発行年月:2010年11月
おいしいごはんはすべて
「料理の神様」の贈り物。
料理の神様の愛弟子たちとおいしい出会いを求めて、
「食堂」をめぐる長い旅のはじまりです。
(はじめにから抜粋)
小川糸さんの物語はいくつか読んだけど、どれも美味しい料理がよく出て来て、それらの元になっているのが、こういう旅先での料理の愛弟子との出会いからなんだなぁ~
なんて勝手に解釈しました。
日本全国、いろいろな場所を美味しいものを求めて旅をする。
いいなぁ~。
わたしも食べてみたい!!と思う料理がいっぱい。
写真もカラ-で載っていて、美味しそう。
もうちょっと大きく載っていたらなぁ~なんて思ってしまったけど・・・・。
特に一番最初の石垣島のペンギン食堂は、行ってみたい!
食べてみたい!!
楽しい本でした(^^)
次は、美味しい物が沢山出てくる物語を期待します♪
おいしいごはんはすべて
「料理の神様」の贈り物。
料理の神様の愛弟子たちとおいしい出会いを求めて、
「食堂」をめぐる長い旅のはじまりです。
(はじめにから抜粋)
小川糸さんの物語はいくつか読んだけど、どれも美味しい料理がよく出て来て、それらの元になっているのが、こういう旅先での料理の愛弟子との出会いからなんだなぁ~
なんて勝手に解釈しました。
日本全国、いろいろな場所を美味しいものを求めて旅をする。
いいなぁ~。
わたしも食べてみたい!!と思う料理がいっぱい。
写真もカラ-で載っていて、美味しそう。
もうちょっと大きく載っていたらなぁ~なんて思ってしまったけど・・・・。
特に一番最初の石垣島のペンギン食堂は、行ってみたい!
食べてみたい!!
楽しい本でした(^^)
次は、美味しい物が沢山出てくる物語を期待します♪
★★★
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発行年月:2010年8月
好きな彼女に会いたくて、1日8ミリずつうごく石と、石と話のできるペットの猿を描いた表題作の他、「ゴリづらの木」「手裏剣ゴーラウンド」など、どこかにありそうで、どこにもなかったお話3篇収録。懐かしくて胸の奥底をぎゅっと掴まれるようなこの短編集が小説デビュー作となる。
父・中島らもを超える物語の紡ぎ手の登場!
(双葉社HPより)
3つのお話がありました。
最初の話は「ゴリづらの木」
自宅の庭にある木の上に出没する少年と15歳の女の子の交流。
親しくなっても顔は見せない。
その少年の秘密を病で臥している祖父が亡くなる直前に話してくれる。
御伽噺話のような不思議だけど、感動するお話でした。
二番目の話は「手裏剣ゴ-ラウンド」
客足もまばらな寂れた遊園地に勤める主人公・林哲哉の元に、忍者の新巻が出現。
林勘助の曾孫の曾孫の曾孫の曾孫なら斬る!と。
家系図を取り寄せるまで、猶予をもらうがその間、遊園地で1日、哲哉を見張る新巻。
忍者が出現という設定が可笑しかった。
遊園地では人気者になったり・・・・
最後はちょっと感動でこれまた良い話でした。
最後は表題にもなっている「いちにち8ミリの。」
村の大きな行事「お石さままつり」。
祠から移動した大きな石を祠に戻すお祭り。
その石は何故動くのか?
人間の女性・美澄(村の中学校で美術を教えている)のそばに行きたいため、苦労して1日8ミリずつ移動している。
そして、美澄の家で飼っている猿の壮太。
壮太と石は会話が出来る。
壮太も美澄のことが好き。
村で権力のある神主の源信が祭りを取り仕切るのだが、そこにはインチキな仕掛け。
どんなに2人(石と猿ですが・・・^^;)思っても美澄には想いが通じない切なさ。
最後は、ちょっと驚きの展開で哀しかったなぁ~。
どのお話も結構、好きでした。
中島らもさんの作品は読んだことないので、その娘さんが書いたと言っても比べようもないけど、
次回作も出たら是非、読みたい!と思いました♪
好きな彼女に会いたくて、1日8ミリずつうごく石と、石と話のできるペットの猿を描いた表題作の他、「ゴリづらの木」「手裏剣ゴーラウンド」など、どこかにありそうで、どこにもなかったお話3篇収録。懐かしくて胸の奥底をぎゅっと掴まれるようなこの短編集が小説デビュー作となる。
父・中島らもを超える物語の紡ぎ手の登場!
