発行年月:2018年9月
静岡県牧之原市在住のイラストレーター岩本陽子さんが、静岡県内のサイクリングスポットを走り、見どころを描いたイラストエッセイ。海沿い、街中、茶畑まで県内各地を駆け抜け、見どころやおいしいスポットが満載。メンテナンス方法や便利グッズも紹介している。東京五輪の自転車競技が静岡県内で開催されることもあり、注目を集める自転車。その楽しさを分かりやすく伝える1冊となっている。クスリと笑える4コマ漫画付き
(静岡新聞社HPより)
地元FM局で日曜日に放送中の某番組で隔週で登場する岩本陽子さん。
岩本カーリー陽子さんというから、ご主人は外国の方でしょうか?
その番組内え度々、自転車で行った先の出来事など聞かせてくれる。
出会った人との会話とか楽しいエピソードなど。
聴いていて楽しい。
本を出されていることも前に話していたけれど、今回は、個展を開催中の
話になって、個展はちょっと見に行く機会ないけれど、絵を見てみたいなぁ~と
図書館から、本を借りてみた。
地元のことなので、場所の名前とかは知っているところが殆ど。
でも行ったことないところも沢山あって、興味深く読んだ。
絵も楽しい。
四コマ漫画もいい。
新城の男性トイレにあるという戦国武将の名前・・・面白いな。
陽子さん、女性なのに、中に入ってみたのかな??^m^
レンタルで自転車借りて、走ってみるのもいいなぁ~。
★★★
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発行年月:2021年5月
埼玉で小料理屋を営む藤原幸人のもとにかかってきた一本の脅迫電話。それが惨劇の始まりだった。昭和の終わり、藤原家に降りかかった「母の不審死」と「毒殺事件」。真相を解き明かすべく、幸人は姉の亜沙実らとともに、30年の時を経て、因習残る故郷へと潜入調査を試みる。すべては、19歳の一人娘・夕見を守るために……。なぜ、母は死んだのか。父は本当に「罪」を犯したのか。村の伝統祭〈神鳴講〉が行われたあの日、事件の発端となった一筋の雷撃。後に世間を震撼させる一通の手紙。父が生涯隠し続けた一枚の写真。そして、現代で繰り広げられる新たな悲劇――。ささいな善意と隠された悪意。決して交わるはずのなかった運命が交錯するとき、怒涛のクライマックスが訪れる。
(新潮社HPより)
最初から最後までゾワゾワする不穏さ。
色々なことが悪い方向に連鎖していく怖さ。
昔の田舎の祭の準備から始まった悲劇。
そんな場から逃げた父親。娘と息子を連れて・・・
そして、それから30年の時が過ぎて・・。
不可解なことがあって、その真相を突き止めたい気持ちは理解できるけど
それをしたことによる代償が大きすぎるた。
過去のことは、すっぱり諦めて関わらない選択も大事だな。
誰も救われない結末は、ただただ哀しいだけだった。
物語としては辛いだけの話だけれど、一気読みしました。
★★★
発行年月:2021年8月
息苦しい今を軽やかに越えゆく一歩を描いた、希望の物語
仕事を辞め、慣れない育児に奮闘する暁彦は、“ママじゃない”ことに限界を感じていた。そんなとき拠り所になったのが、ある育児ブログだった。育児テクニックをそこから次々取り入れる暁彦だが、妻はそれがつらいと言い……(「わたれない」)。私たちに降りかかる「らしさ」の呪いを断ち切り、先へと進む勇気をくれる珠玉の四篇。
(角川書店HPより)
4つの話。
どれも良かった。
最初と最後は、現実的な話で中2つはちちょっとSFっぽいかんじ。
<わたれない>
育児と家事に奮闘する男性の話。
どうしても泣き止まない子どもに困り、ネット検索で見つけた育児ブログ。
偶然、出会えたこういう繋がりも今の時代、ありそう。
頑張るお父さんの姿、微笑ましいなぁ~。
<ながれゆく>
七夕の織姫と彦星のお話がモチーフの話。
