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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2016年5月

宇宙へ飛び、“小さなキリスト”と呼ばれ、ベーブ・ルースとも対決――世界中で愛される20世紀アメリカのアイコン、スヌーピー。その誕生のひみつから、スポーツと文学を愛した作者シュルツの素顔、そしてファンの聖地サンタローザまで、永遠に色あせない漫画『ピーナッツ』の世界をA~Zのキーワードでご案内します。

                   (新潮社HPより)



スニーピー好きには嬉しい1冊。
スヌーピー誕生秘話あり、シュルツ氏の漫画家を歩むまでの話やご家族のこと。
多くの知らなかった情報満載で読み応え十分!

読む箇所が多く、スヌーピーやピーナッツの仲間たちも沢山登場。
巻末の漫画に登場した人物たちには知らなかった子も多数。

図書館で借りたけど、手元に置いて、何度も何度も開きたい本だと思った!
注文しちゃおうかな?^^;


これからもスヌーピーは老若男女問わずに愛されていくこと間違いなし!



                         ★★★★★
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発行年月:2016年4月


 孤独な純情ヤクザが、宝塚の娘役に恋をした!?好評の宝塚シリーズ最新作。


宝塚の娘役と、ひそかに彼女を見守り続ける宝塚ファンのヤクザの組長。決して交わることのない二人の人生が一瞬、静かに交差する。娘役としての成長と、ヤクザとしての人生、それぞれの十年をドラマティックに描く。

                  (角川書店HPより)



「男役」は読んで、殆ど知らない宝塚のことを知ったりして楽しみました。
今回は、ヤクザの片桐が偶然、見た宝塚から話が展開していきます。
ヤクザと宝塚の娘役・野火ほたる。
なかなか面白い組み合わせでした!

片桐の考え方は恰好いい。
カタギになれと言って息を引き取った、慕っていたムッシュの意志を貫き通す
生き方を選んで欲しかったなぁ~。

最後はヤクザの世界っぽく壮絶。
ああ、薔薇の花束・・・せめて届けさせてあげたかった(T_T)


宝塚シリーズ第3弾もありでしょうか?

タイトル何になるのか、今から期待しちゃいます^m^


                           ★★★★



発行年月:2016年5月

朱川氏自身の“主夫”体験をもとに、著者らしい温かみあふれるフィクションとして描いた渾身の一作。思わず頷ける育児の悩みや醍醐味を描きつつ、「家族の在り方・親子の関わり方」など、普遍的なテーマに鋭く言及。箱庭的な世界で巻き起こる主人公・トモローとその周囲による濃密な悲喜交々を丹念に綴った、ほっこり笑って、ほろりと涙する家族小説。

                   (NHK出版HPより)



朱川さんの実体験に基づいているんですね~。
公園デビューの話は、実際に体験してみたからこそ書けることかも。

トモローの考え方は随所で共感できました。
男だから介入出来て丸く納まったエピソードもあり、子育ての場にこれからは
男性もどんどん進出してくれたらいいな~と思った。

トモローが主夫をして、妻の美智子が外でバリバリ働く。
そういう関係を自然と作れる夫婦も素敵だな~。


そして、トモローが幼いときに別れた母親との関係もラストに修復されて
そちらのめでたしめでたし。

色々な親子の問題を一緒に考えさせられた物語でした。


いつもの朱川さんの物語とは違ったけれど、とても良かった!!


                         ★★★★★
 



発行年月:2015年7月


 金魚の化身との奇妙な同居生活!? 荻原浩の新たなる傑作ここに誕生!



勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!? 金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以来、商談が成立するようになり。

                    (角川書店HPより)



金魚のリュウと恋人と別れ仕事も上手くいかず死にたいと思う日々を送っていた江沢潤。
祭りの日、金魚すくいで見つけ何となく気になったリュウを手に入れ家で飼う。
すると女性の姿に変わって・・・・・

金魚と人間の恋バナ?と思ったら、そんなお気楽な単純な物語ではなかった^^;

金魚のリュウと潤の共同生活は、楽しそう。
エビせんを与えそれが気に入るリュウ。

途中途中で挟む中国の話。
リュウの過去のこと。
許婚の凱王とのこと。


そして、リュウと潤の因果な関係が判明。
なるほどね・・・・。


過去の敵でも、心が通い合ったということでしょうか。
最後は切ない。
でも、良い話でした♪


                          ★★★★



発行年月:2016年4月


 遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。
しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか?
絶望的ながら、どこかなつかしく牧歌的な未来世界。かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」

                   (講談社HPより)




途中まで、不思議な話を集めた短編集?と思ったら・・・

繋がっているんですね~。

現代からかなり進んだ未来の話。
人間がふつうの生殖で生まれたのは5000年以上前だというのだから・・・。
もうそんな未来の話、想像できません^m^


人類は滅びたのか?
でも見た目人間の生物はいるみたい。
人間にみえる生物はクローンで、似た姿の者が何人もいて・・・・
分離代謝する者、合成代謝する者?


意味不明なことの連続で、理解不能な物語でしたが
不思議とこの世界観にハマってしまって、わけわからないのに意外と面白かった。


川上さん、作風がいろいろ変りますな^^;


                      ★★★
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