忍者ブログ
自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
[215]  [216]  [217]  [218]  [219]  [220]  [221]  [222]  [223]  [224]  [225



発行年月:2017年11月

大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨(ゆり)はある時、かつての親友・里子(さとこ)が無邪気に語っていた言葉の意味に気付き、衝撃を受ける。胸に重いものを抱えたまま中学生になった友梨。憧れの存在だった真帆(まほ)と友達になれて喜んだのも束の間、暴漢に襲われそうになった真帆を助けようとして男をナイフで刺してしまう。だが、翌日、警察に逮捕されたのは何故か里子だった――
幼い頃のわずかな違和感が、次第に人生を侵食し、かたちを決めていく。深い孤独に陥らざるをえなかった女性が、二十年後に決断したこととは何だったのか?

社会に満ちる見えない罪、からまった謎、緻密な心理サスペンス。
「読者を引っ張らずにおかない独特の謎」「行間からにじみ出る緊張感がすごい」「自分にもなじみのあるこの関係性と舞台に引き込まれた」雑誌連載中から反響続々。
「サクリファイス」の著者が女たちの焦燥と決意を描く、傑作長編!!

                      (文藝春秋HPより)


友梨、里子、真帆・・・3人の少女が大人になるまでに起きたいろいろなこと。

小学校時代は、友梨と里子。
中学に入って真帆がそこに加わる。

ただの仲良しな友だちというのとは、ちょっと違った関係。


幼い時に育った環境ってその人の人生を大きく左右するんだと痛感しちゃう話。
こういう集合住宅で暮らしていると、近隣の家族の情報も筒抜けみたいな
ところあって、息苦しいかんじ。

幼いとき、里子を助けてあげられなかったという気持ちがその後の友梨の行動に
影響を与えてしまう。

この3人に起きた出来事を語るのが友梨という設定で、それを聞くのが作家の
わたしという設定。
そして作家のわたしも友梨たちと同級生で同じ中学に通っていた。


最後に知らされる真実にも驚かされた。

巧いなぁ~。

ちょっと湊かなえさん風の物語で重たかったけれど、最後まで一気読み!


いろんな話が書ける作家さんだな~と感心。


                        ★★★★
 

PR



発行年月:2003年7月


 ボートで川下りをしたら滝に落ちそうになり、露天風呂で裸になったらアブの大群に襲われ、103歳のスーパーおばあちゃんと野宿し、電気クラゲの海に飛び込んで…。アウトドア遊びや貧乏旅で、ぼくと悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の珍事件を綴る、青春エンタメエッセイ。

        (BOOKデータベース/オーシャンライフ株式会社発行)



森沢さんの若い頃、野宿しながら友達と旅をしたりしていた話をあれこれ。

素敵な心温まるお話を書いている人が、こんなやんちゃな人だったとは・・・
驚き~^m^

ちょっと下品な話は、飛ばしました(笑)。
面白いんだけど。。。長々読むのはちょっと遠慮しました^^;


旅に付き合う友達たちもユニーク。

旅の途中で出会った人たちもユニーク。

一番、可笑しかったのは、103歳のミツコさん!
どうして姿消えちゃったんだろ?
それを暫く探した森沢さんたち、優しいなぁ~。

理不尽な目に合された省略ユースホステルでも、怒っていい状況なのに
友だちと一緒に笑って済ます寛大さ。

ハチャメチャだけど、森沢さんの優しい人柄は、再認識できて良かった(^^)


単行本の発行元がオーシャンライフ株式会社。
安全なライフジャケットを作ってる会社と検索したら出て来たんだけど
そこから発行された本なのかなぁ~?

文庫本化されてるけど、そちらは双葉社でした。

また、心温まる小説、期待してます。


                         ★★★



発行年月:2017年9月


 もらい泣き必至の結婚式小説!
お祝いを一言、お願いします。
8人のお祝いスピーチで、何が語られたのか!?

