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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2016年10月


 犬を飼うと、犬を飼っている知人が増える。
犬の名前は知っているけど、飼い主の名前は知っているとは限らない。
シャルロットは雌のジャーマンシェパード。警察犬を早く引退し、四歳で池上家にやってきた。はじめて犬と暮らす共働きの夫妻にとって、賢くて聞き分けがよく、少し甘えん坊のシャルロットとの日々はとても新鮮。犬同士、飼い主同士、ゆるやかな連帯も生まれるが、なかには不穏な事件を持ち込む者もいて──
トラブルを起こすのはたいてい飼い主。家族として、犬を迎えたはずなのに。

                    (光文社HPより)




不妊治療の効果なく子どもに恵まれない夫婦が犬を飼うことに。

親戚の紹介で脚の手術後、日常生活には支障はないが、警察犬を引退した
メスのジャーマンシャパード犬を譲り受けて飼う。
名前はシャルロットに。
よく訓練されているのでとても賢くむやみに吠えない。
大きいからだなのにキャンキャン吠える小型犬は苦手。
犬にもいろいろな性格がやはりあるんですね~。


犬は毎日、散歩をしなければいけないから大変そうとずっと思っていましたが
自分自身の運動にもなるし、同じように犬を散歩させている人たちと
新たな人間関係が出来るのも、なんだかいいなぁ~
シャルロットみたいな賢い犬なら飼いたいな~なんて思ってしまった^^;


ちょっとしたミステリーも絡ませながらの楽しい本でした!

この夫婦の関係も素敵。
赤ちゃんが生まれてのシャルロットとの暮らしを続編として読めたら最高!


                         ★★★★

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発行年月:2016年2月

こんな女子高,無理!!

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。……日時 六月三十一日 場所 ホテルニューヘブン」――

神奈川県の伝統ある私立女子校・蘭聖学園の卒業生・柏木陽奈子(28歳)のもとに、突然届いた同窓会の案内。「あれ、6月に31日ってあったっけ……」と案内を受け取った後、陽奈子は謎の死を遂げる。学園卒業生の連続死を調べている弁護士・松川凛子は、死亡した女性が皆同じ案内状を受け取ったことを突き止めるも、自身にも案内状が届いて――

『殺人鬼フジコの衝動』『人生相談。』『5人のジュンコ』など話題作を次々と世に送り出す「イヤミスの女王」が、自身のかさぶたを剥がしながらダーク過ぎる女の園を描く、ノンストップ「女子校イヤミステリー」!

                  (実業之日本社HPより)




登場人物多いのでφ(..)メモしながら読みましたが・・・
誰も嫌なかんじ。

伝統ある私立の女子校の歴史を知って・・・ああ、なるほどと納得。

次々人が不審な死を遂げる割に、なんだか緊迫感みたいなものが不思議と
なくて、スルスル読んで、おしまいというかんじ。

女子校ならではの黒い感情が渦巻いていて、他人ごととしては面白い。


感動とかは全くないけどね(^_^;)


                       ★★★

 




発行年月:2016年11月


 1972。何かが終わり、すべてが始まった年。
豪華執筆陣がノスタルジーとともに今に繋がる日本を描き出すクロニクルアンソロジー。

               (講談社HPより)


<川端康成が死んだ日…中島京子>
<永遠!チェンジ・ザ・ワールド…早見和真>
<空中楼閣…朝倉かすみ>
<あるタブー…堂場瞬一>
<あの年の秋…重松清>
<新宿薔薇戦争…皆川博子>

                   (講談社HPより)



1972年といえば小学生のわたし。
どの話にも1972年に起きたことが出てきて・・・ああ、あれも1972年だったんだ~と
思う。
実にいろいろな事があった年だったんだなぁ~。
出て来る殆どのことを覚えているし。


お話として良かったのは、やはり中島京子さんと重松清さんかなぁ~。

<川端康成が死んだ日>
両親と兄の4人家族だったけど、父親は長期出張が多く不在がち。
母親は父以外の男性・舛岡さんと親しくなり、小学2年のわたしと5年生の兄とも
段々と親しくなる。
が、その後、母は家を出てその男性と暮らした。
大人になって44年ぶりに舛岡さんに会う。

