発行年月:2009年8月
働くことを通してつながる、父と娘の物語
親から継いだ会社を倒産させ、その後再就職して働き続けた男と、そんな父の背中を見て働くことに夢を託すようになった娘。会社で、家で、時に床屋で交わされた二人のやり取りを描く長編。
(集英社HPより)
この著者の前に読んだのは「ある日、アヒルバス」。
それもなかなか面白かった記憶。
これは、面白いだけじゃなく結構、感動した。
お菓子会社を継いだが倒産させてしまったと負い目を感じる宍倉勲。
そんな父をもつ娘の香。
最初の「桜」から最後の「床屋さんへちょっと」まで8つの区切りで二人の関係が段々と時間を逆行しながら描かれていました。
最初の「桜」では、香は41歳。
息子の勇(6歳)を連れて実家に来ている。
勲は孫と一緒に霊園へ。
二人の会話がなかなか楽しい。
なんで、香は実家に?旦那さんは?勲の会社はナンで潰れた?なんていろいろ疑問がわくけど、あとの話で段々にわかっていく仕組み。
受け継いだ菓子工場の社長として勤めていた時代から、度々利用していた浜名理容店(現在はバ-バ-ハマナ)が、話の舞台で時々、登場。
香も父と一緒にこの床屋さんに来ていて、大人になってからそこに訪れて、懐かしむ場面はよかったな。
会社を倒産させてしまったと負い目を感じていた勲だったけど、社員には最後まで上に立つ者として立派だったし、その後、勤めた繊維会社での働く姿も真面目で誠実そのもの。
先代の父親が亡くなり、まだ20代で社長を継いだ勲には、それなりの苦労もあったみたいだったが。
そんな姿をみて育った香も会社を興し社長として頑張っている。
ちょっと危機的状況ではあるみたいだけど、きっと誠実に真面目に働き続けるんだろうな~。
家族の関係がほのぼのしていてよかった。
勲の妻・睦子がいい。
こんなお母さん、いいな。
結構、天然だけど可愛らしい。
香の息子・勇も良い子だな。
「おじいちゃんは最後まで格好よかったよ」って。ちゃんと人を見る目を持ってる!
香の夫・布田透は、ちょっと変わってる人みたいだけど、性格は悪くなさそうだから親子三人の暮らしに戻れるのかな?
ホ-ムドラマを読んでいるかんじで楽しかった。
働くことを通してつながる、父と娘の物語
親から継いだ会社を倒産させ、その後再就職して働き続けた男と、そんな父の背中を見て働くことに夢を託すようになった娘。会社で、家で、時に床屋で交わされた二人のやり取りを描く長編。
(集英社HPより)
この著者の前に読んだのは「ある日、アヒルバス」。
それもなかなか面白かった記憶。
これは、面白いだけじゃなく結構、感動した。
お菓子会社を継いだが倒産させてしまったと負い目を感じる宍倉勲。
そんな父をもつ娘の香。
最初の「桜」から最後の「床屋さんへちょっと」まで8つの区切りで二人の関係が段々と時間を逆行しながら描かれていました。
最初の「桜」では、香は41歳。
息子の勇(6歳)を連れて実家に来ている。
勲は孫と一緒に霊園へ。
二人の会話がなかなか楽しい。
なんで、香は実家に?旦那さんは?勲の会社はナンで潰れた?なんていろいろ疑問がわくけど、あとの話で段々にわかっていく仕組み。
受け継いだ菓子工場の社長として勤めていた時代から、度々利用していた浜名理容店(現在はバ-バ-ハマナ)が、話の舞台で時々、登場。
香も父と一緒にこの床屋さんに来ていて、大人になってからそこに訪れて、懐かしむ場面はよかったな。
会社を倒産させてしまったと負い目を感じていた勲だったけど、社員には最後まで上に立つ者として立派だったし、その後、勤めた繊維会社での働く姿も真面目で誠実そのもの。
先代の父親が亡くなり、まだ20代で社長を継いだ勲には、それなりの苦労もあったみたいだったが。
そんな姿をみて育った香も会社を興し社長として頑張っている。
ちょっと危機的状況ではあるみたいだけど、きっと誠実に真面目に働き続けるんだろうな~。
家族の関係がほのぼのしていてよかった。
勲の妻・睦子がいい。
こんなお母さん、いいな。
結構、天然だけど可愛らしい。
香の息子・勇も良い子だな。
「おじいちゃんは最後まで格好よかったよ」って。ちゃんと人を見る目を持ってる!