2人は年に一度しか会えない縛られた生活から逃げることに。
途中、予期せぬことが起きても、二人で選んだことならと受け入れつつ
未来へ。
<ゆれながら>
新しい生殖システムを取り入れた地へユーリは母に連れられ、幼い頃、移り住む。
そして大人になり、研究員として身体パーツの培養を研究するチームに配属。
これは、ちょっと怖いような話だった。
<ひかるほし>
80歳になるタカの幼い時から現在までのことを回顧しながら・・・・
警察官だった夫には、ずっと命じられ、し損なえば怒られ続けてきた。
夫は県知事から勲章を貰ったが、自分には、そういうものがない。
最近の夫は、少しボケてきて、夜中に突然、説教を始めたり
みえない枝を切るように剪定ばさみを部屋で振り回し、警察を呼ぶことに。
ああ、タカさん、大変だ~。
でも孫娘の家族がタカさんに関わってくれることで気晴らしが出来て
大きな救いになっていきそうでホッとした。
なかなか、面白い短編集だった。
★★★★
(角川書店HPより)
4つの話。
どれも良かった。
最初と最後は、現実的な話で中2つはちちょっとSFっぽいかんじ。
<わたれない>
育児と家事に奮闘する男性の話。
どうしても泣き止まない子どもに困り、ネット検索で見つけた育児ブログ。
偶然、出会えたこういう繋がりも今の時代、ありそう。
頑張るお父さんの姿、微笑ましいなぁ~。
<ながれゆく>
七夕の織姫と彦星のお話がモチーフの話。
2人は年に一度しか会えない縛られた生活から逃げることに。
途中、予期せぬことが起きても、二人で選んだことならと受け入れつつ
未来へ。
<ゆれながら>
新しい生殖システムを取り入れた地へユーリは母に連れられ、幼い頃、移り住む。
そして大人になり、研究員として身体パーツの培養を研究するチームに配属。
これは、ちょっと怖いような話だった。
<ひかるほし>
80歳になるタカの幼い時から現在までのことを回顧しながら・・・・
警察官だった夫には、ずっと命じられ、し損なえば怒られ続けてきた。
夫は県知事から勲章を貰ったが、自分には、そういうものがない。
最近の夫は、少しボケてきて、夜中に突然、説教を始めたり
みえない枝を切るように剪定ばさみを部屋で振り回し、警察を呼ぶことに。
ああ、タカさん、大変だ~。
でも孫娘の家族がタカさんに関わってくれることで気晴らしが出来て
大きな救いになっていきそうでホッとした。
なかなか、面白い短編集だった。
★★★★
発行年月:2020年12月
ヨーロッパやアジア各国で翻訳される話題のアメリカ図書賞、PEN/ヘミングウェイ賞受賞作。現代アメリカ先住民文学の最前線にして最高傑作! 待望の日本語訳
カリフォルニア州オークランドに生きる「都市インディアン」たちの物語。オークランド初のパウワウが開催され、会場となるコロシアムには地元からも全米各地からも多くの人々が集う。Youtubeで踊りを覚えた少年オーヴィルと彼の家族。パウワウ実行委員のブルーやエドウィン。ドラムを鳴らし歌うトマス。管理員のビル。伯父の遺志を継ぐ映像作家ディーン。そして賞金50000ドルを狙うオクタヴィオたちと、トニー。それぞれの人生が交差するとき、コロシアムは銃声と静寂に包まれる。ヨーロッパやアジア各国で翻訳される話題のアメリカ図書賞、PEN/ヘミングウェイ賞受賞作。
(五月書房新社HPより)
「都市インディアン」という言葉も知らなかった。
インディアンといえば、アメリカの西部劇で出てくるイメージしかない。
そんなインディアンの今を語り手が次々、変わりながら現在の生き様を
知らせてくれる。
あまり裕福ではないし、ドラッグに溺れたり、犯罪を犯したり犯罪に巻き込まれたり
そんな彼らが最後の章で集結する。
インディアンたちの踊りの集会・パウワウへ。
そこで起きる銃の乱射。
