発行年月:2020年9月
人気作家46組がずらりとそろった豪華対談集!
「いま、何を読んでいるの?」「これからどんなものを書くの?」
書き手同士だからこそわかる創作秘話を語ったり、
お互いにオススメの一冊を紹介し合ったり。
作家同士のつながりや意外な組み合わせから、読書の楽しみがぐんぐん広がります。
★例えばこんな組み合わせ
島田荘司&伊坂幸太郎「島田さんの本を読んで小説を書き始めました」
佐藤友哉&島本理生「夫婦対談ってはじめてだよね」
江國香織&島田雅彦「自分より上手い小説を読むと傷つくじゃない(笑)」
川上弘美&林真理子「出合った時に私のための小説だと思ったもの」
藤野可織&松田青子「洒落たラブストーリーやんな」「あれ私も大好き!」
村田沙耶香&穂村弘「傑作だから嫌いなんです」
青山七恵&綿矢りさ「ヘミングウェイのタフさに憧れるよね」
日々たくさんの作家にインタビューを重ねる瀧井朝世さんによるセッティングならではの
贅沢なラインナップで、読みたい本がどんどん増える対談集です。
【全46組】
桜木紫乃&桜庭一樹 朝井リョウ&西加奈子 島本理生&佐藤友哉
村山由佳&千早茜 山崎まどか&柚木麻子 青山七恵&綿矢りさ
山内マリコ&速水健朗 松田青子&藤野可織 村田沙耶香&穂村弘
島田荘司&伊坂幸太郎 恩田陸&辻村深月
岸本佐知子&クラフト・エヴィング商會 角田光代&川村元気
羽田圭介&中村文則 豊﨑由美&阿部賢一 古市憲寿&加藤千恵
藤井光&小野正嗣 古川日出男&柴崎友香 西崎憲&米澤穂信
宮田珠己&金沢百枝 深緑野分&岡崎琢磨 長嶋有&和嶋慎治
須賀しのぶ&芦沢央 ジェーン・スー&春日太一
日高トモキチ&宮内悠介 垣根涼介&早見和真 星野智幸&松田青子
小嶋陽太郎&渡辺優 Pippo&古谷田奈月 森絵都&辻堂ゆめ
畑野智美&森見登美彦 東山彰良&小野正嗣 江國香織&島田雅彦
白岩玄&山崎ナオコーラ 中島京子&金井真紀 彩瀬まる&尾崎世界観
天野健太郎&斎藤真理子 朝井リョウ&奥田亜希子 高橋久美子&浅生鴨
今村昌弘&千街晶之 恒川光太郎&真藤順丈 朝比奈あすか&平野啓一郎
本谷有希子&武田砂鉄 はらだ有彩&王谷晶
平松洋子&小川糸 林真理子&川上弘美
(文藝春秋HPより)
好きな作家さん同士だと、余計面白かった。
作家さん同士、結構、連絡取り合ったりして繋がりがあるんだなぁ~
それぞれの作家さんのおすすめ本も気になったのがあったので
メモして読んでみようと思う。
特に林真理子さんのおすすめ
ヨーゼフ・メレンゲの逃亡は気になる。
アウシュヴィッツの話なんだけど、そこで強制労働とガス室送りにしていた医師が
主人公。
対談相手の川上弘美さんも読んでいて
「ナチス関連の本なんですが断罪のための本ではないのが興味深かったです」と
言っているのに興味を持った。
断罪するよりも、なぜああいう残酷なことを普通の人たちができたのかを
探ることができる本を読みたいと林さん。
ああ、なるほどね。
その気持ちに共感!
色々な作家さんのお話が読めて楽しい♪
★★★★★
(文藝春秋HPより)
好きな作家さん同士だと、余計面白かった。
作家さん同士、結構、連絡取り合ったりして繋がりがあるんだなぁ~
それぞれの作家さんのおすすめ本も気になったのがあったので
メモして読んでみようと思う。
特に林真理子さんのおすすめ
ヨーゼフ・メレンゲの逃亡は気になる。
アウシュヴィッツの話なんだけど、そこで強制労働とガス室送りにしていた医師が
主人公。
対談相手の川上弘美さんも読んでいて
「ナチス関連の本なんですが断罪のための本ではないのが興味深かったです」と
言っているのに興味を持った。
断罪するよりも、なぜああいう残酷なことを普通の人たちができたのかを
探ることができる本を読みたいと林さん。
ああ、なるほどね。
その気持ちに共感!
色々な作家さんのお話が読めて楽しい♪
★★★★★
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発行年月:2022年1月
民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉。
所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる猟奇殺人犯の弁護士から
再鑑定の依頼を受ける。容疑者の男は、2人の殺害は認めるが、
もう1人への犯行は否認している。
相対する警視庁科捜研との火花が散る中、裁判の行く末は——
驚愕の結末が待ち受ける、圧巻の鑑定サスペンス!
(双葉社HPより)
新シリーズ第一弾?
