〈あなた〉と〈私〉……名前すら必要としない二人の、密室のような恋
山本文緒・行定勲・西加奈子・青山七恵さん絶賛の至上の恋愛小説。
読売新聞、毎日新聞でも話題になった島本理生の新境地!
(河出書房新社HPより)
なにやら、淫靡なものを連想させるタイトルと表紙ですが・・・ある意味、純愛を描いているのかも。
主人公の「わたし」とその恋の相手である「あなた」。
わたしには、同居している直樹という恋人がいるけど、時々、暴力を受けたりしていて健全ではないかんじ。
「あなた」から恋を打ち明けられたときには、一緒に暮らしている人がいるからと断る。
けれど、二人の関係は、途絶えることなく続く。
この辺の関係の持続は、第三者的にみると理解し難いものなんだけど・・・・
わたしの抱えるもの(両親や同居する恋人との関わり方)を考えると、「あなた」の存在は必要なものだったのかも?
告白は受け入れられないけど、そばに常においておきたい存在?
一方の「あなた」も結婚したのに、「わたし」を今までと同じように「僕はあなたが好きです」と言ってる。
お互いさまの関係なのかなぁ?
この二人でないと成立しない関係でしょうね。
二人に共感は出来ないし、行動もよくわからないけれど、文章はなんだか美しくて読んでいて心地よかった。
不思議な魅力の作家さんだ。
好き嫌いが分かれそうな話でもあるだろうけど、好きか嫌いか?と問われたら
わたしは、好きです(^^)
★★★
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短歌界の鬼才 穂村 弘と、女神 東 直子の二人が交互に詠んだ短歌と散文で、永遠の恋に墜ちる男女の姿を描ききる!
言葉でどこまで愛しあえるか?
その答えがここにある
(全日出版HPより)
東さんの小説は、何冊か読みどれもわたしの好みの作品でした!
でも短歌はどんなかんじなのかなぁ~?
と気になり、探したらコラボ作品があり、気になって読んでみました。
後ろのあとがきに、お二人の言葉がありましたが、メ-ルでお互いの歌を交換し合って作られたものだとか。
面白いことを考えるなぁ~。
短歌って、あまり馴染みがないけど、こうして1組の男女が偶然に出会い、お互いに好意を持ち、恋人になり、そして別れがくるというよくある恋愛パタ-ンを短歌で表現していくと、すごく馴染み易い!
どうなる?この二人は?なんて思いながら普通の恋愛小説のようにドキドキしながら進みました。
短い文に込められた気持ちは、読み手の想像力に委ねられ・・・・
あれこれ妄想しながら楽しみました(笑)
表題にある回転ドアは二人の出会いの場にあったもの。
二人の出会いの頃の歌が特にいいなぁ~(^^)
読んでいて楽しかった♪
★★★★
おいしいごはんはすべて
「料理の神様」の贈り物。
料理の神様の愛弟子たちとおいしい出会いを求めて、
「食堂」をめぐる長い旅のはじまりです。
(はじめにから抜粋)
小川糸さんの物語はいくつか読んだけど、どれも美味しい料理がよく出て来て、それらの元になっているのが、こういう旅先での料理の愛弟子との出会いからなんだなぁ~
なんて勝手に解釈しました。
日本全国、いろいろな場所を美味しいものを求めて旅をする。
いいなぁ~。
わたしも食べてみたい!!と思う料理がいっぱい。
写真もカラ-で載っていて、美味しそう。
もうちょっと大きく載っていたらなぁ~なんて思ってしまったけど・・・・。
特に一番最初の石垣島のペンギン食堂は、行ってみたい!
食べてみたい!!
楽しい本でした(^^)
次は、美味しい物が沢山出てくる物語を期待します♪
★★★
好きな彼女に会いたくて、1日8ミリずつうごく石と、石と話のできるペットの猿を描いた表題作の他、「ゴリづらの木」「手裏剣ゴーラウンド」など、どこかにありそうで、どこにもなかったお話3篇収録。懐かしくて胸の奥底をぎゅっと掴まれるようなこの短編集が小説デビュー作となる。
父・中島らもを超える物語の紡ぎ手の登場!
(双葉社HPより)
3つのお話がありました。
最初の話は「ゴリづらの木」
自宅の庭にある木の上に出没する少年と15歳の女の子の交流。
親しくなっても顔は見せない。
その少年の秘密を病で臥している祖父が亡くなる直前に話してくれる。
御伽噺話のような不思議だけど、感動するお話でした。
二番目の話は「手裏剣ゴ-ラウンド」
客足もまばらな寂れた遊園地に勤める主人公・林哲哉の元に、忍者の新巻が出現。
林勘助の曾孫の曾孫の曾孫の曾孫なら斬る!と。
家系図を取り寄せるまで、猶予をもらうがその間、遊園地で1日、哲哉を見張る新巻。
忍者が出現という設定が可笑しかった。
遊園地では人気者になったり・・・・
最後はちょっと感動でこれまた良い話でした。
最後は表題にもなっている「いちにち8ミリの。」
村の大きな行事「お石さままつり」。
祠から移動した大きな石を祠に戻すお祭り。
その石は何故動くのか?
