発行年月:2015年4月
アイドルが自殺した。あんなに可愛らしくて、みんなから愛されていたのに……。しかし、沙霧の死を悼む暇もなく、蓮美は激動の渦に巻き込まれる。沙霧のブログに、蓮美のいじめが原因で死ぬとかかれていたのだ。身に覚えのない蓮美は、己の無実を証明するために沙霧の死の真相を追う。「サクリファイス」シリーズの著者が、女たちの葛藤や嫉妬を鮮やかに描き出す!
(徳間書店HPより)
芸能界の恐ろしさを感じた。
こういう話、よく聞くけれど、本当にあるのかなぁ~?
売れっ子アイドル・沙霧が飛び降り自殺。
ブログのなかで、自分が虐めていたことが自殺の原因のように書かれている
ことに戸惑う蓮美は、戸惑う。
沙霧は同じ事務所のライバルでもあったけれど、よき理解者であり親友だと
自分は思っていたのに・・・・。
ショックで人間不信に陥り、引きこもり太ってしまった蓮美。
けれど、太った自分は蓮美として注目されることもなく、本名の鈴木昭子でいられる。
そして、鈴木昭子として、沙霧の自殺の真相を追うことに。
真相を突き止めるにあたって、どんどん協力者が加わる。
今はアイドルを止めたチホ。
コンビニで度々、声を掛けてきた斉木。
終盤、どんどん真相が明かされ、斉木の正体が知れた頃にはビックリ!
怪しい人だと思っていたけれど・・・・勘違いでしたぁ~^^;
真相を知れたのは、スッキリしましたが、同時になんだかやり切れない
複雑な気持ちにもなりました。
沙霧、蓮美、チホ・・・・・芸能界に入らなければ、もっと幸せに
なれたと思うなぁ~。
表紙は二人の少女しか見えませんが、裏にもう一人。
物語りとしては面白かった。
★★★
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発行年月:2015年2月
若菜17歳。青春真っ最中の女子高生と、三世代女系のてんやわんやの家族の物語。
内縁関係を貫いた曾祖母、族のヘッドの子どもを高校生で産んだシングルマザーの祖母、普通の家庭を夢見たのに別居中の母、そして自分のキャラを探して迷走中の娘の若菜。強烈な祖母らに煽られつつも、友の恋をアシスト、祖父母の仲も取り持ち大活躍の若菜と、それを見守る家族。それぞれに、幸せはやって来るのか……。
(新潮社HPより)
乙女の家のメンバー。
曾祖母・和子(78歳)
祖母・洋子(58歳)
母・あゆみ(42歳)
あゆみの娘・若菜(17歳)
あゆみの息子・誉(15歳)
主人公は高校2年生の若竹若菜。
母と父は別居しているけれど、平日の晩御飯を父は食べに来る。
曾祖母、祖母、母・・・みんな元気でそれぞれの生活をエンジョイしているのがいい。
まだみんな若いし。
そんな中、若菜は、学校のいつも行動を共にする親友とは別に
文学少女と皆から距離を置かれている、高橋鈴子と親しくなり、学校では殆ど言葉を
交わさないけれど、純喫茶ウィーンで会う。
二人の女子高校生の会話が楽しい。
こういう付き合いが出来る相手が生涯の友になるんだろうなぁ~(^^)
曾祖母、祖母、あゆみ、それぞれ今は夫(?)と離れて生活をしているのだけど、
いまも繋がっているかんじが、なんだか温かい。
高橋さんの恋の行方がとても気になっていたのに、なんだか最後は
うやむやにされた感があり・・・それだけがちょっと残念だったなぁ~。
告白の決行の様子とか知りたかったのになぁ~。
でも、面白かった!
★★★★
発行年月:2015年4月
主人公はファミレスの契約社員として懸命に働く22歳の真由子。働くことの楽しさ、人生を自分の力で切り開いていくことの尊さを繊細にみずみずしく描いた、新たなる青春仕事文学の誕生です!
ファミレスの契約社員として働く真由子は高校のアルバイト時代から7年のキャリアを持つベテラン。だがあまりに働き詰めの生活に、恋人にも「真由ちゃんの店、ブラックくさいわ。搾取されてる、みたいな」とまで言われてしまう。忙しい日々の中、常連客の老紳士や信頼できるスタッフとの交流が真由子の心の拠り所だったが──。決して楽ではない職場での人間関係と日々起こる事件の数々から、主人公の心理的成長を繊細にみずみずしく描いた物語。『あの子が欲しい』でもいま注目を浴びる、気鋭の作家による書き下ろし長編小説!