民間に鑑定所を構えた氏家京太郎。
元は警視庁科学捜査研究所に勤務。
猟奇的殺人を繰り返した男は、医師の那智貴彦。
その犯行手口は、実に凄惨で想像するだけでゾゾ~ッとくる。
3件の殺人容疑で逮捕されるのだけど、三番目の被害者・医学生・安達香里を
殺したのは自分ではないと供述。
那智の弁護士・吉田は、氏家に再鑑定を依頼する。
裁判になるまでの過程が面白い。
真相が判れば、意外と簡単なことだったけど、そこに行きつくまでの
あれこれが、読ませる。
しかし、三番目の被害者を殺した犯人は、とんでもないな。
父親もそれを隠匿する行為に及ぶとは・・・・腹が立つ!
真実を追求することにすべての神経を注ぐ人たちの姿が恰好いい!
このシリーズ、今後も楽しみ。
★★★
発行年月:2012年3月
K病院・内科病棟の十号室。謎の血尿で入院中、しかしそれ以外に取り立てて不健康なところのない木戸俊二は、同じようにヒマを持て余している内科病棟の患者たちと、他愛も無い世間話をして過ごしていた。そんな彼らの専らの話題と言えば、いまはもう廃止された“付添婦”の<秋田さん(本名不明)>のこと……。生と死が通り過ぎていく場所の、刹那的な日常を軽妙に綴った表題作ほか、幻の傑作「ボギー、愛しているか」を併録。
生と死が通り過ぎる場所での、刹那的な情景がじわりと泌み入る物語
「心って、冷えるときに、まわりのものも一緒に吸い込むんだ。悲しいことのほうが、よくしみるでしょうに――」(by秋田さん)
K病院・内科病棟。日常というレールから外れ、暇を持て余す入院患者たち。そんな彼らのもっぱらの話題と言えば、ちょっぴり謎めいた熟女、今はもうない<付添婦>の秋田さんのこと……。
K病院のある病室に出入りする、健康的でどこか色っぽい熟女、<付添婦>の秋田さん(仮名)。謎の血尿で入院中の木戸俊二は、同室の仲間と、そんな彼女を巡る他愛もない噂話をするのが唯一の娯楽。しかし、実は俊二には、秋田さんとのとあるエピソードが、行き場をなくした記憶としてさまよっていたのだった――。そんな折、俊二は秋田さんから意外な用件を頼まれることになって……。
表題作ほか、旧友の遺した金で哀しみを買う旅に出る『ボギー、愛しているか』併録
(講談社より)
表題作も面白かったけれど、もう1つの
「ボギー愛しているか」の方が良かった。
小説家で離婚歴2回の加藤と、妻の不倫を知り、そのことに凄い憤りを覚えるわけでも
なく、なんとなく家に帰りたくなくなった飯島が
19歳で溺死した保木(通称・ボギー)が溺死したW島に行く話。
旅の途中で飯島が妻との関係を修復しようかと試みる方法が可笑しい。
妻のブログに仮名でコメントし、自分のブログも始めるというもの。
ボギーに成りきって書くブログ。
ボギーは死んでしまったのだけど、そこに至るまでの行動がなんとも哀しい。
実際、どんな人だったんだろう。
表題作の方は、病院内の日常を描いていて、病院に勤務していたことある
わたしには、患者心理みたいなものを覗けて面白かった。
人が亡くなったりすることが日常の職場だけれど、そんななかに患者として
いる人の心理ってあんまり深く考えたことがなかった。
付添婦さん、確かにいたいた。
大体は結構、年配の女の人だったけれど、秋田さんみたいな雰囲気の人
居たなぁ~なんてちょっと懐かしく思い出したりした。
霊安室に入ってみたいという木戸の心理はよく解らなかったけれど・・・
2つの話のどの男の人も、なんかしょーもないな。
特に感動する話じゃないけれど、この著者の本は、おもしろい。
★★★
(講談社より)
表題作も面白かったけれど、もう1つの
「ボギー愛しているか」の方が良かった。
小説家で離婚歴2回の加藤と、妻の不倫を知り、そのことに凄い憤りを覚えるわけでも
なく、なんとなく家に帰りたくなくなった飯島が
19歳で溺死した保木(通称・ボギー)が溺死したW島に行く話。
旅の途中で飯島が妻との関係を修復しようかと試みる方法が可笑しい。
妻のブログに仮名でコメントし、自分のブログも始めるというもの。
ボギーに成りきって書くブログ。
ボギーは死んでしまったのだけど、そこに至るまでの行動がなんとも哀しい。
実際、どんな人だったんだろう。
表題作の方は、病院内の日常を描いていて、病院に勤務していたことある
わたしには、患者心理みたいなものを覗けて面白かった。
人が亡くなったりすることが日常の職場だけれど、そんななかに患者として
いる人の心理ってあんまり深く考えたことがなかった。
付添婦さん、確かにいたいた。
大体は結構、年配の女の人だったけれど、秋田さんみたいな雰囲気の人
居たなぁ~なんてちょっと懐かしく思い出したりした。
霊安室に入ってみたいという木戸の心理はよく解らなかったけれど・・・
2つの話のどの男の人も、なんかしょーもないな。
特に感動する話じゃないけれど、この著者の本は、おもしろい。
★★★
発行年月:2021年4月
三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった節子の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」など5編を収録。めぐりんが本と人々を繋ぐ移動図書館ミステリ、シリーズ第二弾
(東京創元社HPより)
移動図書館、めぐりんを利用する人たちと
図書館司書のウメちゃんとバス運転手のテルさんとの関わりかたが
なんとも、ほっこり。
今回もちょっとした謎解き5つ。
謎解きとして面白かったのは
<昼下がりの見つけも>
18年前に本バスで借りた本が1冊、紛失。
実家で暮らすことになり、天袋に茶色の封筒に入ったその本を見つける
という話。
本を返却に行った父親が失くしたことになって、本は当時、弁償したのだが・・・
なるほど、そういう理由だったか?
