発行年月:2018年11月
ふわり木の葉が舞うようにたどり着いたベルリン。
母との確執を越えて、気づいた「書くこと」の原点。
一針一針、希望の物語を紡いでいく。
生きることが心から楽しくなるエッセー。
デビューから10年、小川糸の<素顔>。
もくじ
第1章 日曜日の静けさ
第2章 母のこと
第3章 お金をかけずに幸せになる
第4章 わが家の味
第5章 双六人生
(毎日新聞出版HPより)
ベルリンでの生活を描いたお話が主ですが、
第2章の母親のことを書いた内容にはやや驚いた。
親との確執を赤裸々に・・・
でも母親を亡くしてから気づくことも。
愛情深くしてもらった良いことだけを胸に留めておけばいいと思う。
親だっていつも優しくいられるわけでもないだろうし・・・。
糸さんが虜になった、ラトビアという国にも興味津々。
旅番組で放送しないかなぁ~。
映像でみてみたい!
★★★
発行年月:2018年11月
何をやってもうまくできない紙屋が家族のコネを使って就職したのは老舗の製粉会社。唯一の特技・文を書くこと(ただし中学生の時にコンクールで佳作をとった程度)と面接用に読んだ社史に感動し、社長に伝えた熱意によって入社が決まったと思っていたが――配属された総務部では、仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。ブロガーの同僚・榮倉さんにネットで悪口を書かれながらも、紙屋は自分にできることを探し始める。一方、会社は転換期を迎え……?会社で扱う文書にまつわる事件を、仕事もコミュニケーションも苦手なアラサー男子が解決!? 人の心を動かすのは、熱意、能力、それとも……? いまを生きる社会人に贈るお仕事小説。
(双葉社HPより)
ユニークなお仕事小説。
32歳で優秀な兄の口利きで、やっと正社員として働くことになった紙屋。
総務部で社員にインフルエンザの予防接種を勧告する文章メールを
社員に送信することが最初の仕事。
開発部の榮倉さんの書いているブログ「どうしようもない私の会社を綴る」を
日々チェックする紙屋。
2人のやり取りも面白かった。
会社は別会社に吸収合併され、退職者も続出。
紙屋自身も退職する最後。
でも、なかなか面白かった。
紙屋は、この後、どんな仕事をするのかな?
器用じゃなくても誠実だということで認められる職場に就けるといいな。
★★★
発行年月:2018年9月
プロファイリングの基礎になっているのは統計学だ。あれは科学なんかじゃない。ぼくに言わせれば占いの一種だ。
――蒼井俊
君は目に見えるものがすべてだと考えている。刑事なら、裏の裏まで考えなさい。
――水無月玲
ビッグデータ解析による犯罪予測システムの開発をしている蒼井俊は、連続猟奇殺人事件“V事件”の犯人を突き止めるため、プロファイラーの水無月玲率いるPITへの異動を命じられた。刑事の勘を信じ、俊に反感を抱く川名基三、玲を信奉する春野杏菜らとVを追っている最中、現職の刑事が惨殺される事件が発生して――。ノンストップ警察ミステリー!
(光文社HPより)
小学4年のとき、両親を殺された蒼井 俊。
父親と同じ警察官に。
犯罪予測システムの開発をしていたが、PIT(特殊心理捜査班)への異動。
ビッグデータ解析により犯人を捜すようにと班長の水無月から命じられる。
途中まで面白かったんだけど・・・・
なんだか途中から、え?そんな理由で連続殺人???
それとは別に起きた警察関係者の連続殺人。
これまた、びっくりな理由での殺人で・・・・なんだか無茶苦茶なかんじ。
う~ん。
五十嵐さんは、ほのぼの系の話の方が好きだな~^^;
★★
発行年月:2017年12月
『暗黒女子』著者が贈る
サプライズ満載の〈婚活〉ミステリー
運命の出会いはいのちがけだ――
この人となら―と思ったその時、
あなたはもう騙されている!
人生はどんでん返しの連続
『暗黒女子』著者が贈る
サプライズ満載の〈婚活〉ミステリー
「理想の男」………崖っぷち女が紹介された運命の相手は連続殺人犯?
「婚活マニュアル」…街コンで出会った美女の暴走に戸惑うマニュアル男は…
「リケジョの婚活」…本命男を絶対に落とす〈婚活ツール〉の中身とは?
「代理婚活」……息子の見合いで相手の母親に恋心を抱いた父親は…
幸せになりたいすべての男女必読!
婚活にはミステリーがいっぱい!
婚活中の方も、そうでない方もお楽しみいただけます。
――秋吉理香子
本作中の短編「リケジョの婚活」が第69回(2016年)
日本推理作家協会賞(短編部門)にノミネートされた好編です。
(実業之日本社HPより)
結婚相談所を介して婚活する人たちの物語。
面白く読んだけど、恐ろしい。
そうまでして結婚したい?
それ犯罪でしょ?って言うかんじのばかり。
人って恐ろしいわ~。
最後の<代理婚活>は、結果オッケーだったのでちょっと救われたけど
他のは酷いな~。
でも物語としては面白かった!
また別のも読んでみようかな?
★★★
発行年月:2018年6月
市川大輔は取引先の受付嬢である片岡有美に結婚を申し込むべく、意を決して手紙を書いた。指定した時間に待ち合わせの場所に行ったのだが、有美は現れず、たまたまそこに居合わせた同僚の武藤奈々子と食事に行き、なるようになってしまった。一方、手紙を受け取った有美は、指定の時間に待ち合わせ場所に行ったのだが、市川は現れなかった。それもそのはず、有美が手紙を受け取ったのは、15年後のことだったのだ――。(「再会」)
(光文社/発行)
投函した15年後に届けられた手紙を受け取ったら、人はどんな反応をするか?
その様子を観察し、記録する。
これは、どこかの企画?
そんな風に15年経って届く手紙に困惑する人たちを描く話か?と読んでいくと
騙される。
え???
<再会>は、プロポーズの予告みたいな手紙を受けとる女性。
けれど手紙を出した本人も受け取った女性も既に既婚者。
15年もあれから経っているのだから・・・・
これ絶対揉め事になりそう・・・と思って居たらやはり・・・
お互いの配偶者が手紙を読んで・・・・
次の<遺書>は、母親宛に、好きな人の夫を殺して自分はこれから死ぬと書かれた
手紙。
受け取る母親はそれを15年後に受け取る。
ちょうど、息子が行方知れずになったのは15年前。自殺したからだろうか?
ではその相手も亡くなっている?
そんな事件をニュースで見た記憶もないしと息子が殺すと言っていた相手の
安否を確認にいく。
衝撃の事実。
そんなかんじで短編が続く。殆どは手紙によって不幸な事件に発展する。
なかには、15年ぶりに再会出来て良かったねという話<待ち人来ず>
もあったけど・・・
そしてこの企画は当事者たちが、知らない間に起きていて何だか不可解だと
ずっとモヤモヤしていたけれど、そういうことねと納得する事実が
明らかになる。
話のなかに、他の人宛の物を見てしまって利用する者がいるから
ややこしくなっていたけど。
なかなか面白かった!
★★★★
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
