元年~アメリカを相手に開戦に踏み切った日本の時代背景を
交えながら語る物語。
本の厚さに、ちょっとビックリ!600頁!
でも読み始めたら止まらない面白さ。

4人の人物がそれぞれ魅力的
同時期に子どもが誕生するという共通点


竹田耕三・・・東京麹町
       陸軍省軍務局に所属。
       女の子3人。昭和元年待望の男児・志郎が誕生。


矢野辰一・・・金沢
       漁師の息子だが、家を飛び出し金沢へ。
       賭場を仕切る親分
       世話になっている湯川社長が妾に産ませた子を自分で育てる
       ことに決める。名前は四郎。


森村タキ・・・東京・神保町
       婦人雑誌「群青」の編集者。
       既婚者で学者である佐藤安治の子を産みノラと名付ける。


五十嵐譲二・・・中国・大連
        自身もトランペット奏者だが、ジャズの楽団を主宰
        再婚同士の恭子との間に満が誕生。



それぞれの場所で、頑張る4人が魅力的。

時代は太平洋戦争に向かっていく。
それぞれに翻弄される4人。
矢野は軍人だけれど、どうにかして平和的に解決しようとアメリカ側との交渉の
機会を窺うが思うようにいかず。
森村タキは、声高に反戦を叫び憲兵隊から睨まれる日々

日本の危うい情勢を憂いている人たちが居たのに、大勢は開戦をのぞむ風潮。
恐ろしい時代。


ヤクザの矢野辰一は、政治の世界にいいように利用される。
五十嵐譲二も似たかんじで関東軍に利用される。


終盤、アメリカに開戦した日本。
この先、4人の子ども達が成長して、どうなっていくのかも気になる。




                      ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
08 2026/09 10
S M T W T F S
2 3
6 10 11
13 17 19
20 21 22 26
27 28 29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]