発行年月:2014年10月
人生の途中、はからずも厄介ごとを抱えることになった人々。
でも「たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても。
根気強く探せば、どこかへ抜け道があったりする」
(トオリヌケキンシより)
他人にはなかなかわからってもらえない困難に直面した人々も
思いもよらぬ奇跡が起きる時がある----。
短編の名手・加納朋子が贈る六つの物語。
(文藝春秋HPより)
6つのお話には、かなり深刻な状況に陥っている人々が登場して
胸が痛くなりますが、必ず希望の光が差し込んでくるような瞬間があり
ホッとしました。
加納さん自身の療養体験のことも書かれているのかなぁ~と思わせる
お話もあり、困難のなかでもがき苦しむ人の存在に気づいて少しでも
その救いになれる存在に自分がなれたらいいな・・・・
なんてことも職業柄感じたりしました。
<トオリヌケキンシ>
トオリヌケキンシと書かれた札の先の小路に興味を覚えた小学生の田村陽。
その先には一軒の古い家。そして見知らぬ少女・あずさと出会う。
やがて、高校生になった陽は、突然、不登校になってしまう。
そこにやって来たあのあずさ。
知らぬ間に誰かの救いになっていることが、後の自分を今度は支えてくれる。
良い話だなぁ~。
<平穏で平凡で幸運な人生>
幼少時から、ある形を瞬時に見つけ出すことが出来る能力を持っていた。
神童だと言われたこともあったが、その後は普通の生活でごく普通の
高校生になった少女。そこで知り合った生物の先生から
その力は『共感覚』じゃないか?と言われる。
『共感覚』・・・初めて知った!
<空蝉>
優しかった母が突然、虐待をする母に変身してしまった。
タクミの救いは想像上の友達、タクヤだけ。
やがて、父は新しい母を連れて来た。
タクミにとっての救いは大学生になって知り合った先輩。
彼の存在がタクミの辛い過去も救うことになるのがけど・・・
脳の病気って恐ろしいな。
<フー・アー・ユー?>
人の顔が判別できない『相貌失認症』のぼく。
高校では最初の自己紹介でカミングアルトして随分、楽になった。
そんな僕に告白した美華。
彼女は『醜形恐怖症』だった。
お互い、他人に理解しがたい症状を抱えて知り合った。
でも二人は、それぞれの救いになって、これぞ奇跡の出会い!!
<座敷童と兎と亀>
近所の老夫婦・亀井さんのうちのおばあちゃんが急死。
気落ちするおじいちゃん。
おじいちゃん自身も脳梗塞の後遺症で少し体が不自由。
そんなおじいちゃんから「家のなかに座敷童がいるようだ」と聞かされた。
ご近所づきあいって大事だなぁ~。
でも座敷童の正体がわかり、おじいちゃんに家族が増えて良かった♪
<この出口の無い閉ざされた部屋で>
ひきこもりの青年は、『明晰夢』を見て楽しむ。
時々、夢のなかに現れる兔野は、いつも自分を心配してくれる。
そして、引きこもる前に出会った女の子・ミナノも夢に出てくる。
閉ざされた部屋は、無菌室だったんだ~と途中で納得。
これは加納さん自身の体験から書かれた話でしょうね。
友だちの兎野は前の話でも少し登場。良い子なんだなぁ~。
どの話もよかった。
一番好きなのは「フー・アー・ユー?」。
深刻な状況もこんな風に乗り越えれたら素敵だ!
★★★★★
発行年月:1965年12月
静かな田舎に,ちいさいおうちがたっていました.
まわりに工場がたち,にぎやかな町になるにつれて,
ちいさいおうちは,白いヒナギクの花が咲く田舎の景色を
なつかしく思うのでした.
美しい名作絵本.
(岩波書店HPより)
たぶん、小学生のとき、読んだ以来。
中島京子さんの「小さいおうち」を読んで、映画を見て
そういえば・・・絵本があったなぁ~と思って居たところに主人が
図書館から借りて来たのをわたしも懐かしい思いで再読しました。
ああ、こんな深い話だったんだぁ~。
小さい頃は、ただこの表紙絵が可愛くて何度か開いて絵を中心に見ていた記憶。
ちいさいおうちが、段々と窮屈な環境のなかに居るのが可哀想になります。
が・・・最後は、またのびのびと自然のなかに居られるようになって
本当に良かった♪
人も同じかもね~。
都会に若い時は憧れるけれど、やっぱり自然がないところは窮屈。
やはり絵も素晴らしい!!
大人になってみても、何度もじっくり見たくなる絵です!
この著者の他の絵本も今度、借りてみよう!
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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