しかし、夫の浮気を疑ったとして、そんな風に本を隠すのはいささか幼稚だなと
苦笑。
<団地ラプンチェル>も面白かった。
70歳の征司は、めぐりん利用時に偶然、小学校時代の同級生に会う。
また、めぐりん巡回日の2週間後に会おうと別れるが、友人は来ず・・・
すると少年2人が「そのおじさんの家なら知っている」と
不思議に思いながらついていくが、留守でそのアパートの表札は友人の
苗字ではない。
少年2人が探している友人の苗字で、この辺りに住んでいたはずだけど
その友人は暫く前から姿を消してしまったのだと。
少年たちが探している友達は、そんなに遠くには引っ越していない。
違う場所で、めぐりんを利用し続けるだろうと。
再会出来る日も近そうかな?などと想像。
移動図書館って、近所にも巡回しているのかな?と調べたら
利用しているショッピングセンターに来ていることがわかった。
いつも買い物に行く時間帯でないので見たことなかったけれど・・・
こういうお知らせ、もっと市民に広くすればいいのになぁ~。
図書館まで行くのが大変になったら、いつか利用したいな。
★★★
発行年月:2001年12月
華麗にして「美しい謎」
恩田陸の全てがつまった最高長編
――目の前に、こんなにも雄大な森がひろがっているというのに、あたしは見えない森のことを考えていたのだ。どこか狭い場所で眠っている巨大な森のことを。
学生時代の同級生だった利枝子、彰彦、蒔生、節子。卒業から十数年を経て、4人はY島へ旅をする。太古の森林の中で、心中に去来するのは閉ざされた「過去」の闇。旅の終わりまでに謎の織りなす綾は解けるのか……?
(講談社HPより)
理瀬シリーズの番外編的なものらしい。
シリーズは、まだ読んでいないけれど、これから読もうと思っているので
興味深く読んだ。
40歳手前で、4人の大学時代の同級生がY島へ旅行。
4人それぞれが語り手となって4部構成。
彰彦以外は、高校も同じ。
節子と蒔夫は家が近所で幼稚園もおなじ。
蒔夫と利枝子は高校生のとき、恋人同士だったのに、別れる。
その原因になったのは、利枝子と仲のよかった梶原憂理。
蒔夫が憂理に惹かれてしまったから。
しかし、憂理は、突然、行方知れずになってしまう。
彰彦は憂理と遠い親戚関係にあり、噂で亡くなったことを聞いているという。
Y島に着き、島を巡りながら、各自の過去の話も出てくる。
それぞれが胸のなかに、ちょっとした重たいものを抱えている。
旅を計画した彰彦が旅の宿題にした「美しい謎をもってくること」をもとに
それぞれが持ってきた謎についても意見を交わす。
なかでも表札泥棒の謎は面白かった。
4人が再び同じように集まるのは51歳になったとき?
旅を終えて、それぞれの生活に戻る4人。
そこには、お互いの接点はなさぞう。
こんな友達関係がずっと続くのっていいな。
★★★
(講談社HPより)
理瀬シリーズの番外編的なものらしい。
シリーズは、まだ読んでいないけれど、これから読もうと思っているので
興味深く読んだ。
40歳手前で、4人の大学時代の同級生がY島へ旅行。
4人それぞれが語り手となって4部構成。
彰彦以外は、高校も同じ。
節子と蒔夫は家が近所で幼稚園もおなじ。
蒔夫と利枝子は高校生のとき、恋人同士だったのに、別れる。
その原因になったのは、利枝子と仲のよかった梶原憂理。
蒔夫が憂理に惹かれてしまったから。
しかし、憂理は、突然、行方知れずになってしまう。
彰彦は憂理と遠い親戚関係にあり、噂で亡くなったことを聞いているという。
Y島に着き、島を巡りながら、各自の過去の話も出てくる。
それぞれが胸のなかに、ちょっとした重たいものを抱えている。
旅を計画した彰彦が旅の宿題にした「美しい謎をもってくること」をもとに
それぞれが持ってきた謎についても意見を交わす。
なかでも表札泥棒の謎は面白かった。
4人が再び同じように集まるのは51歳になったとき?
旅を終えて、それぞれの生活に戻る4人。
そこには、お互いの接点はなさぞう。
こんな友達関係がずっと続くのっていいな。
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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