香の夫・布田透は、ちょっと変わってる人みたいだけど、性格は悪くなさそうだから親子三人の暮らしに戻れるのかな?
ホ-ムドラマを読んでいるかんじで楽しかった。
★★★
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発行年月:2009年6月
その向こう側は、決して覗いてはいけない-------。
ある時を境に消えた友達、鏡の向こうに
見えたいつかのわたし。
怖くて、なつかしい。青春ミステルの気鋭、辻村深月、
初の怪談!
(角川書店HPより)
ホラ-は苦手ですが、ちょっと興味があり読み始めました。
最初の「踊り場の花子」は、その学校の階段に棲んでいると伝えられている「花子さん」の話を軸に・・・。
夜、寝る前に開いたので、ちょっと後悔(;O;)。
本を途中で閉じて、昼間に続きを読みました。
怪談話好きなら全然、平気なんでしょうが・・・なんだか怖かった。
最初で軽く免疫ついたので、その後のは結構、平気でした。
最初のがホラ-っぽいとすると、他のは・・・ホラ-の要素よりミステリ-の要素が多かったかんじ。
でも、何か異常なんだけど、果たして本当のところは?と思ってる瞬間って、実はすごく怖い。
2作めの「ブランコをこぐ足」続く「おとうさん、したいがあるよ」は、ちょっと不可解な死がありその真相は?と考えて不安になる恐怖心。
よくわからないけど、なんだかとても怖い。
表題作の「ふちなしのかがみ」も書かれている場面を頭に思い浮かべると怖っ!
鏡の前に年齢の数だけろうそくを並べて、午前零時に鏡を覗く・・・・・うわ~想像するだけ鳥肌!
最後の作品「八月の天変地異」は、ちょっと雰囲気が違って、最後はちょっとホッとさせてくれて、良かった。
最後まで怖かったら、また寝られなくなる・・・笑
で・・・気づいたんだけど意外と、この表紙って怖いかも。
一見、綺麗なかんじなんだけど、本を読んだあと、この表紙見たら、いろいろ本の内容がまた蘇ってきて、怖い・・・・怖がり過ぎ?
話として一番、気に入ったのは・・・「おとうさん、したいがあるよ」・・・よくわからない真相で、ある意味一番怖いかも。
初めて読んだ作家さんだったけど、なかなか面白かった♪
他の作品も読んでみよう!
その向こう側は、決して覗いてはいけない-------。
ある時を境に消えた友達、鏡の向こうに
見えたいつかのわたし。
怖くて、なつかしい。青春ミステルの気鋭、辻村深月、
初の怪談!
(角川書店HPより)
ホラ-は苦手ですが、ちょっと興味があり読み始めました。
最初の「踊り場の花子」は、その学校の階段に棲んでいると伝えられている「花子さん」の話を軸に・・・。
夜、寝る前に開いたので、ちょっと後悔(;O;)。
本を途中で閉じて、昼間に続きを読みました。
怪談話好きなら全然、平気なんでしょうが・・・なんだか怖かった。
最初で軽く免疫ついたので、その後のは結構、平気でした。
最初のがホラ-っぽいとすると、他のは・・・ホラ-の要素よりミステリ-の要素が多かったかんじ。
でも、何か異常なんだけど、果たして本当のところは?と思ってる瞬間って、実はすごく怖い。
2作めの「ブランコをこぐ足」続く「おとうさん、したいがあるよ」は、ちょっと不可解な死がありその真相は?と考えて不安になる恐怖心。
よくわからないけど、なんだかとても怖い。
表題作の「ふちなしのかがみ」も書かれている場面を頭に思い浮かべると怖っ!
鏡の前に年齢の数だけろうそくを並べて、午前零時に鏡を覗く・・・・・うわ~想像するだけ鳥肌!
