発行年月:2011年5月
本当に犬が好きで飼っていたのか、どうかも疑いたくなる。
そして、いろいろなことに追い詰められて罪を重ねていく。
それはひどいことで、共感は出来ないけれど・・・・・同じように追い詰められた状況に自分が陥ったら・・・?と想像してみると、自分はこうはしない!と言い切れないかも?
エルの次に飼うことになった犬は、本当は、ナナと呼ばれていた。
そして、都はササミと名付ける。
ナナは、混乱したでしょうね・・・。
飼い主が急に変わり、住む環境も変わって・・・・
でも、都にも可愛がられていたことは救いだったけど・・・。
話の結末はどうなる?と気になり、読み出したら一気読みさせる室技は、さすがの著者!
ラストは、これまでのイヤ~なかんじが抜けて良かった♪
ナナもこれからは平和な環境で幸せに暮らせるといいな。
愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけに、ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。彼女にとって、エルとの絆はあらゆる意味で人生の救いだった。だがある夜、エルは死んでしまう。エルの死は、モデルの仕事の危機も意味していた。追い込まれた都の前に、エルそっくりの犬が現れたとき、思わず都は……。人ゆえの脆さと犬への情愛ゆえに、大きな罪を背負った都を救うのは誰?大藪賞受賞作家が描く、切なくも美しいミステリー!
(徳間書店HPより)
愛犬を自分の不注意で死なせてしまったことは、とても気の毒で、飼い主の都には、同情した。
けれど・・・その後の行動は、身勝手でちょっとひどい!
(徳間書店HPより)
愛犬を自分の不注意で死なせてしまったことは、とても気の毒で、飼い主の都には、同情した。
けれど・・・その後の行動は、身勝手でちょっとひどい!
そして、いろいろなことに追い詰められて罪を重ねていく。
それはひどいことで、共感は出来ないけれど・・・・・同じように追い詰められた状況に自分が陥ったら・・・?と想像してみると、自分はこうはしない!と言い切れないかも?
エルの次に飼うことになった犬は、本当は、ナナと呼ばれていた。
そして、都はササミと名付ける。
ナナは、混乱したでしょうね・・・。
飼い主が急に変わり、住む環境も変わって・・・・
でも、都にも可愛がられていたことは救いだったけど・・・。
話の結末はどうなる?と気になり、読み出したら一気読みさせる室技は、さすがの著者!
ラストは、これまでのイヤ~なかんじが抜けて良かった♪
ナナもこれからは平和な環境で幸せに暮らせるといいな。
★★★★
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発行年月:2011年4月
夫の浮気を疑った妻が、相手の女性に会いに行く。言い争いの中、突然現れた老婆が「物事は相手の立場になって考えることが大切。つまらない喧嘩ばかりしていると、本当の敵を見失う」と言い、ふたりにとんでもないことをする。確かに相手の立場はわかったけど、これから先、どうやって生きていけばいいの!?
(双葉社HPより)
面白かったぁ~。
夫の浮気を疑い、離婚経験のある親友に相談する菱子。
それは相手に会って別れてくださいとお願いするべきとアドバイスされる。
自分は離婚したけど、それは間違っていたと。
そして夫の浮気相手と会い、口論になる。
あ~修羅場だね・・・・と思っていたら・・・・驚きの展開!!
見知らぬ老婆が口論の最中に現れて二人に説教。
そして、二人の姿が入れ替わる。
「相手の気持ちば芯までわかったら元にも戻れるけん」という言葉を残したまま消える。
唖然とする二人。
そこからが面白かった!
以前、父親と娘が入れ替わる小説があったけど、こちらは全くの他人同士。
お互いの家に向かい、お互いの生活環境もそのまま入れ替わる体験を通じて、相手のことを知る。
ラストはめでたしめでたし。
入れ替わったことで、お互いがそれぞれ良い影響を周囲の人たちにも与えたところも良かった。
この作者の本、久しぶりに読んだけど、とっても読みやすい♪
★★★★
夫の浮気を疑った妻が、相手の女性に会いに行く。言い争いの中、突然現れた老婆が「物事は相手の立場になって考えることが大切。つまらない喧嘩ばかりしていると、本当の敵を見失う」と言い、ふたりにとんでもないことをする。確かに相手の立場はわかったけど、これから先、どうやって生きていけばいいの!?
(双葉社HPより)
面白かったぁ~。
夫の浮気を疑い、離婚経験のある親友に相談する菱子。
それは相手に会って別れてくださいとお願いするべきとアドバイスされる。
自分は離婚したけど、それは間違っていたと。
そして夫の浮気相手と会い、口論になる。
あ~修羅場だね・・・・と思っていたら・・・・驚きの展開!!
見知らぬ老婆が口論の最中に現れて二人に説教。
そして、二人の姿が入れ替わる。
「相手の気持ちば芯までわかったら元にも戻れるけん」という言葉を残したまま消える。
唖然とする二人。
そこからが面白かった!
