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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2017年8月

まだ何者でもない、何者になるのかもわからない、
わたしの、あなたの、世界のはじまり

『スコーレ№4』の女たちはひたむきに花と向き合う。
凜として、たおやかに、6つのこれからの物語。

10年前に書いたもの、5年前のもの、素敵な女性ファッション誌に載ったもの、いろいろ取り混ぜて、あらためて読んで、はっとしました。今よりちょっと若くてちょっとがんばっている宮下の小説を、ほかでもない本人が読んで勇気づけられたのです。このときにしか書けなかったものがここにあると思いました。小説って楽しい。もっと読みたい、もっと書きたい、と思いました。
 宮下奈都

                      (光文社HPより)




短編集ですが、どれもいい!

文章がスッと入って来るから読んでいて心地いい(^^)

スコーレのスコーピオンだそうだけど、スコーレ読んだかな~?
記憶(内容)が曖昧。

それでも楽しかった。

いけばな教室を開いている美奈子。
スコーレの三姉妹の父親の愛人だった人ですね。

時間が経てば、特殊な関係の人間関係もまた新たな思い出に上書きされて
良い関係になるんだな~と。
本人たちからしたら、もう少し複雑な思いもあるだろうけれど・・・。

美奈子といい関係の男友達・森太との今後の展開もちょっと気になった。

また別の機会に続編ぽいのないかな?


一番最後の話<ヒロミの旦那のやさおとこ>は、楽しかった。
小学校時代の仲良し3人組。
美波、みよっちゃん、ヒロミ。
強烈なキャラのヒロミ。
20歳から家を出て音信不通だった彼女との再会話。

暫くブランクあっても会えば再び、友情復活!



内容も良かったけれど、表紙の絵も素敵。
装画は岩崎絵里さんだとか。覚えておこう!



                         ★★★★★
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発行年月:2017年7月


山形に単身赴任中の賢一は、東京に暮らす妻の倫子から不可解なメールを受け取る。その後、警察から連絡が入り、倫子が賢一の会社の重役を殺したと知る──。その事件の背景には、壮絶な真相があった。

                     (集英社HPより)





冒頭の裁判の様子は、誰が犯人?

結構終盤まで、それがわからず、ハラハラドキドキ。


真相がわかると、なるほど・・・・。
タイトルの悪寒は、犯人が殺害した相手に感じたことかな?
嫌な奴。殺されても仕方ない下衆な男だ。


でも、倫子と優子姉妹の関係が、何とも理解しがたい。
小さい頃からの性格とか、変わらず、こんな場面でもそれが行動に出るものかな?


単身赴任中の夫・賢一みたいな男性は多そうだけど。。。
離れていても家族とは蜜に連絡を取って夫婦の会話は途絶えさせたらダメでしょ?


これを機に家族の絆が強まるといいな。
最後は、少し救いもあったようなのは良かった。


                          ★★★
 



発行年月:2017年6月

かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。みんなの愛玩動物。
由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。
淡い青春譚──「じごくゆきっ」ほか、鮮烈な桜庭ワールド、全7編。       

                   (集英社HPより)




短編集7つの話、どれもこれも変な話でちょっと不気味。

でも結構面白かった。

・暴君
・ビザール
・A
・ロボトミー
・じごくゆきっ
・ゴッドレス
・脂肪遊戯


表題作の<じごくゆきっ>は、表紙の絵がそのまま物語の想像を膨らませてくれる
内容。
美人だけど少しおバカな由美子ちゃん先生と家に帰りたくないで意見が一致して
しばしの逃避行する16歳の金城。
二人はまず買い物。それが表紙の絵のような、ちょっとロリコンっぽいフリルの
沢山ついた服。
それから夜汽車に乗って砂丘を見たいと鳥取を目指す。

逃避行は、砂丘に着いたところで終了。

金城が20年前のことを回想していたという話。
ま、今は幸せそうで何より。


最初と最後の話は、登場人物が同じで、<脂肪遊戯>は最初の話の後日談的で
面白かった。

<ロボトミー>というタイトル通り、気味悪かったのはこれが一番かな?
<ビザール>とか<ゴッドレス>は、登場人物のツイッターのアカウント名とか。
なんだかよくわからない人たちの話ばかり^^;


でも不思議と退屈せず読了。
しかし、よくもこんなヘンテコな話を思いつくなぁ~^m^



                         ★★★



発行年月:2017年6月


 抗ってみせる。ここに在る、志も心も、命も。きっと守り通して見せる。


江戸時代後期、十五万石を超える富裕な石久藩。
鳥羽信吾は上士の息子でありながら、藩学から庶民も通う郷校「薫風館」に転学し、
仲間たちと切磋琢磨しつつ勉学に励んでいた。
そこに、藩主暗殺が絡んだ陰謀が起こる!

                    (角川書店HPより)




プロローグとエピローグは現代の甲子園で野球をする高校生たち。

そして、時代は遡る。

14歳の薫風館で勉学している少年たち。
鳥羽新吾は藩学から移った。
農民や下士の子どもも共に学ぶ薫風館で、間宮弘太郎や栄太と出会い
毎日が楽しい。
けれどそこに舞い込んだ不穏な気配。

藩主暗殺の情報。

新吾たちと敵対する側の瀬島孝乃進。
父親は藩の権力者。
最初は、嫌な奴だと思っていたけれど、彼が一番、大人たちの陰謀に振り回され
気の毒な立場にあった。

親の権力とか、家柄とか関係なく生きられたら、きっと素晴らしい大人に
成長しただろうに。
新吾たちとも良い信頼関係も築けたんじゃないかな?


最後、再び、現代の高校生の話に戻り、今はそういう意味では良い時代だなと
感じた。


                           ★★★



発行年月:2017年2月

『神様のカルテ』シリーズ外、初の長編!

「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
 夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。
 痛烈痛快! センス・オブ・ワンダーに満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』!

                      (小学館HPより)



引きこもりがちな高校生・夏木林太郎。
幼い頃に両親が離婚。母親が若くして病死し、祖父の元で小学校入学から暮らす。
その祖父が亡くなり古書店「夏木書店」が遺された。

そして、突如あらわる喋る猫。トラネコのトラ。
「本を救うための手助けをしてほしい」という。

「閉じこめる者」
「切りきざむ者」
「売りさばく者」
とそれぞれの場所で本を救うために奮闘。

麟太郎の本を大切にする気持ちが本を救っていく。

そして最後は、クラスメートの沙夜を救うために奮闘する林太郎。
無口な彼が大切なものの為なら別人のように快活な言葉で相手を負かす
場面がいい。


しかし、猫はなんで現れた?
おじいちゃんの魂を持つ化身?
 

まあ面白かったからいいか?^^;
 

                           ★★★
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