最後の作品「八月の天変地異」は、ちょっと雰囲気が違って、最後はちょっとホッとさせてくれて、良かった。
最後まで怖かったら、また寝られなくなる・・・笑
で・・・気づいたんだけど意外と、この表紙って怖いかも。
一見、綺麗なかんじなんだけど、本を読んだあと、この表紙見たら、いろいろ本の内容がまた蘇ってきて、怖い・・・・怖がり過ぎ?
話として一番、気に入ったのは・・・「おとうさん、したいがあるよ」・・・よくわからない真相で、ある意味一番怖いかも。
初めて読んだ作家さんだったけど、なかなか面白かった♪
他の作品も読んでみよう!
★★★★
発行年月:2009年10月
頑張っていない人なんて、誰もいない。でも、どうにもならないことはある------。
子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。だけど、大人になった今は?初恋の少女、好きだったマンガの登場人物、いつも笑わせてくれた酔っ払いのおじさん・・・・なつかしい人との再会は、あの頃の自分と出会うこと。こんなはずじゃなかった日々を必死に生きる人たちだけが手にする、ささやかな希望を描く感動作。
(新潮社HPより)
6つの短篇集。
最後の「ロング・ロング・アゴ-」は最初の「いいものあげる」から20年経った設定。
この二つがやはり印象的でした。
小学生時代のあるクラスの様子。
老舗の百貨店「ちどりや」を経営する父を持つ美智子ちゃん。
そこに東京から転校してきたわたしは、その百貨店のライバルとなる大型ショッピングセンタ-の建設と経営を軌道に乗せることを仕事にした父を持つ。
クラスの何人かは「ちどりや」内に店舗を構える家の子。
仲良くなったスズちゃんも和菓子屋の娘で「ちどりや」に恩義を感じている一人。
「いいものあげる」と何かとプレゼントをくれる美智子ちゃんに複雑な思いで接するわたし。
美智子ちゃんに対して卑屈なほど褒め称えるスズちゃんに対しても複雑な心境のわたし。
子どもの世界っていうのも結構、厳しいな~。
でも美智子ちゃんとの別れの場面は、ホロリ・・・・(/_;)
美智子ちゃん、すごく優しい子でした。
新しい環境で、頑張って!と思って読み終えたら、最後に後日談で知らされたことは少々、ショック。
でも、幸せじゃなかったとは言えないし・・・・
小学生時代、サッカ-好きで美智子ちゃんが好きだった瀬尾くんの20年後の姿もなかなか切ないものがあったけど、現場監督(班長)が言った言葉は良かったな。
「やり甲斐とか生き甲斐なんて、あとになってから初めてわかるっていうか、あとにならなきゃわからないんだよな」
仕事にイマひとつ一生権命になれない瀬尾君だけど、言われた言葉の意味をわかったみたいで良かった!
ラストは切ない場面だったけど、心が少し温かくもなって、重松さんらしいものでした。
他の作品もそれぞれよかった。
しみじみ沁みてくるようなお話たちでした。
頑張っていない人なんて、誰もいない。でも、どうにもならないことはある------。
子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。だけど、大人になった今は?初恋の少女、好きだったマンガの登場人物、いつも笑わせてくれた酔っ払いのおじさん・・・・なつかしい人との再会は、あの頃の自分と出会うこと。こんなはずじゃなかった日々を必死に生きる人たちだけが手にする、ささやかな希望を描く感動作。
(新潮社HPより)
6つの短篇集。
最後の「ロング・ロング・アゴ-」は最初の「いいものあげる」から20年経った設定。
この二つがやはり印象的でした。
小学生時代のあるクラスの様子。
老舗の百貨店「ちどりや」を経営する父を持つ美智子ちゃん。
そこに東京から転校してきたわたしは、その百貨店のライバルとなる大型ショッピングセンタ-の建設と経営を軌道に乗せることを仕事にした父を持つ。
クラスの何人かは「ちどりや」内に店舗を構える家の子。
仲良くなったスズちゃんも和菓子屋の娘で「ちどりや」に恩義を感じている一人。
「いいものあげる」と何かとプレゼントをくれる美智子ちゃんに複雑な思いで接するわたし。
美智子ちゃんに対して卑屈なほど褒め称えるスズちゃんに対しても複雑な心境のわたし。
子どもの世界っていうのも結構、厳しいな~。
でも美智子ちゃんとの別れの場面は、ホロリ・・・・(/_;)
美智子ちゃん、すごく優しい子でした。
新しい環境で、頑張って!と思って読み終えたら、最後に後日談で知らされたことは少々、ショック。
でも、幸せじゃなかったとは言えないし・・・・
小学生時代、サッカ-好きで美智子ちゃんが好きだった瀬尾くんの20年後の姿もなかなか切ないものがあったけど、現場監督(班長)が言った言葉は良かったな。
「やり甲斐とか生き甲斐なんて、あとになってから初めてわかるっていうか、あとにならなきゃわからないんだよな」
仕事にイマひとつ一生権命になれない瀬尾君だけど、言われた言葉の意味をわかったみたいで良かった!
