武蔵野にたたずむ一軒家。
じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。
この宿「左近」の長男で十六歳の桜蔵(さくら)にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが・・・・・。
著者デビュ-二十周年を記念する
新シリ-ズ第一作。
(本の帯文より)
12編の短編、連作集になってます。
宿屋の長男・桜蔵(さくら)と弟・千菊(ちあき)は、母親が営む宿屋の息子。
父親で医師の征(まさき)は、別宅で本妻と暮らしている。
本妻との間に子どもはなく、本妻も宿屋の母子の事は承知している。
そして、征は度々、「左近」を訪ねてくる。
まだ高校生の桜蔵は、周りの男から「おまえは女」と言われている。
自分では全くその気がなくとも、不思議と出かける先々で何やら訳アリの男を連れて来てしまう。
この世の者では既にない男と出会い、不思議な体験をして戻ってくる事も多く、自身の隙を反省しつつも懲りずに同じような場面で同じような体験をしてしまう。
少々、マヌケな感も否めないけど、優しさから起こす行動からかなぁ~。
憎めないかんじなのです。
時代は、現代でしょうけど、時代がいつなのか?はっきりしないような不思議な感じです。
その雰囲気も結構、好きでした。
琵琶の実は植えた人間が死んだ翌年から実がなるとか?
なるほど~そういう言い伝えもあるんだ!?
ほかにも、粋な言葉遊びのような話があって、楽しかった。
男同士の交わり・・・と帯文にありましたが、アッサリとした表現なので、厭らしさがなくむしろ怪しげな色気のようなものを感じました。
なかなか面白かった!!
シリ-ズ第1作目・・・これから何作まで続くのかな?
ちょっと楽しみなシリ-ズになりそうです♪
取りあえず、2作目は発行されているので、近いうちにそちらも読んでみよう!
12編の短編、連作集になってます。
宿屋の長男・桜蔵(さくら)と弟・千菊(ちあき)は、母親が営む宿屋の息子。
父親で医師の征(まさき)は、別宅で本妻と暮らしている。
本妻との間に子どもはなく、本妻も宿屋の母子の事は承知している。
そして、征は度々、「左近」を訪ねてくる。
まだ高校生の桜蔵は、周りの男から「おまえは女」と言われている。
自分では全くその気がなくとも、不思議と出かける先々で何やら訳アリの男を連れて来てしまう。
この世の者では既にない男と出会い、不思議な体験をして戻ってくる事も多く、自身の隙を反省しつつも懲りずに同じような場面で同じような体験をしてしまう。
少々、マヌケな感も否めないけど、優しさから起こす行動からかなぁ~。
憎めないかんじなのです。
時代は、現代でしょうけど、時代がいつなのか?はっきりしないような不思議な感じです。
その雰囲気も結構、好きでした。
琵琶の実は植えた人間が死んだ翌年から実がなるとか?
なるほど~そういう言い伝えもあるんだ!?
ほかにも、粋な言葉遊びのような話があって、楽しかった。
男同士の交わり・・・と帯文にありましたが、アッサリとした表現なので、厭らしさがなくむしろ怪しげな色気のようなものを感じました。
なかなか面白かった!!
シリ-ズ第1作目・・・これから何作まで続くのかな?
ちょっと楽しみなシリ-ズになりそうです♪
取りあえず、2作目は発行されているので、近いうちにそちらも読んでみよう!
★★★★
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珠玉の名作『星の王子さま』の続き?