(双葉社HPより)
3つのお話がありました。
最初の話は「ゴリづらの木」
自宅の庭にある木の上に出没する少年と15歳の女の子の交流。
親しくなっても顔は見せない。
その少年の秘密を病で臥している祖父が亡くなる直前に話してくれる。
御伽噺話のような不思議だけど、感動するお話でした。
二番目の話は「手裏剣ゴ-ラウンド」
客足もまばらな寂れた遊園地に勤める主人公・林哲哉の元に、忍者の新巻が出現。
林勘助の曾孫の曾孫の曾孫の曾孫なら斬る!と。
家系図を取り寄せるまで、猶予をもらうがその間、遊園地で1日、哲哉を見張る新巻。
忍者が出現という設定が可笑しかった。
遊園地では人気者になったり・・・・
最後はちょっと感動でこれまた良い話でした。
最後は表題にもなっている「いちにち8ミリの。」
村の大きな行事「お石さままつり」。
祠から移動した大きな石を祠に戻すお祭り。
その石は何故動くのか?
人間の女性・美澄(村の中学校で美術を教えている)のそばに行きたいため、苦労して1日8ミリずつ移動している。
そして、美澄の家で飼っている猿の壮太。
壮太と石は会話が出来る。
壮太も美澄のことが好き。
村で権力のある神主の源信が祭りを取り仕切るのだが、そこにはインチキな仕掛け。
どんなに2人(石と猿ですが・・・^^;)思っても美澄には想いが通じない切なさ。
最後は、ちょっと驚きの展開で哀しかったなぁ~。
どのお話も結構、好きでした。
中島らもさんの作品は読んだことないので、その娘さんが書いたと言っても比べようもないけど、
次回作も出たら是非、読みたい!と思いました♪
★★★★
発行年月:2010年9月
お父さんが知らない女の人と一緒に死んでしまった。
止まってしまった自分の人生を取り戻すため、
私は下北沢に部屋を借り、「レ・リアン」というビストロで働き始めたが・・・。
(毎日新聞社HPより)
久しぶりに読んだ、よしもとばななさんの本。
とても良かった!!
父親が知らない女性と心中してしまった。
なんともショッキングな出来事。
主人公の井本よしえ(通称:よっちゃん)は、父親の死後1年が経ったあたりで、両親と3人で暮らしていた自由が丘の家から出て下北沢に家を借り、自活し始める。
住んでいる家のすぐ側の洋食屋さんでお手伝いをしながら働き、忙しく過ごしていた。
が、ある日、母親も自由が丘を出て来てしまう。
あの家で一人で住むのはイヤ。お父さんの幽霊が出るとか・・・
疎ましく思いながらも追い返せないので自由が丘の家は、そのままに下北沢の狭い部屋の母と娘の生活は始まる。
二人の会話が結構、楽しかった。
親子っていうより、親友のような。
馴れ合ってもいないし、よそよそしさもなく、こういう母と娘の関係は理想だなぁ~。
こんな良い妻と娘が居ながら、どうしてまた別の女性となんか死んじゃったんでしょう!?