ラストは切ない場面だったけど、心が少し温かくもなって、重松さんらしいものでした。
他の作品もそれぞれよかった。
しみじみ沁みてくるようなお話たちでした。
★★★★
発行年月:2009年10月
若くして逝った姉。遺された義兄(あに)と私。
一軒家でのふたり暮らし、会社での秘められた仕事。
不可思議な事件の数々。--------
(講談社HPより)
義兄と住んでるのは、男性です。
ま、長野さんのお話には、男の人が男の人を慕い焦がれる話は多いので、なるほど、今度の話はこういう設定ですか・・・なんて思いました。
一軒家に一緒に・・・とは言え、元々、姉と義兄は結婚していて夫婦の新居に二世帯住宅として住まわせてもらっているというかんじ。
義兄は、義弟の感情に気づいているのかな?
気づいていながら、振り回しちゃってる風にも見受けられて、ちょっと義弟のわたしが気の毒だったかな?
わたし(義弟)の勤める会社での立場もなんだか微妙で・・・縁故入社という経緯があり、直属の上司は副社長のY。
同期入社の優秀社員・M。
このYとかMとかのイニシャルの名前は、後に名前が明かされるのだけど、こういうイニシャルだと秘密めいた雰囲気があって、面白いな。
以前、有名な作家の作品(なんだったか?思い出せないけど・・・)でも使われてたっけ?
主人公の「わたし」の名前も最後の最後でわかって、スッキリ(笑)
会社のなかでも、義弟は、不思議な位置。
Yからの言いつけで行なう仕事は、探偵まがいのもの。
その先で起こるちょっとした出来事も妙なもの。
最初から最後まで、現実の話なのに、やはりどこか自分が今いる場所とは異質な世界の雰囲気で、上手く言えないけど、読みながらそういう雰囲気を満喫できて満足!
長野ファン以外には「どこがいいのかわからない」と評されそうな気もするけど・・・^^;
表題の「レモンタルト」は亡くなった姉が好きだったもの。
亡くなった姉の存在が、結構、活きていたかんじも良かったな。
長野さん、またまた新刊出たみたいで、早々に図書館予約入れました!
若くして逝った姉。遺された義兄(あに)と私。
一軒家でのふたり暮らし、会社での秘められた仕事。
不可思議な事件の数々。--------
(講談社HPより)
義兄と住んでるのは、男性です。
ま、長野さんのお話には、男の人が男の人を慕い焦がれる話は多いので、なるほど、今度の話はこういう設定ですか・・・なんて思いました。
一軒家に一緒に・・・とは言え、元々、姉と義兄は結婚していて夫婦の新居に二世帯住宅として住まわせてもらっているというかんじ。
義兄は、義弟の感情に気づいているのかな?
気づいていながら、振り回しちゃってる風にも見受けられて、ちょっと義弟のわたしが気の毒だったかな?
わたし(義弟)の勤める会社での立場もなんだか微妙で・・・縁故入社という経緯があり、直属の上司は副社長のY。
同期入社の優秀社員・M。
このYとかMとかのイニシャルの名前は、後に名前が明かされるのだけど、こういうイニシャルだと秘密めいた雰囲気があって、面白いな。
以前、有名な作家の作品(なんだったか?思い出せないけど・・・)でも使われてたっけ?