とんでもない!そんなもの、だれに書けるものか。
というわけで、ついに半世紀の間、だれひとり試みなかったのです。それが、とうとうカナダであらわれたのでした。この作品全体が、天国でねむるサン=テグジュペリへの熱烈なファンレタ-になっています。
(訳者あとがきより抜粋)
図書館の児童書コ-ナ-を眺めていて、目に留まりました。
「帰ってきた・・・」なんて、半分、冗談みたいな表題ですが、手に取ると、表紙の絵に、惹かれました。
星の王子さまのイメ-ジに近い感じです。
本書の挿絵は、日本語版だけのオリジナルだそうです。
お話も、良かった。
海で漂流した末、たどり着いた島で、金髪で、木箱にヒツジを入れた男の子に会う男性の話。
男の子がどうしてここに?と思うと、自分の星にいる一匹の虎を退治してくれる者を探して、いろんな星を巡り、ここ(地球)に今はいるのだと。
「星の王子さま」に登場する、気品高いバラの話も出てきたり、あの王子さまに間違いない!と読者にも思わせてくれました。
挿絵も結構、多くあるのですが、とても素敵。
児童書コ-ナ-にありましたが、「星の王子さま」を愛する大人なら、読んで損がない物語でした。
著者は、サン=テグジュペリをとても尊敬しているんでしょう。
サン=テグジュペリに手紙で王子さまに会った事を詳しく報告する形になっています。
言葉の端々にその敬意を払う気遣いを感じました。
サンーテグジュペリは飛行機乗りで第二次世界大戦中に亡くなっていますが、生きていたら、きっとこの作品を喜んで読んでくれたんじゃないでしょうか?
なんだか、今度は「星の王子さま」を読み返したくなりました。
★★★★
幼稚園から、息子が蜂に刺されて救急車で運ばれたと連絡を受けた小川香奈子。こんな時期に蜂が・・・不審に思いながら幼稚園へ行くが、息子は既に誘拐された後だった。そして、さらに驚くべきことが香奈子を待ち受けていた。幼稚園の職員は、息子を連れ去ったのは、他でもない香奈子だったというのだ。それは前代未聞の誘拐事件の幕開けにすぎなかった-----。
想像を絶する事件の真相と犯人とは!?
直木賞作家最新ミステリ-が遂に刊行。
(角川春樹事務所HPより)
幼い子どもが誘拐されたところから始まる物語。
それを解決する話なのか?と思いながら、読んで行くと・・・意外とその事件は簡単に解決する。
その誘拐事件そのものは、本当のミステリ-の序幕でしかなかったことにビックリ!
まだ、本は半分残ってるのに・・・どう話は展開し続けるのか?と思っていると・・・またまら新たな事実が突き出され・・・。
そして、それも解決?の予測がつくころ、更なる事実が投げかけられ・・・・。
「あれ?そうすると、前の話は・・・・・・・・ってこと!?」なんて、自分の頭を立ち止まって整理し直さなければその後が、上手く進まない気がして・・・・
結構、詠みながら頭を使いました。
ただ、ダラダラと読んでいるだけでは、謎は解けないかんじで。。。。。
でも、著者の親切心か?ときどき、登場人物の誰かが、過去の謎を整理するかのような話をしてくれたので、助かりました^^;
事実だと思ったことが、嘘で、そのまた先の事実と思ったことも嘘で・・・・・どうなるのぉ~!?と思いながら、ある種の緊張を強いられるお話でした。
本当の犯人とその真相も最後に一応明かされますが、そこには、まだなんとも言えないモヤモヤしたよく見えないものもあるかんじでした。
後味、スッキリのミステリ-ではありません。
けど、こういう最後もわたしは好きなので満足しました!
読み終えてみると、なるほど、このタイトルとこの写真は、物語そのもの。
これは造花なんだろうか?なんて、ちょっと見入ってしまったり・・・・笑
この著者の名前はよく知っていましたが、作品を読むのは初めてでした。
こんなに読者を迷わせる作品を書く方だったとは!
嬉しい驚きでした!
過去の作品も読んでみたい!