お母さんと3人で出かけた様子が凄く楽しそうで、子どもって街に出かけて
いつもはダメだけど今日は特別って食べさせて貰った物の思い出は
鮮明な記憶として残るものなんだよね~。
お父さんと別れたお母さんのことを責めてない。
ただ楽しい記憶だけ残っているというのもいい。



<あの年の秋>
小説「恍惚の人」がベストセラー小説になった年。
伯父さんの家で暮らしている祖母が我が家に暫く来ることになる。
伯父さんの家には一浪してが大学受験を控える息子が居て、祖母はコウコツの人に
なってしまったから?

そうか、横井庄一さんが島民により発見された年だったのかぁ~。
そして、前から生存がわかりながら捜索しても保護出来ずにいた小野田さんも
その2年後に無事保護されたんだっけ。

ボケないように自分を必死に保とうとしたおばあちゃんの姿に泣けた(/_;)。
誰も年を取れば多少ボケてしまうのは仕方ないことだけど
なんだか切ないな。
家族が温かく見守ってあげないとね。


ほかの話のなかにもいろいろな時事ネタが絡んでホント懐かしい気持ちに
なりました。


                        ★★★★



発行年月:2015年8月

警察ハードボイルドの新たなる金字塔!

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のも 昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員失踪事件を追う。心を揺さぶる、警察vs極道のプライドを賭けた闘い。 

                (KADOKAWA HPより)



柚月さんのハードボイルド小説、凄く良かった!
男の人が書いたものより良い!

国立大卒なのに、キャリアの道を進まず、現場で働くことを選んだ刑事の
日岡秀一25歳。
捜査二課主任 暴力団係の班長・大山章吾(44歳)のと共に動く。
大山の型破りな操作に驚きながらも徐々にその考え方に惹かれていく日岡。

暴力団相手の刑事って、こんな過酷な日々なのかな?
大山は妻子を事故で同時に亡くし、独り暮らし。
家族を失い守るものが身近に居ないから、こんな危ないやり方が出来るのかも。
これはいつか殺されるかなあ~と嫌な思いをずっと抱きながら読んでいたので
本当にそうなったときは、ああぁ~やっぱり!と思ってしまった。

日岡が後を継ぐとかいうけど、今後の刑事としての働き方を読みたい。
続編出るかな?
期待していよう。


                        ★★★★★
 



発行年月:2016年8月

父の転勤をきっかけに、親子四人はそれぞれに思い巡らす。家族と自分は、どっちが大事?
勤め先の大病院の不祥事隠蔽を批判し、犬吠の地方病院に飛ばされた父。
製薬会社に関係の深い実家を気にして、父についていこうとしない母。
都会暮らしが好きなのに、父をひとりにできなくて、ついていった僕。
お母さんを責めないで!と言いながら、密かに自分を責めていた妹。
たとえ自分は離れても、いつまでもそこにあってほしい、ぼく
たちの「家」。
それは、わがままだろうか。

                  (光文社HPより)



平山家4人の物語。

章ごとにそれぞれの主人公が変わり、それぞれの思いがわかる。

病院のミスを指摘したことで左遷された父親・滋について行った
小6で長男の史彰。

史彰はしっかりしてる!
彼が、この家族の絆を繋ぎとめたと言える。
この家族が離れていても、心は通じ合えていたのは、史彰が一緒に父親に
ついて行ったからこそだと思う。

中学受験もするつもりでいたのに、それを置いても自分が父親についていくことが
ベストだと判断したのは凄い!
そして、転校した先でもちゃんと良い人間関係を築いて
自分の将来やりたいことを見つけ、それを目指した進路を進んでいる。

父親は、自分の意志を通して左遷されたのだから、ある程度納得している
だろうし、母親も妹も自分の気持ちを先ず第一に考えていたのに。


それぞれの章で家族の思いがわかったけれど
母親の華奈は、やっぱりお嬢様気質なんだな・・・^^;
そんな母親の気持ちをも史彰は尊重して行動する。

史彰、すごいよ君は!と思った物語。


                        ★★★★

 
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