主人公の「わたし」の名前も最後の最後でわかって、スッキリ(笑)
会社のなかでも、義弟は、不思議な位置。
Yからの言いつけで行なう仕事は、探偵まがいのもの。
その先で起こるちょっとした出来事も妙なもの。
最初から最後まで、現実の話なのに、やはりどこか自分が今いる場所とは異質な世界の雰囲気で、上手く言えないけど、読みながらそういう雰囲気を満喫できて満足!
長野ファン以外には「どこがいいのかわからない」と評されそうな気もするけど・・・^^;
表題の「レモンタルト」は亡くなった姉が好きだったもの。
亡くなった姉の存在が、結構、活きていたかんじも良かったな。
長野さん、またまた新刊出たみたいで、早々に図書館予約入れました!
★★★★
発行年月:2009年6月
男の子に美少女が落ちてくるなら
女の子にもイケメンが落ちて何が悪い!
ある日道端に落ちていた好みの男子。
「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。
野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!
(角川書店HPより)
なんだか久しぶりのラブコメで、読む前からワクワク。
樹(イツキ)とさやかのラブスト-リ-。
二人の出会いは、道端に倒れていた樹に出会い、突然「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」と言われ、拾っちゃう!
あり得ない出会いだけど、そんなことはいいのです!
有川さんのラブコメならば、ありでしょう!!(笑)
ブ男じゃこうはいかないと思うけど・・・・
二人の共同生活・・・ま、最初は初対面ということで、ギコチナサがありますが、段々、お互いに惹かれていく過程がなんともホンワカ。
樹は、草花に詳しく、二人で野草摘みに。
実際、名前を聞いただけでは「?」の草花も植物図鑑ということで、写真が載ってます。
これはホントにいいわ~。
そして、お料理の方法も載っていて、ちょっと試してみたくなる!
探すの面倒だから簡単に試せないけど・・
ノビルのパスタが一番食べてみたい!
ユキノシタの天ぷら・・・苦いらしいけど、ちょっとこれも食してみたい。
野草じゃないと思うけど。。。。ピ-マンの胡麻和えは、すぐ試せそう!これは美味しいでしょう!
倒れたいた樹って、ホントは何者?とずっと疑問でしたが、最後の方で明かされます。
途中、突然の別れもあって、え~そんなぁ~!!(/_;)と思ったら・・・・・・
いや~いいわ~ベタ甘な話なのに、有川さんが書くとどうしてこう感動するのかなぁ?
サイドスト-リ-っぽい後ろのカ-テンコ-ル2つも良かった!
あ~たのしかった(^^)
男の子に美少女が落ちてくるなら
女の子にもイケメンが落ちて何が悪い!
ある日道端に落ちていた好みの男子。
「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。
野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!
(角川書店HPより)
なんだか久しぶりのラブコメで、読む前からワクワク。
樹(イツキ)とさやかのラブスト-リ-。
二人の出会いは、道端に倒れていた樹に出会い、突然「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」と言われ、拾っちゃう!
あり得ない出会いだけど、そんなことはいいのです!
有川さんのラブコメならば、ありでしょう!!(笑)
ブ男じゃこうはいかないと思うけど・・・・
二人の共同生活・・・ま、最初は初対面ということで、ギコチナサがありますが、段々、お互いに惹かれていく過程がなんともホンワカ。
樹は、草花に詳しく、二人で野草摘みに。
実際、名前を聞いただけでは「?」の草花も植物図鑑ということで、写真が載ってます。
これはホントにいいわ~。
そして、お料理の方法も載っていて、ちょっと試してみたくなる!
探すの面倒だから簡単に試せないけど・・
ノビルのパスタが一番食べてみたい!
ユキノシタの天ぷら・・・苦いらしいけど、ちょっとこれも食してみたい。
野草じゃないと思うけど。。。。ピ-マンの胡麻和えは、すぐ試せそう!これは美味しいでしょう!
倒れたいた樹って、ホントは何者?とずっと疑問でしたが、最後の方で明かされます。
途中、突然の別れもあって、え~そんなぁ~!!(/_;)と思ったら・・・・・・
いや~いいわ~ベタ甘な話なのに、有川さんが書くとどうしてこう感動するのかなぁ?
サイドスト-リ-っぽい後ろのカ-テンコ-ル2つも良かった!
あ~たのしかった(^^)
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女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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