ほんとうにあった夢物語
契約社員から女社長に-----
実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!
風の酒を造りたい!
まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落として----。
(講談社HPより)
あとがきを読んで、これはフィクションだけれど、実際に沖縄産のラム酒づくりを始めた女性の話が元になっていると知りました。
凄い、女性が居たんですね~。
沖縄はサトウキビの生産が盛んなのは知っていたけど、ラム酒はそのサトウキビから作られるというのは知らなかった。
下戸だし、お酒に興味はないから・・・^^;
でも、このお話を読んでいると、下戸のわたしでさえ、ラム酒が飲みたくなる!
さとうきびは大地と風が育てる。ラム酒はそのさとうきびから造られる。
つまり風が育てた酒 それがラム酒
この文中の表現は素敵だなぁ~。
主人公の伊波まじむが会社のベンチャ-コンク-ルに参加し、沖縄産のラム酒づくりに臨む話ですが、周りでまじむの取り組みを応援してくれる面々も良かった。
真摯な取り組みが同じような気持ちで支えてくれる人を巡り合わせてくれて成功に導いてくれた。
素敵なお話でした。
表題の「風のマジム」は主人公の名前と同じですが、マジムには真心という意味もあるんですね。
風の真心=風のマジム・・・心地よい響きの言葉です(^^)
★★★★
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笑っちゃうほど不幸のどん底の人生を送る17歳のフリーター女子・ココロちゃんと彼女を見守る平凡な女子高生ぺんぺん草ちゃんの、楽しくて、ほろ苦い青春物語。
(ポプラ社HPより)
ラジオ局・葉崎FMで放送されているリスナ-参加の番組「みんなのふこう」コ-ナ-。
リスナ-から寄せられる不幸話で盛り上がるコ-ナ-。
そこに女子高校生・ぺんぺん草ちゃんから送られた話。
そこにはココロちゃんという17歳の女の子の不運の連続が書かれていた。
最初は、ドジな話に笑っていたけど・・・・段々エスカレ-トしていくのには驚きでした。
例えば、ハ-ブだよと貰って育てていたら、大麻だったとか。
犯罪に知らず知らずのうちに巻き込まれていくココロちゃん。
留置所にお世話になったり
溺れかけたり、ひき逃げされたり、崖から落ちたり・・・・救急車で運ばれる回数も半端じゃな
病院に運ばれる回数も凄い。
そんなココロちゃん本人は、どんなときにもマイペ-ス。
留置所のご飯も美味しかったと言うし、病院のご飯はもっと美味しいと笑顔。
騙されても騙されたと思わず、勘違いで騙した人をも良い人と捉えてしまう。
う~ん、この子には誰かちゃんとした人がそばに居てあげないと!!なんてハラハラしましたが・・・
でもでも大丈夫みたい。
結果的に悪質な宗教団体を壊滅状態にしちゃったんだから。
ハチャメチャだったけど、結構面白く読みました。
しかし・・・・ココロちゃんの不運はまだまだ続きそうなラストのニュ-スには苦笑でした。
がんばれココロちゃん!
★★★
それは現実か、都市伝説か----。
巨大な憎悪が降り注ぎ、崩壊に直面するこの街と
愛しき住人たちを守るために彼らは、現れた。
運命と絆が交錯するラスト!
誉田ワールドの集大成!!
(中央公論新社HPより)
歌舞伎町って、行ったことないので、よくわからないけど、なんとなく犯罪が蠢くイメ-ジがある。
風俗店、飲食店、暴力団・・・・etc・・・。
そんな歌舞伎町に住み、店を出して生計を立てている人たちもいる。
店が次々に変わりそこに行き交う人たちも次々変わる町で、ずっとその町を愛し、守るべきものを守るために、立ち上がったのが歌舞伎町セブン。
でも、そのために行なった事は、犯罪。
最初から、町会長が殺される事件が起きる。
しかし、遺体には外傷がなく突然死と判断されてしまう。
その死に不可解なものを感じた、町交番勤務の小川幸彦。
かつて、区長だった父親も同じような死を遂げていた。
そして、歌舞伎町を取材し、町の実態を雑誌に掲載しているフリ-ライタ-の上岡も町会長の死に何か引っかかるものを感じていた。
幸彦と上岡がやがて出会い、その死の真相を探る。
その途中で浮き上がる「歌舞伎町セブン」の実態。
都市伝説のように噂されていたそのグル-プのメンバ-も現れ、事件の真相が明かされていく。
でも・・・・まだまだハッキリしたものが書かれず物語が終わってしまったような・・・・。
話は読みやすく、どんどん読み進めていけたけど、
これは続編が絶対あるはず!
