昭和から平成にまたがる、女たちの宿命の物語
雪ぶかい地方で、高度経済成長時代に青春を過ごした2人の母親。
彼女たちの娘が停滞の次世紀に家庭を持った時、親族殺人が起きる
(文芸春秋HPより)
最初は、1980年代の話から始まる。
わたしにも懐かしい、ピンクレディ-とか出てきたり、キャンデ-ズや山口百恵なども次々解散やら引退などをした時代。
そういう話が出ると、その時期を自分の歴史のなかで振り返りやすくこの物語の背景にあるものもんあとなく想像できた。
最初はある少女たちの日常を主体に描き、途中から、その少女たちの母親たちが青春を送った1960~70年代に話が移る。
同じく日本のその時の政治や社会現象などを交えて少女たちの母親の結婚するまでの過程が淡々と描かれる。
話はあまり正直面白くもない。淡々とどこにでもあるような物であるし・・・
でも、なんとなくちょっとイヤな雰囲気。
暗いような・・・闇のような・・・不穏なかんじが付きまとうような。
そして、結末には、殺人事件。
何処にでもある日常を送っていた人達でも、積もり積もった何かがあって、こういう悲劇って起こるのなかな?
なんて、過去にあった事件を思い出したりしました。
読後も後味悪いのですが、物語としてはなかなか面白かった。
表題の「橋」のもつ意味も深いものかも。
いろいろにこの「橋」は解釈できる。
★★★
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クラスで一番地味な道子は、高校2年生で初めて携帯電話を手に入えた。クラスの女王様から紹介されたSNSサイト“アバQ”に登録した日から道子の毎日は一変し、自らの分身“アバター”に夢中になっていくが-----!
(角川書店HPより)
娘たちが先に読み「結構、面白かったよ」と言っていたので、表紙も可愛いし、読んでみようと。
イジメとかあるけど、途中までは、まあまあなんとか面白く読みました。
携帯サイトのゲ-ム(?)、アバタ-を作り、自分でどんどん進化させていく事に夢中になる高校生たち。実際の高校生にもこれに似た現象はあるのかなぁ?
そう思うと、どんどんエスカレ-トしていく物欲や、クラスのみなより優位に立ちたいと願う心理に段々、不気味さを感じ・・・・やはりこの作家は、こういう展開になるのか?
と予想通りの結末にやや嫌悪感を抱きました。
物語としては、面白いのかもしれないけど、やはりこういう展開は嫌だなぁ~と個人的には感じます。
でも、同時に若者たちがこれを面白いという気持ちもわかるような・・・・。
変な感想ですが・・・・^^;
次女の周りでも既に読んだ子たちがいて学校で読んでいたら結構、みなの感想が聞けたそう。
「あそこまでやったら、ちょっとヤバイよね?」とか「表紙が無駄に可愛すぎだよね?」などなど・・・
内容的には結構問題ありだけど・・・まあ、なんとか楽しめたので★3つかな?
★★★
「ささやかな人生に訪れた、奇跡のような輝き。これを読んだら絶対恋したくなる。」
恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」などで読書界を騒然とさせた話題の大型新人、初めての恋愛小説集。
(祥伝社HPより)
表題作のほか、「なみうちぎわ」 「キャベツ畑に彼の声」 「小梅が通る」の4つの物語。
どれも、爽やかな恋の予感を思わせるラストで締めくくられていて、読み終える度に、甘酸っぱい気持ちになれます(^^)
どの話もそれぞれいい!
この人、凄いな!
先に読んだ「吉祥寺の朝比奈くん」も良かったのですが、わたしは、こちらの方が好き!
全部の話の設定がありきたりじゃないのもいいし、どうなるどうなる?ってワクワクする
話の展開も好き♪
どれが一番って選べないほど、良いけど、個人的好みだと「キャベツ畑に彼の声」かな?
これを書いてる中田さん、覆面作家と言われていて正体不明だそうですが、そんな正体不明の作家が絡む物語。
その正体に気づいたある少女とその作家の物語・・・・・かと思ったら・・・更なる真相が明らかになるという仕掛けも面白かった!
キャベツ畑のキャベツに自分の気持ちやら立場を置き換えるのもいいじゃない!
こういうセンスは好みだわ~。
一部で乙一が書いてるという話もありますが・・・実際はどうなんでしょ?
乙一読んだことないので、全く検討のしようもないわたしです^^;
乙一ファンの次女に読ませてみようかな?
ま、でも・・・わたしは中田永一という作家の作品は、好みだとこれ読んで確信しました!
次の新作が出るのを今から楽しみに待ちます!!
