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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2018年2月


 取材で訪れたラトビアに、恋してしまいました。手作りの黒パンや採れたての苺が並ぶ素朴だけれど洗練された食卓、代々受け継がれる色鮮やかなミトン、森と湖に囲まれて暮らす人々の底抜けに明るい笑顔。キラキラ輝くラトビアという小さな国が教えてくれた、生きるために本当に大切なもの。新たな出会いと気づきの日々を綴った人気日記エッセイ。

                   (幻冬舎文庫HPより)



日記だから、書いてあることは日常のこと。

夫のことを、ぺんぎんと呼ぶのも可愛らしいから良し。

あちこち出かける外国の話も楽しい。

でもところどころで、「え?」と思ってしまう。
ま、人の考え方はそれぞれだけどね。




                        ★★★
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発行年月:2017年1月


2017年 第15回
『このミステリーがすごい! 』大賞
大賞受賞作


治るはずのないがんは、
なぜ消滅したのか――


余命半年の宣告を受けたがん患者が、
生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、
病巣がきれいに消え去ってしまう――。
連続して起きるがん消失事件は奇跡か、陰謀か。
医師・夏目とがん研究者・羽島が謎に挑む!


                       (宝島社HPより)




一気読みでした!
凄い話だなぁ~。
著者の経歴を見たら・・・なるほど・・・と思った。

国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。
現在、医療系出版社に勤務。


主な人物は・・・
がんセンター医師・夏目と親友であり、同じ医師だが臨床経験なしで
研究室勤務の羽鳥。

夏目の恩師である西條。
その下で働く優秀な女性医師・宇垣。


治るはずのない末期がんが治った例が幾つか続き、その真相を追う話は
なるほど・・・そういうのは可能かも。と思えるリアリティさ。
医学用語が多いので、医療従事者じゃないとちょっと難解かも?
でも面白かった!
そういう発想が出来るのはやはり、元研究社の著者だからでしょうね。


自分の娘を奪った犯人を捜すと言っていた西條。
大学病院を去ったあと、彼がやりたかったことを進めていく。
恨みを果たすのだけど、そのやり方が医者ならでは。

そして、そんななか知る真実。
やっていることは犯罪っぽいけど、なんだか同情する。
辛い。

でも最後の最後に、この後の西條の生き方を変えそうな展開にビックリ
したけど、ちょっとホッとした。


ああ、面白かった!
これ、ドラマ化したのを本をまだ読んでなかったのでスルーしちゃったけど
録画しておけば良かったな~。


しかし、二作目、これを超えるもの書くのは大変そう。

でも次回作出たら、絶対、読みたい!!


                        ★★★★



発行年月:2017年12月


 本当の顔は、どれ?

新ブランドのデザイナーに美名をスカウトした理世。
だが、親友となった美名の言動が、
やがて理世を追いつめ始めた……。

アパレルメーカー「ビータイド」に勤める佐和理世(さわりよ)は、自らが提案した企画が採用され、新ブランド「スウ・サ・フォン」の立ち上げメンバーに選ばれた。そんなある日、カフェに展示されていたバッグのデザインに衝撃を受けた理世は、その作者・小鳥遊美名(たかなしみな)をメインデザイナーにスカウトする。色白で華奢(きゃしゃ)、独特の雰囲気を纏(まと)う美名の魅力とその才能に激しく惹(ひ)かれる理世。社内でのセクハラ事件をきっかけに二人の距離は一気に縮まるが、やがてその親密さは過剰になっていく……。
その時は、穴が空いていることに気がつかなかったのです――

                  (祥伝社HPより)




表題からして、暗い話かな?と思ったけれど、途中までは
アパレルメーカーで新ブランド立ち上げに関わることになった
佐和理世と新ブランドのデザイナー・小鳥遊美名の仕事のうえでの
良きパートナーという関係が築かれる過程が微笑ましかった。

けれど・・・それが少しずつ変化していく。

ああ、こういう人って面倒だな・・・。

美名自身もこれじゃ幸せになれないんじゃないかなぁ~?
親しい関係を築いた人を傷つけて別れての繰り返しって。


理世は美名との関係をどうしていくんだ?と思っていたら・・・・
ああ、そういう風に逃げたんだな・・・・
ま、ある意味、良かったと思ったけど

イヤミス小説としたら、ちょっと中途半端かなぁ~。



                          ★★★



発行年月:1985年4月

パリ帰りのユキが経営する高級洋装店で働く隆子。「この店を自分のものにしたい」と憧れ以上の野心を抱き、ユキの再渡仏をチャンスと──デザイナーとして頂点を目指す女たちの闘い

                     (集英社文庫HPより)



有吉作品を続けて読んだ。
これも面白かったぁ~。
時代は今より前だけど、全然、今読んでも古さは感じない。

主人公・清家隆子が洋裁学校から、有名な高級洋装店「オートクチュール・パルファン」の
縫い子としてスカウトされ、一番下っ端の立場から、経営者の松下ユキに
認められ、ユキがパリに行く間の店の一切を任される。

大いに張り切り、映画会社、デパートなどと契約を結び、利益を上げ
パルファンを自分のものにするには、どうしたらいいか?と考えて行動するように
なる。

隆子に近づく、男2人。
ひとりは、ユキの弟・松下信彦。
もう一人はユキの恋人(?)画廊経営者の相島昌平。

信彦からプロポーズをされながらも、自分が店を乗っ取るには邪魔な存在に
なるんじゃないか?と考え、相島にそのことを相談したり
段々と打算的な女になっていく過程が面白い。

そして、最後は・・・・

欲を出し過ぎたかな?

と本人も案外ケロッとしているところが、なんだか爽快だった。

この<<仮縫>>って表題の意味もふか~い。



有吉作品、面白い!!
なんんだかハマりそう^m^


                       ★★★★★



 



発行年月:1983年3月


《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――醜聞(スキャンダル)にまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子。彼女に関わった二十七人の男女へのインタビューで浮び上がってきたのは、騙された男たちにもそれと気付かれぬ、恐ろしくも奇想天外な女の悪の愉しみ方だった。男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ女の一生を綴る長編小説。

                   (新潮文庫HPより)




面白かったぁ~!


謎の死を遂げた女性実業家・富小路公子。
彼女のことを知る人たち27人のインタビュー記事。

子ども時代は、貧しく八百屋を営む両親の子として育つ。
が・・・本人は友達や恋人に、本当の親は誰かわからないと話している。

息子が二人・義彦と義輝。

2人の子どもの父親は、渡瀬義雄?尾藤輝彦?
子どもの名前が二人の男性の名前と似てる。

渡瀬義雄は、義雄が大学時代にアルバイト先で公子と知り合い、一時期同棲。
尾藤輝彦は、公子が子どもの頃、母親と共に居候していた家の息子。
輝彦は、公子が初恋の人で、公子は兄のように慕っていた。
公子が謎の死を遂げるまで関係が続いていた。

もう一人、宝石店店主の沢山栄次も二人の息子は自分の子だと話している。

同時期に複数の男と密接な関係を持っていたとは、驚き。

悪女なのかなぁ~?これ計算してやっていたとしたら、相当、賢いなぁ~
なんて感心しちゃう。

最後のインタビューで次男の輝彦の言葉が印象的だった。

「ママは悪女なんかじゃない。夢のような一生送った可愛い女だった」


これ、映画化とかドラマ化もされていたんだ!

結構最近、公子役を沢尻エリカで!
ああ、ピッタリ!
ちょっと見てみたいな~。

面白い小説でした!
有吉さんの作品、他のも読んでみよう!


                         ★★★★★


 
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