その疑問は主人公のよしえ自身も抱いていて、のちになんとなくその理由がわかった。
ふむふむ・・・そういう事情があったんだぁ~。
遺された二人の事を思うと、なんとも悔しいけど、ちょっと理解できちゃう部分もあった。
父親の事を昔から知り、よしえ自身も幼い頃から知っている山崎さんとの事は、ちょっとドキドキした。
普通で考えたら、そうはならんでしょ?という展開だけど、物語を読んでいて、二人の性格みたいなものが理解出来たので、違和感はなかったな。
わたしだったら、お店にご飯を食べに来てくれていた新谷くんとの関係をもっと大事にしたいけどなぁ~なんて思ったりして。
父親の不可解な死があるけど、物語には暗さがなく
主人公のよしえが母親の暮らしぶりをみて
「前向き過ぎず、後ろ向き過ぎないその態度を見て なんといい女だろうと思ったのだ」
と言っていたけど、それは、よしえにも当てはまるんじゃないかな?と読みながら思った。
いろいろ苦しんだ母と娘だと思うけど、下北沢で暮らした事で何か良い方向に導かれて行ったかんじ。
下北沢・・・行ってみたいな~。
止まってしまった自分の人生を取り戻すため、
私は下北沢に部屋を借り、「レ・リアン」というビストロで働き始めたが・・・。
(毎日新聞社HPより)
久しぶりに読んだ、よしもとばななさんの本。
とても良かった!!
父親が知らない女性と心中してしまった。
なんともショッキングな出来事。
主人公の井本よしえ(通称:よっちゃん)は、父親の死後1年が経ったあたりで、両親と3人で暮らしていた自由が丘の家から出て下北沢に家を借り、自活し始める。
住んでいる家のすぐ側の洋食屋さんでお手伝いをしながら働き、忙しく過ごしていた。
が、ある日、母親も自由が丘を出て来てしまう。
あの家で一人で住むのはイヤ。お父さんの幽霊が出るとか・・・
疎ましく思いながらも追い返せないので自由が丘の家は、そのままに下北沢の狭い部屋の母と娘の生活は始まる。
二人の会話が結構、楽しかった。
親子っていうより、親友のような。
馴れ合ってもいないし、よそよそしさもなく、こういう母と娘の関係は理想だなぁ~。
こんな良い妻と娘が居ながら、どうしてまた別の女性となんか死んじゃったんでしょう!?
その疑問は主人公のよしえ自身も抱いていて、のちになんとなくその理由がわかった。
ふむふむ・・・そういう事情があったんだぁ~。
遺された二人の事を思うと、なんとも悔しいけど、ちょっと理解できちゃう部分もあった。
父親の事を昔から知り、よしえ自身も幼い頃から知っている山崎さんとの事は、ちょっとドキドキした。
普通で考えたら、そうはならんでしょ?という展開だけど、物語を読んでいて、二人の性格みたいなものが理解出来たので、違和感はなかったな。
わたしだったら、お店にご飯を食べに来てくれていた新谷くんとの関係をもっと大事にしたいけどなぁ~なんて思ったりして。
父親の不可解な死があるけど、物語には暗さがなく
主人公のよしえが母親の暮らしぶりをみて
「前向き過ぎず、後ろ向き過ぎないその態度を見て なんといい女だろうと思ったのだ」
と言っていたけど、それは、よしえにも当てはまるんじゃないかな?と読みながら思った。
いろいろ苦しんだ母と娘だと思うけど、下北沢で暮らした事で何か良い方向に導かれて行ったかんじ。
下北沢・・・行ってみたいな~。
★★★★★
発行年月:2010年8月
にゃあん
あなたのクラスはノアに選ばれました!
黒猫が、首に風呂敷包みを巻きつけて、教室にやってきた。「こんにちは」と、ビ-玉みたいにまんまるな目で見つめてる・・・・・。
ノアはきっと、あなたのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです---------。
(講談社HPより)
この重松さんの児童書は、朝日小学生新聞に掲載されていた物語だそうです。
主人公の大沢健太は小学5年生。
1年生から仲良しの亮平が、なんだか元気のないのが気になっている。
クラスの担任が怪我で入院し、代わりに若い宮崎由子先生(ユッコ先生)が赴任してくる。
けれど、ユッコ先生は、なかなかクラスの皆に受け入れられない。
どこの小学校でも、こういう事ありそう。
自分の意見があっても、周りについ同調してしまって、本音がなかなか言いにくい雰囲気もあり、心で思っている事と違うことを口に出してしまったり・・・。
小学生だけじゃなく、中学生や高校生、大人の職場社会でも、ここに出てきたような事って、沢山ありそう。
ここでは、黒猫のノアが、皆に少しずつ勇気を出すことの大切さみたいなものを気づかせるように仕向けていく。
読んでいて、楽しかったし、最後は感動した!