★★★★★
家も家庭もない12歳の少年が、破れたスニ-カ-を
パタパタさせてこの町にやってきたときから、
ひとつの伝説がつくられはじめたそうだ。
世界中で爽やかな感動を呼んだ
ニュ-ベリ-賞受賞作
(本の解説文より)
先日、読んだ「ひねり屋」が面白かったので、同じ作者の他のニュ-ベリ-賞受賞作も興味があって図書館から借りました。
主人公のマギ-(本名は、ジェフリ-ライオネル・マギ-)は、3歳で両親が事故で亡くなった為、親戚の家で育てられていた。
しかし、その親戚の元を飛び出し、ただひたすら走り続けて、ある町にたどり着く。
マギ-は白人。
たどり着いた場所は、白人が暮らすウエストエンドと黒人が暮らすイ-ストエンドに分かれた場所。
そのどちらの場所にも平気で行き来し、その場所それぞれで、自由気ままに過ごすマギ-。
そんなマギ-を誰もが、クレ-ジ-と言う。
しかし、そのクレ-ジ-には、半分はヒ-ロ-的な意味もあるところが楽しい。
アメリカの人種問題が背景にあるものの、物語は、明るく孤児のマギ-にも暗さは全く感じない。
マギ-が起こす、クレ-ジ-だけど、素敵な出来事もいい!
黒人のワルぶってるマ-ズでさえ、マギ-相手なら、憎めない男の子に変身しちゃう。
読んでいて、楽しかった♪
この作家さんの作品、ほかにもどんどん読みたくなりました!
主人公のマギ-(本名は、ジェフリ-ライオネル・マギ-)は、3歳で両親が事故で亡くなった為、親戚の家で育てられていた。
しかし、その親戚の元を飛び出し、ただひたすら走り続けて、ある町にたどり着く。
マギ-は白人。
たどり着いた場所は、白人が暮らすウエストエンドと黒人が暮らすイ-ストエンドに分かれた場所。
そのどちらの場所にも平気で行き来し、その場所それぞれで、自由気ままに過ごすマギ-。
そんなマギ-を誰もが、クレ-ジ-と言う。
しかし、そのクレ-ジ-には、半分はヒ-ロ-的な意味もあるところが楽しい。
アメリカの人種問題が背景にあるものの、物語は、明るく孤児のマギ-にも暗さは全く感じない。
マギ-が起こす、クレ-ジ-だけど、素敵な出来事もいい!
黒人のワルぶってるマ-ズでさえ、マギ-相手なら、憎めない男の子に変身しちゃう。
読んでいて、楽しかった♪
この作家さんの作品、ほかにもどんどん読みたくなりました!
★★★★
恋人・隆一を事故で亡くした志保。彼の母が営む店を手伝う彼女の前に現れたのは、その死の原因をつくった五十嵐だった。
ベストセラ-「ナタラ-ジュ」の著者が贈る、切なくも儚い恋愛小説。
(幻冬舎HPより)
表題作「君の降る日」とほか「冬の動物園」 「野ばら」と3編が収められています。
表題作の「君の降る日」がちょっと長くて2つの連作から成っている。
事故で突然、恋人を亡くし、そこに現れた隆一の友達で事故のとき、運転手だった五十嵐。
事故は、五十嵐の過失からというわけでは、ないけど、隆一の母も志保も最初は、少し五十嵐を責める気持ちを持っている。
しかし、五十嵐の誠実な態度に惹かれ始める志保。
これは、愛なのか?
う~ん。こういう状況に自分が直面したら?なんて考えちゃいました。
まだ若いから、普通に付き合っていても、別れたかもしれない恋人。
だけど、突然この世から消えてしまったら、気持ちは好きなまま止まったままになって、苦しいだろうなぁ~。
切ない話でした。
二番目の「冬の動物園」は、ちょっと明るい未来が見えるお話で、微笑ましいかんじ。
失恋したばかりの女性が、かなり強引な年下の男の子に誘われ、付き合うという話。
このくらい強引に誘われたら・・・・年下でも心は揺らぐかな?
そして、三番目の「野ばら」はまたまた、切ないお話でした。
女性の気持ちが丁寧に描かれていて、好きなのに本音は言えず・・・・というビミョウな関係が続くのって、あるとき(恋人になれる可能性アリの時)までは、それで満足でも、あるとき(相手に恋人が出来たとき)から苦しいなぁ~。
本文中に出てくる谷川俊太郎さんの詩「あなたはそこに」の全部を、読みたくなり、探して読んで、島本さんがあとがきで書かれていた意味が少し理解できました。
3つのお話それぞれが胸に響いてくるものでした。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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