人間の女性・美澄(村の中学校で美術を教えている)のそばに行きたいため、苦労して1日8ミリずつ移動している。
そして、美澄の家で飼っている猿の壮太。
壮太と石は会話が出来る。
壮太も美澄のことが好き。
村で権力のある神主の源信が祭りを取り仕切るのだが、そこにはインチキな仕掛け。
どんなに2人(石と猿ですが・・・^^;)思っても美澄には想いが通じない切なさ。
最後は、ちょっと驚きの展開で哀しかったなぁ~。
どのお話も結構、好きでした。
中島らもさんの作品は読んだことないので、その娘さんが書いたと言っても比べようもないけど、
次回作も出たら是非、読みたい!と思いました♪
★★★★
お父さんが知らない女の人と一緒に死んでしまった。
止まってしまった自分の人生を取り戻すため、
私は下北沢に部屋を借り、「レ・リアン」というビストロで働き始めたが・・・。
(毎日新聞社HPより)
久しぶりに読んだ、よしもとばななさんの本。
とても良かった!!
父親が知らない女性と心中してしまった。
なんともショッキングな出来事。
主人公の井本よしえ(通称:よっちゃん)は、父親の死後1年が経ったあたりで、両親と3人で暮らしていた自由が丘の家から出て下北沢に家を借り、自活し始める。
住んでいる家のすぐ側の洋食屋さんでお手伝いをしながら働き、忙しく過ごしていた。
が、ある日、母親も自由が丘を出て来てしまう。
あの家で一人で住むのはイヤ。お父さんの幽霊が出るとか・・・
疎ましく思いながらも追い返せないので自由が丘の家は、そのままに下北沢の狭い部屋の母と娘の生活は始まる。
二人の会話が結構、楽しかった。
親子っていうより、親友のような。
馴れ合ってもいないし、よそよそしさもなく、こういう母と娘の関係は理想だなぁ~。
こんな良い妻と娘が居ながら、どうしてまた別の女性となんか死んじゃったんでしょう!?
その疑問は主人公のよしえ自身も抱いていて、のちになんとなくその理由がわかった。
ふむふむ・・・そういう事情があったんだぁ~。
遺された二人の事を思うと、なんとも悔しいけど、ちょっと理解できちゃう部分もあった。
父親の事を昔から知り、よしえ自身も幼い頃から知っている山崎さんとの事は、ちょっとドキドキした。
普通で考えたら、そうはならんでしょ?という展開だけど、物語を読んでいて、二人の性格みたいなものが理解出来たので、違和感はなかったな。
わたしだったら、お店にご飯を食べに来てくれていた新谷くんとの関係をもっと大事にしたいけどなぁ~なんて思ったりして。
父親の不可解な死があるけど、物語には暗さがなく
主人公のよしえが母親の暮らしぶりをみて
「前向き過ぎず、後ろ向き過ぎないその態度を見て なんといい女だろうと思ったのだ」
と言っていたけど、それは、よしえにも当てはまるんじゃないかな?と読みながら思った。
いろいろ苦しんだ母と娘だと思うけど、下北沢で暮らした事で何か良い方向に導かれて行ったかんじ。
下北沢・・・行ってみたいな~。
止まってしまった自分の人生を取り戻すため、
私は下北沢に部屋を借り、「レ・リアン」というビストロで働き始めたが・・・。
(毎日新聞社HPより)
久しぶりに読んだ、よしもとばななさんの本。
とても良かった!!
父親が知らない女性と心中してしまった。
なんともショッキングな出来事。
主人公の井本よしえ(通称:よっちゃん)は、父親の死後1年が経ったあたりで、両親と3人で暮らしていた自由が丘の家から出て下北沢に家を借り、自活し始める。
住んでいる家のすぐ側の洋食屋さんでお手伝いをしながら働き、忙しく過ごしていた。
が、ある日、母親も自由が丘を出て来てしまう。
あの家で一人で住むのはイヤ。お父さんの幽霊が出るとか・・・
疎ましく思いながらも追い返せないので自由が丘の家は、そのままに下北沢の狭い部屋の母と娘の生活は始まる。
二人の会話が結構、楽しかった。
親子っていうより、親友のような。
馴れ合ってもいないし、よそよそしさもなく、こういう母と娘の関係は理想だなぁ~。
こんな良い妻と娘が居ながら、どうしてまた別の女性となんか死んじゃったんでしょう!?
その疑問は主人公のよしえ自身も抱いていて、のちになんとなくその理由がわかった。
ふむふむ・・・そういう事情があったんだぁ~。
遺された二人の事を思うと、なんとも悔しいけど、ちょっと理解できちゃう部分もあった。
父親の事を昔から知り、よしえ自身も幼い頃から知っている山崎さんとの事は、ちょっとドキドキした。
普通で考えたら、そうはならんでしょ?という展開だけど、物語を読んでいて、二人の性格みたいなものが理解出来たので、違和感はなかったな。
わたしだったら、お店にご飯を食べに来てくれていた新谷くんとの関係をもっと大事にしたいけどなぁ~なんて思ったりして。
父親の不可解な死があるけど、物語には暗さがなく
主人公のよしえが母親の暮らしぶりをみて
「前向き過ぎず、後ろ向き過ぎないその態度を見て なんといい女だろうと思ったのだ」
と言っていたけど、それは、よしえにも当てはまるんじゃないかな?と読みながら思った。
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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