さすが重松さん!
ラストのエピロ-グでは、ノアがまた違う学校で、何やら仕掛けそうな場面で終わり、この学校でのノアの活躍による変化も読みたいなぁ~なんて思った。
続編、書いて欲しいなぁ~。
大人が読んでも十分、楽しめるお話でした(^^)
★★★★
にゃあん
あなたのクラスはノアに選ばれました!
黒猫が、首に風呂敷包みを巻きつけて、教室にやってきた。「こんにちは」と、ビ-玉みたいにまんまるな目で見つめてる・・・・・。
ノアはきっと、あなたのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです---------。
(講談社HPより)
この重松さんの児童書は、朝日小学生新聞に掲載されていた物語だそうです。
主人公の大沢健太は小学5年生。
1年生から仲良しの亮平が、なんだか元気のないのが気になっている。
クラスの担任が怪我で入院し、代わりに若い宮崎由子先生(ユッコ先生)が赴任してくる。
けれど、ユッコ先生は、なかなかクラスの皆に受け入れられない。
どこの小学校でも、こういう事ありそう。
自分の意見があっても、周りについ同調してしまって、本音がなかなか言いにくい雰囲気もあり、心で思っている事と違うことを口に出してしまったり・・・。
小学生だけじゃなく、中学生や高校生、大人の職場社会でも、ここに出てきたような事って、沢山ありそう。
ここでは、黒猫のノアが、皆に少しずつ勇気を出すことの大切さみたいなものを気づかせるように仕向けていく。
読んでいて、楽しかったし、最後は感動した!
さすが重松さん!
ラストのエピロ-グでは、ノアがまた違う学校で、何やら仕掛けそうな場面で終わり、この学校でのノアの活躍による変化も読みたいなぁ~なんて思った。
続編、書いて欲しいなぁ~。
大人が読んでも十分、楽しめるお話でした(^^)
★★★★
発行年月:2010年11月
ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。
山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。
「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。
(PHP研究所HPより)
登場人物たちが皆、役者。
監督の脚本によって進むドラマだけど、アドリブもあり、脚本も日々変わっていく様子。
言葉が台詞なのか?本心なのか?
考えながら読んだりしていましたが、途中から、もう、いちいち考えるのも面倒で全部この家族の真実だと考えて読んでました^^;
なんでもない家族の会話。
そこには、温かい雰囲気があり、和気藹々とした空気が流れていた。
けれど・・・監督の指摘で爆弾を仕替えろと。
そして、出てくる爆弾発言。
結構、衝撃的でしたね~。
俳優一家の次男・岡本裕と結婚予定の二品真里の両親とのちょっと暗い関係。
世間では名優と謳われる笠松市郎と睦子の出会い、そして夫婦になるまでの波乱万丈の出来事。
この二つの爆弾に対するほかの家族の発言(台詞)が良かった。
良い家族だなぁ~(^^)
ラストは温かい気持ちになれました。
ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。
山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。
「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。
(PHP研究所HPより)
登場人物たちが皆、役者。
監督の脚本によって進むドラマだけど、アドリブもあり、脚本も日々変わっていく様子。
言葉が台詞なのか?本心なのか?
考えながら読んだりしていましたが、途中から、もう、いちいち考えるのも面倒で全部この家族の真実だと考えて読んでました^^;
なんでもない家族の会話。
そこには、温かい雰囲気があり、和気藹々とした空気が流れていた。
けれど・・・監督の指摘で爆弾を仕替えろと。
そして、出てくる爆弾発言。
結構、衝撃的でしたね~。
俳優一家の次男・岡本裕と結婚予定の二品真里の両親とのちょっと暗い関係。
世間では名優と謳われる笠松市郎と睦子の出会い、そして夫婦になるまでの波乱万丈の出来事。
この二つの爆弾に対するほかの家族の発言(台詞)が良かった。
良い家族だなぁ~(^^)
ラストは温かい気持ちになれました。
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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