★★★★★
大統領がテロ組織に拉致監禁されるという大事件がアメリカで発生していたものの-----日本の高校生たちにとって、それは遠い国の出来事だった。それよりも、もっと重要なことがある。例えば、校舎の屋上でスケッチをすることだとか。
美術の課題のため、屋上にのぼった高校二年生の辻尾アカネ。そこで、リーゼント頭の不良・国重嘉人や、願掛けのため言葉を封印した沢木淳之介、自殺願望を持つ平原啓太と知り合う。屋上への愛情が共通しているということから、国重の強引な提案で“屋上部”を結成することになった四人。屋上の平和を守るため、通行人を襲う罰神様騒動、陸上部のマドンナ・ストーカー事件、殺し屋との遭遇などに巻き込まれることになる。それらはすべて、ひとつの事件に繋がっていた!
「このミステリ-がすごい!」2009年第7回大賞受賞作
(宝島社HPより)
次女の薦めで読みました。
「このミス・・・」受賞作品だったんだ!?
なかなか面白かった。
登場人物たちのキャラクタ-が個性豊かで、楽しい(^^)
青春小説なんだなぁ~なんて最初は軽く読んでいたら・・・その後、結構大きな事件に巻き込まれて行って・・・・
その同じ時間に世界では、某国の大統領が監禁されているという大ニュ-ス。
某国の同盟国である日本にも弾道ミサイルが飛んで来る!?という緊急事態!!
高校生たちは、世界の緊急事態よりも目の前の事件に奔走。
ミサイルが本当に飛んでくるのかどうかも気になりつつ・・・高校生の事件解決も気になるという物語でした。
選評過程なども巻末にあって、なかには厳しくこの作品をダメだという人もあったけど・・・
わたしは良いと思いました!
確かにちょっと都合よく偶然が重なるところもあるけど、それで面白くなっていくのだから良いんじゃないかな?
だれだれの作品に似てるとか?
そうかなぁ~?
〇〇作品より解り易くて良いと思ったけど・・・・^^;
中学生の次女が面白かったと言う様に、そのくらいの年代の方が素直にこの物語を受け入れられるのかも?
でも、今後に期待したい作家さんのデビュ-と思いました♪
表紙も好きだな。
★★★★
南風がはこぶ、とびきりのビルドゥングスミステリ!!
所は沖縄、立地は路地裏、掃除アバウト冷暖房一応完備、朝食激うま、オプションはがんばる女子と日常の謎。
ホテルジュ-シ-へようこそ!!
(角川書店HPより)
楽しかったぁ~(^^)
ミステリの要素はあったかな?でしたが・・・・^^;
大学の夏休み、いつもなら大勢の弟・妹に振り回されて終わるのに、今年は自分で楽しみなさいと嬉しいお達し。
でも、何をしよう?と考えて・・・友達の咲子とあれこれ考え、バイトをしようと結論を出す柿生浩美。
そして、そのバイト先は沖縄。
東京からはるばる沖縄へ。
最初は石垣島のプチホテルでバイトしていたが、バイトが急にやめてしまい人手が不足しているホテルジュ-シ-で次は働いてあげてほしいと言われ・・・・
那覇にあるホテルジュ-シ-へ住み込みのバイトとして向かう。
オ-ナ-代理の安城は、いい加減な男だけど、調理担当の比嘉さんが作る食事は美味しいし、掃除担当のクメさん、センさん姉妹は優しくて、先輩バイトの松谷さんに指導されながらすぐに仕事に慣れる浩美。
ホテルのお客は、大して多くもないが・・・
でも何故かちょっと変わった人達ばかり。
長女気質の浩美は、曲がった事はキライだし、目の前で起きた事に目をつぶっていられない性分。
客であろうと、言いたい事は言う。
オ-ナ-代理によく言われる、男前の性格なのです!
ギャルのアヤとユリ、骨董品屋の田中さん、タクシ-強盗の片棒を担がされてる矢田さん、弁当売りをしてるヤスエさん、久保田夫婦などと関わりながらその男前を前面に出して行く。
オ-ナ-代理の安城はそんな浩美を応援しながら見守っていたけど、最後の久保田夫妻での浩美の態度には驚きのお叱り!
ショックを受ける浩美だけど・・・・自分の考えが間違っていることに気づく。
バイトをするなかで、いろいろな事を学んだんだなぁ~。
いい加減だと思っていたオ-ナ-代理の安城だけど、肝心のところではちゃんと締めるし、良い人じゃん!!
バイトしながら、時々、友達の咲子とメ-ルでやり取り。
咲子は歯医者さんでバイトだったみたい。
その咲子のバイトの話は、また別の本で出ているようなので、そちらも読んでみたい!
青春小説ってかんじで良かった♪
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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