悲惨な会場の様子は読んでいて辛い。
でも、彼らが歴史上、流して来た血は、この比だったんだとだったんだと
思うとゾッとする。
知らなかった哀しい現実の物語。
★★★★
(五月書房新社HPより)
「都市インディアン」という言葉も知らなかった。
インディアンといえば、アメリカの西部劇で出てくるイメージしかない。
そんなインディアンの今を語り手が次々、変わりながら現在の生き様を
知らせてくれる。
あまり裕福ではないし、ドラッグに溺れたり、犯罪を犯したり犯罪に巻き込まれたり
そんな彼らが最後の章で集結する。
インディアンたちの踊りの集会・パウワウへ。
そこで起きる銃の乱射。
悲惨な会場の様子は読んでいて辛い。
でも、彼らが歴史上、流して来た血は、この比だったんだとだったんだと
思うとゾッとする。
知らなかった哀しい現実の物語。
★★★★
発行年月:2021年5月
26歳までにプロになれなければ退会――苛烈な競争が繰り広げられる棋士の養成機関・奨励会。リーグ戦最終日前夜、岩城啓一の元に対局相手が訪ねてきて……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、驚きの着想でミステリに昇華させた傑作短篇集。
羽生善治氏推薦!! 「棋は対話なり」を連想させる作品集です。凪良ゆう氏悶絶!! 腹が立つほどの傑作。勝負に生きる苛烈さと、その果てにのみ生まれる光に胸が搔き毟られた。
(新潮社HPより)
短編集だったのかぁ~。
将棋の話だったのかぁ~。
とやや期待外れではあったけど、結構、面白かった。
最初の<弱い者>は、ちょっと重たいけど、印象的だった。
被災地での話で、プロの棋士・北上八段が対局した少女・塩原涼。
見た目は少年だったので、自分の弟子にしようと思ったのだが、女の子だったと
知る。
なぜ、少年のように振舞っているのか、対局中、明らかなミスをしたのはなぜか?
理由がわかると切なくなった。
この後の彼女の身が心配。
彼女の話がそのあとも続くのかと思ったら、肩透かしの短編集で次は
全く別の話だったぁ~(^^ゞ
悪手って言葉も今回初めて知った。
将棋とか囲碁で使われる言葉なんですね~。
知らなかったら<あくしゅ>って読まない。
しかし、将棋のプロとして活躍されている方たちは、本当に凄い人たちなんだと
改めて感じたお話ばかり。
最後の駒師の話も良かった。
将棋を知っている人ならもっともっと面白く読めるんだろうな。
★★★
(新潮社HPより)
短編集だったのかぁ~。
将棋の話だったのかぁ~。
とやや期待外れではあったけど、結構、面白かった。
最初の<弱い者>は、ちょっと重たいけど、印象的だった。
被災地での話で、プロの棋士・北上八段が対局した少女・塩原涼。
見た目は少年だったので、自分の弟子にしようと思ったのだが、女の子だったと
知る。
なぜ、少年のように振舞っているのか、対局中、明らかなミスをしたのはなぜか?
理由がわかると切なくなった。
この後の彼女の身が心配。
彼女の話がそのあとも続くのかと思ったら、肩透かしの短編集で次は
全く別の話だったぁ~(^^ゞ
悪手って言葉も今回初めて知った。
将棋とか囲碁で使われる言葉なんですね~。
知らなかったら<あくしゅ>って読まない。
しかし、将棋のプロとして活躍されている方たちは、本当に凄い人たちなんだと
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最後の駒師の話も良かった。
将棋を知っている人ならもっともっと面白く読めるんだろうな。
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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