以前、父親と娘が入れ替わる小説があったけど、こちらは全くの他人同士。
お互いの家に向かい、お互いの生活環境もそのまま入れ替わる体験を通じて、相手のことを知る。
ラストはめでたしめでたし。
入れ替わったことで、お互いがそれぞれ良い影響を周囲の人たちにも与えたところも良かった。
この作者の本、久しぶりに読んだけど、とっても読みやすい♪
★★★★
発行年月:2010年10月
岡花小春16歳、恋も家族も巻き込んで、目指すは笑いの花道だ!
全力で漫才師を目指す高校生の青春を描いた山本文緒の傑作!
小春は漫才師になるのが夢の高校生。
何をやってもカンペキにこなす梅太郎とコンビを組んで、
お笑いコンテストに挑戦したけれど高飛車な美少女審査員にけなされ、
散々な結果に。
それでも憧れの紅実ちゃんとは次第にいいムードになって。
しかも芸能プロからもスカウトの電話が!
小春の夢は現実になりそうだったけれど……!?
(光文社HPより)
愉快な青春小説でした!
漫才師を目指す男子高校生・小春と梅太郎のコンビが最高~♪
お笑いを目指す二人は、普段から面白い。
会話がすべてギャグの様。
男子高校生ということで、女子に対する関心度も旺盛で、そのあたりの話も満載。
GFの女の子宅のお父さんとの関わり方も可笑しかった。
この作品は、著者の山本さんがまだ作家になりたての20年前に書いたものを一部加筆して発表のものらしいけど、その時代は携帯電話のない時代。
今なら、もっと楽に付き合ってる女の子に電話出来るのに、そういう便利な物がない時代だからこその苦労があったんだなぁ~。
自分の昔もちょっと思い出したりして・・・笑
小梅の家族もユ-モアあって良かった。
普段、何も言わないお父さんが、実は言わないだけで、ちゃんんと子どものことを見ていたというのには、理想的な父親像を見たような気がした。
楽しくてアッという間に読み終えました♪
岡花小春16歳、恋も家族も巻き込んで、目指すは笑いの花道だ!
全力で漫才師を目指す高校生の青春を描いた山本文緒の傑作!
小春は漫才師になるのが夢の高校生。
何をやってもカンペキにこなす梅太郎とコンビを組んで、
お笑いコンテストに挑戦したけれど高飛車な美少女審査員にけなされ、
散々な結果に。
それでも憧れの紅実ちゃんとは次第にいいムードになって。
しかも芸能プロからもスカウトの電話が!
小春の夢は現実になりそうだったけれど……!?
(光文社HPより)
愉快な青春小説でした!
漫才師を目指す男子高校生・小春と梅太郎のコンビが最高~♪
お笑いを目指す二人は、普段から面白い。
会話がすべてギャグの様。
男子高校生ということで、女子に対する関心度も旺盛で、そのあたりの話も満載。
GFの女の子宅のお父さんとの関わり方も可笑しかった。
この作品は、著者の山本さんがまだ作家になりたての20年前に書いたものを一部加筆して発表のものらしいけど、その時代は携帯電話のない時代。
今なら、もっと楽に付き合ってる女の子に電話出来るのに、そういう便利な物がない時代だからこその苦労があったんだなぁ~。
自分の昔もちょっと思い出したりして・・・笑
小梅の家族もユ-モアあって良かった。
普段、何も言わないお父さんが、実は言わないだけで、ちゃんんと子どものことを見ていたというのには、理想的な父親像を見たような気がした。
楽しくてアッという間に読み終えました♪
★★★★
発行年月:2009年12月
高校野球の女子マネージャーと仲間達がドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説です。弱小野球部のマネージャーの川島みなみは、ふとしたことで経営書の名作『マネジメント』に出会います。最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。そして仲間達といっしょになって、みんなの強みを生かして野球部を変えていきます。感動の青春小説です!
(ダイヤモンド社HPより)
映画化も決定し、コミックも発売されている話題の書。
女子高校生の川島みなみが、主人公。
偏差値60以上の進学校。東大合格者も毎年数人出すほどの学校だけど、運動部の成績は芳しくない。
みなみがマネ-ジャ-をすることになった野球部も決して強いチ-ムではなく甲子園を狙えるレベルではなかった。
が・・・ふとした偶然で、みなみが手にした本『マネジメント』著者はピ-タ-・F/ドラッカ-。
マネ-ジャ-とは何か?を知ろうとして手にした本だったが、中身は企業経営について書かれたものだった。
拍子抜けしたけれど、いちおう中身を読むみなみ。
そして、これは野球部を経営すると考えて使えば、無駄じゃない!と判断し、本を参考に部をマネジメントしていく。
面白い!この発想が素晴らしい!!
