発行年月:2017年9月
汝は何者なり。 2001年6月8日、未曾有の事件は起こった。 大阪府池田市の小学校に刃物を持って侵入した宅間守は 逃げまどう小学一年生と二年生の児童8名を殺害、15名 に重軽傷を負わせた。初公判の日、入廷してきた宅間は 三度口笛を吹いたという。なぜ彼は事件を起こしたのか? 綿密な取材とインタビューで宅間の実像に迫る戦慄の記録! 神はなぜこのような人間を創ったのか? しかしそれにしても彼の非行の軌跡はどう眺めても異形なものだ。/五歳の時、三輪車で国道の真ん中を走り出し大渋滞を引き起こした事件に始まり、以降様々な出来事を起こし周りの耳目を集め、それ以降彼の人生の軌跡をたどると母親が彼を妊娠した時、何故かしきりにこの子供を堕したいと夫に訴えたというのは何への予感だったのだろうか。(本文より) 「人間」という存在の深淵を 追求した戦慄の記録!
(幻冬舎HPより)
2001年の事件だったっけ?
犯人は既に刑が執行されているので、この世にはいない。
本人が事件をどうして起こしたのかは謎のまま。
本書でもそれは具体的には、わからなかった。
しかし、宅間守っていう人は、本当に恐ろしい人物だったんだと改めて
驚いた。
5歳の時から世間を驚かす奇行をしていたとは!
それから結婚も4回?5回?
最後は獄中に死刑廃止論を訴える女性と結婚?
複数の仕事をしていたことも驚き。
社会で普通に働いていた人が、こんな事件を繰り返しながら生きていたのかと
思うと、ゾッとした。
臨床心理士のインタビューと弁護士のインタビューは興味深かった。
こういうの読むと死刑制度は、あったほうがいいのかな?と思っちゃう。
本人は早く死刑になりたいと言ってたというから、犯人の希望が
叶ってしまったということ?と複雑な気持ちになるけれど・・・・。
犯人の心理がわかるのか?と期待して読んだけれど、全然
わからなかったので、やや消化不良気味^^;
★★
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発行年月:2017年10月
「ツバキ文具店」は、今日も大繁盛です。 バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です。 みなさんのご来店をお待ちいたしております。――店主・鳩子 亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、 大切な人への最後の手紙……。 伝えたい思い、聞きたかった言葉、 「ツバキ文具店」が承ります。
(幻冬舎HPより)
待っていました!
「ツバキ文具店」の続編です!
今回は代筆のお仕事の話より、鳩子自身の事が描かれていて
みんな幸せそうで何より(^^)
鳩子とミツロー、それとQPちゃん、ミツローの亡くなった元妻・美雪さんへの
思い。
ミツローの実家に行ったときのこと。
どれも温かい気持ちになれる場面でした!
ずっと鳩子たちの日常を覗いていたい気分♪
気になってしまったのは、男爵の病状。
パンティーと結婚して子供も生まれて幸せそうなんだけど
今後が気になります。
続編をまた待ちます!
★★★★
発行年月:2017年9月
今のわたしは、あの頃なりたいと望んだ自分になれているのだろうか。
遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても、屋敷の大人たちや、自分を導いてくれる言葉、小さな友情に支えられて子ども時代を生き抜いてきた。
時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。
ベストセラー『なでし子物語』待望の続編
(ポプラ社HPより)
前作の記憶が薄くなっていたので、読みながら思い出していったかんじ^^;
前作では幼かった燿子、立海、龍治が立派な大人になっていて
燿子は、龍治と結婚して遠藤家の人になり、常夏荘の女主人(おあんさん)になっていた。
おあんさんとしてのほほんと暮らしているだけではいけないと思う燿子は
地元スーパーで働くことに。
そこからが面白かった。
閉店がほぼ決まったスーパー存続のため、奮闘する燿子たち。
逞しく成長したんだと思ったら、嬉しかった!
前作と本作の間の燿子たちの出来事が知りたいなぁ~と思ったら
次作ではその辺のことがわかりそう。
早く、そちらを読みたい!
子どもの頃、強い絆で結ばれていた燿子(ヨウヨ)と立海(リュウカ)に大人になるまで
どんなことを経験したのか?
燿子と龍治が結婚することになった経緯も知りたいし・・・・。
それを読んでから、もう一度最初のなでしこ物語から読み返したい。
正直、この話は、前作ほどの感動はなかったな。
★★★
発行年月:2017年11月
波乱に満ちながらも、つつましく温かい生涯を送ったマリカのそばには
いつも美しいミトンがあった──。
小説と版画が紡ぎだす愛しい物語。
(白泉社HPより)
エッセイかと思ったら、素敵な物語でした。
そして巻末には、この物語が生まれた地・ラトビア紀行が素敵な平澤さんの
イラストと写真で綴られて、あまり知らないラトビアに興味が沸きました。
物語は一人の女性・マリカの一生を綴っています。
誕生の時。
両親と兄2人。それからおじいさんとおばあさんがこの家に生まれた
初めての女の子の誕生を待ちわび、誕生した日は皆が幸せな気持ちに
なってお祝いをする。
その後のマリカの成長の様子、恋人・ヤーニスと結婚し二人の幸せそうな
時間。
しかし、二人の暮らすルップマイゼ共和国は、氷の帝国により苦しめられ
それに抵抗するための行動にヤーニスも連行させられてしまう。
戦争という言葉はないけれど、いつも人々から幸せを奪う嫌なものですね。
ヤーニスが遠く離れてもマリカは明るく毎日を淡々と暮らす。
泣いていても仕方ないから・・・。
巻末のラトビアの人々の言葉だそう。
ソビエトに長く抑圧されていた人たちのこと、この物語を通して知りました。
装丁がとても素敵。
これは、図書館本だけれど、手元に置きたくなるかんじ。
★★★★★
発行年月:2006年9月
小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた――じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって? これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ
(新潮社HPより)
南山渉は、小学5年生。母子家庭。
母親は大学で遺伝子研究をしている。
落ち着きがない少年期。ADHD(多動性障害)の診断を受ける。
友達ができない渉は、いつもひとりで遊んでいたが、夏休みのある日、野良犬のクロと
女の子(室田沙知)と出会う。
サチの存在がその後のワタルに大きく影響していく。
お互いがよき理解者で最強の友。
ワタルは、自分の父親を母親の部屋でみつけた氷河期時代の男を父親だと妄想
することが常となる。
人とは違う容姿もそれで自分なりに納得しつつ、いつか目の前で父親を見たいと
思いながら・・・・。
小学生から中学生に、そして高校生になる。
母親が体調不良で受診し、肺がんで余命わずかの宣告。そして母親の死。
ワタルは本当の父親に会うため、ロシアへ。
そしてシベリアアイスマンとも会う。
最後の本当の父親との再会は、あっけなかったなぁ~。
シベリアアイスマンとの別れの場面の方がなんだか、感動した。
この後の人生も逞しく生きて欲しいな~。
沙知がそれを手助けしてくれそう。
ワタルの成長の物語、凄く面白かった!!
★★★★★
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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