それを早く読みたいです!!
ややグロテスクな暴行シ-ンがあるので、R15くらいかな?^^;
「痛いよ~(;O;)」って思いながら、読みました。
先に読んだ「ジウ」に絡んだものも少しあり、刑事課の東も登場でした。
★★★
夜な夜な聞こえるあの音。も、もももしかして(汗)
のどかな毎日×驚愕のセンセーション!
優しい夫と、もうすぐ3歳になる息子と暮らす「私」。「全てを一新して、生活を変えなければ」と思い立ち、パートをはじめ、新しい家に引っ越した。引っ越し先の隣家は、6人の男の子のいる大家族。ひとり息子のためにはよかったと喜ぶ「私」だったが、毎週金曜、隣家ではある出来事が起こるのだった……。
中国人留学生たちの「今」を描く「ピラミッドの憂鬱」を併録。
(講談社HPより)
表題作のほかに「ピラミッドの憂鬱」と2編が収められている本書。
「ピラミッドの憂鬱」は、中国から日本へ留学して来た二人の青年の日常を描いていた。
二人は幼なじみでもあり、お互いの親は元同僚同士。
結構、裕福な暮らしをしている家庭で育った二人。
日本へ来てもさほど苦労なしで生活しているかんじ。
楓果(ふうか)は、大学卒業後は貿易会社に就職し、自分で稼いでいるかんじもしたが、もう一人の南羽は親からの仕送りに頼り切っているかんじの根っからのお坊ちゃん。
だけど、南羽の父親(地方都市の副市長)に汚職問題の疑いが問われる事態発生。
そして、楓果の父親も病に倒れた!
一人っ子って、若い頃は両親、祖父母に甘やかされていい身分だけど、やがてその何倍もの苦労を背負わなければならないんだなぁ~
表題作の「陽だまり幻想曲」では、
一人息子と夫と暮らす主婦が引っ越し先の隣家で、賑やかな6人兄弟を見て思うあれこれ。
最初は、微笑ましいな。
わが家にももう一人くらいは子どもが居たほうがいいかも。
なんて思っていたら・・・・
アッとビックリの展開になりました!!
この表紙の絵は広げると中にもう2人子どもの絵があり、物語のなかの6人兄弟を描いたものかな?と思われますが・・・
読み始める前に見たこの可愛らしい絵が、読み終えてみると切ないような哀しいような複雑な気持ちになります。
2つの全く異なるお話でしたが、なかなか面白かった。
最初の話は中国人のことを書いていますが、「陽だまり・・・」は中国ではないのかも?
楊さんの物語を読むと、中国人のいろんな考え方がわかって驚かされます。
でもそれが面白い。
★★★
われらが浦沢中学にすごい先生がやってくるってさ----。
北村ハルトは中学2年生。
始業式の日、彼の前に現れた1人の先生。
軟弱そうでやぼったい。
そう、彼こそがハルトのクラスの新担任
----小津ケイイチロウ先生、だった!
(講談社HPより)
北村ハルトは、中学二年。
両親は離婚して、父親と二人暮らし。
学校のクラス担任が入院したため、後任の教師が赴任して来た。
前の担任は、崩壊気味の学級を受け持つプレッシャ-で体調不良になったとか?
今度の教師は、それをカバ-するため区の教育委員会が放つ最終兵器!
と学校の裏サイトでの書き込みあり。
そして、やって来た先生は・・・・小津ケイイチロウ32歳、独身。
この先生が、予想に反してのダメダメ。見た目は貧弱。そして初日の挨拶はガチガチに緊張していて、自己紹介を終えたあと脳貧血を起して倒れた!
どうなる?このクラス?
最初から面白かった。
クラスの面々は、新任教師を馬鹿にする。
裏サイトでも小津先生の初日の騒動の話題で盛り上がる。
今時の中学生の姿がリアル。
その後も先生のダメっぷりは続くのだけど、人間性はとても好感が持てる感じで、段々と生徒たちは小津先生の良いところを認めていく。
俺たちで育てればいい・・・なんて最後は言っちゃうんだから。
教え方が上手くて、当たり前のことしか言わないような教師より、案外、生徒たちは、こういう先生に心を開いていくのかもなぁ~。
なんて読みながら思いました。
そして、ハルトと父親の関係。
離婚して出て行った母親との再会。
これらも、なかなかユニ-クなかんじで楽しかった。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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