内容は、青春小説としても十分、面白かった。
「マネジメント」というものも少しわかった気がするし・・・。
ドラッカ-の本も実際に読んだら面白いかも。
映像化されたものにも興味が沸いて来ました!
(たぶん、DVD待ちだけど・・・・・笑)
★★★★
高校野球の女子マネージャーと仲間達がドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説です。弱小野球部のマネージャーの川島みなみは、ふとしたことで経営書の名作『マネジメント』に出会います。最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。そして仲間達といっしょになって、みんなの強みを生かして野球部を変えていきます。感動の青春小説です!
(ダイヤモンド社HPより)
映画化も決定し、コミックも発売されている話題の書。
女子高校生の川島みなみが、主人公。
偏差値60以上の進学校。東大合格者も毎年数人出すほどの学校だけど、運動部の成績は芳しくない。
みなみがマネ-ジャ-をすることになった野球部も決して強いチ-ムではなく甲子園を狙えるレベルではなかった。
が・・・ふとした偶然で、みなみが手にした本『マネジメント』著者はピ-タ-・F/ドラッカ-。
マネ-ジャ-とは何か?を知ろうとして手にした本だったが、中身は企業経営について書かれたものだった。
拍子抜けしたけれど、いちおう中身を読むみなみ。
そして、これは野球部を経営すると考えて使えば、無駄じゃない!と判断し、本を参考に部をマネジメントしていく。
面白い!この発想が素晴らしい!!
内容は、青春小説としても十分、面白かった。
「マネジメント」というものも少しわかった気がするし・・・。
ドラッカ-の本も実際に読んだら面白いかも。
映像化されたものにも興味が沸いて来ました!
(たぶん、DVD待ちだけど・・・・・笑)
★★★★
発行年月;2011年3月
夢見がちで、「フシギちゃん」と呼ばれている歩美の友人は智香だけだった。事故で急逝した智香に一目会いたいと願う歩美。かつて智香の祖母が語った、時空を超えてこの世のあらゆるものを売り買いするという幻の商人”スーサ”に依頼し、智香にあって話したいと強く願う。 深夜スーサは現れた。。スーサは歩美の長い黒髪と交換に取引を承諾し、歩美の冒険が始まった。
(徳間書店HPより)
二部構成の物語。
最初の話は、異国の時代も現代ではないような雰囲気。
ス-サと呼ばれる商人の話。
右眼は銀色で鋭利なナイフのようとか、音もなくどこからか現れると説明があり、ちょっと不気味。
どこかの国の昔話的語りの一話と変わって、第二話は現代の日本の中学生が冒頭出てくる。
二人の少女智美と歩美は幼馴染で、仲良しだが少しずつその関係がギクシャクしたものになってきている。
そして・・・智美が突然、事故で亡くなってしまう。
もう一度、智美に会いたいと思う歩美の前に突然、現れるス-サ。
物語の中でしか存在しないようなキャラクタ-が現実に現れる。
歩美もかつて、智美の亡くなった祖母から物語としてス-サのことを聞いていた。
そして始まる冒険。
短い話なのに、わくわくしたりドキドキしたり、非常に面白かった!!
第一話で不気味な印象だったス-サだけど、第二話ではク-ルで格好いい印象に変わりました。
表紙の絵は個人的に好きじゃないけど・・・・
夢見がちで、「フシギちゃん」と呼ばれている歩美の友人は智香だけだった。事故で急逝した智香に一目会いたいと願う歩美。かつて智香の祖母が語った、時空を超えてこの世のあらゆるものを売り買いするという幻の商人”スーサ”に依頼し、智香にあって話したいと強く願う。 深夜スーサは現れた。。スーサは歩美の長い黒髪と交換に取引を承諾し、歩美の冒険が始まった。
(徳間書店HPより)
二部構成の物語。
最初の話は、異国の時代も現代ではないような雰囲気。
ス-サと呼ばれる商人の話。
右眼は銀色で鋭利なナイフのようとか、音もなくどこからか現れると説明があり、ちょっと不気味。
どこかの国の昔話的語りの一話と変わって、第二話は現代の日本の中学生が冒頭出てくる。
二人の少女智美と歩美は幼馴染で、仲良しだが少しずつその関係がギクシャクしたものになってきている。
そして・・・智美が突然、事故で亡くなってしまう。
もう一度、智美に会いたいと思う歩美の前に突然、現れるス-サ。
物語の中でしか存在しないようなキャラクタ-が現実に現れる。
歩美もかつて、智美の亡くなった祖母から物語としてス-サのことを聞いていた。
そして始まる冒険。
短い話なのに、わくわくしたりドキドキしたり、非常に面白かった!!
第一話で不気味な印象だったス-サだけど、第二話ではク-ルで格好いい印象に変わりました。
表紙の絵は個人的に好きじゃないけど・・・・
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性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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