                (小学館HPより)




九江泰樹と瀬戸田萌恵の結婚披露宴。
招待客やそれぞれの両親たちの二人の対する思いが綴られる。


第一話 新婦友人 三杉愛弥
第二話 新婦元上司 橋辺洋司
第三話 ウエディング・プランナー 川村久里子
第四話 新婦従兄  佐々木慶介
第五話 新郎友人  伊藤真澄
第六話 新婦伯母  山末瑛子
話七話 新郎父  九江泰史
第八話 新婦母  瀬戸田良美


最後の萌恵の良美に宛てた手紙が泣ける。
育ててくれた感謝のことば。
素直なことば。

こんなの貰ったら、母親として最高でしょうね~(;O;)

素敵なお話でした!


                        ★★★★★



発行年月:2017年4月


 第52回メフィスト賞受賞! 
4人の女には、それぞれ表の顔と裏の顔がある。ブログで賞賛されたいがために、虚偽の「幸せな育児生活」を書くことが止められない千夏子。年下の夫とのセックスレスに悩む結子。職場のストレスで過食に走り、恋人との結婚だけに救いを求める保育士の春花。優しい夫と娘に恵まれ円満な家庭を築いているように見える柚季。
4人それぞれの視点で展開する心理サスペンス! 
彼女たちの夫も、恋人もまた裏の顔を持っている。
もつれ、ねじれる感情の果てに待ち受ける衝撃! 
「この先、いったいどうなるのか?」 
ラストまで一気読み必至!!

                         (講談社HPより)



かなり長く、四人の女性たちの抱える悩みを主に語り、重たい。

それぞれの立場なりの悩みは、理解出来る部分もあるけれど・・・

千夏子については、嫌な女だなぁ~という印象が最初から最後まで続いた。
夏記が生まれたときから、可愛く思えないって、なんで?と思ったら・・・
後半で、なるほど、そういうことか~と。
でもやはり理解は出来ない。
夏記が健気ゆえに不憫でならなかった。

優しくて賢い子なのになぁ~。


それぞれ女性が抱えるものは上手く描かれていて、この先どうなっていくの?
と興味津々で読んだ。


終盤、もう一人の女性が登場し、ぞれによって、色々なことが解決していく。

最後は、子ども達が笑顔になれそうな大人たちの気持ちの変化が
見られて良かった。


次の作品も期待出来そうな作家さん!


                          ★★★★
 

発行年月:2017年10月


その街では、死者も生き返る。 現実を夢で知る「夢見」。 そして屍人を自在に動かす「屍人使い」。 二つの能力を私は持っている。 吉本ばなながついに描いた渾身の哲学ホラー。書き下ろし長編。 「この物語は、50年かけて会得した、読んだ人の心に命の水のように染み込んで、 魔法をもたらすような秘密の書き方をしています。もしよかったら、このくせのある、 不器用な人たちを心の友にしてあげてください。 この人たちは私が創った人たちではなく、あの街で今日も生きているのです」

                      (幻冬舎HPより)



哲学ホラー・・・・なるほど・・・その通り^m^

登場する人たちがちょっと変わってるけれど、物語を読み進めるうちに
すごく愛おしく感じて来て、続きの物語が今から楽しみ♪


ミミとこだちは二卵性の双子。
小学生のとき、両親は交通事故で、父親は他界して母親は病院で意識がないまま
眠り続けている。

大人になったミミちこだちは、故郷から離れ東京で二人で暮らしていたけれど
こだちが行方不明になる。
東京から故郷に戻ったことがわかり、ミミも故郷の町へ。
その町は少し変わっている。サイキックカウンセリングを受けるミミ。
老婆が横たわる横で少女が、その老婆の霊言を訳して伝える。
老婆と少女は双子の姉妹。

父親のお墓をお参りし、出会った墓守くん。
ミミたちの母親と同じ眠り病のまま意識が戻らず亡くなったという。
お墓であった屍人使いは、恐ろしかった。

カナアマ家の当主・勇が屍人から助けてくれる。
勇は、見た目は、野獣のようだが、心優しい紳士。
こだちが初恋の人だという。


終盤、トントンと進み、母親が意識を取り戻し、退院。
眠っている間にもいろいろな行動はしていた。
不思議な力を持っている普通の人ではない人?


兎に角、突拍子もない設定なんだけど、とても面白かった。

あとがきで続きも出していくようなので、また不思議なこの人たちの近況が
知りたい!


                         ★★★★
 
カレンダー
02 2026/03 04
S M T W T F S
2 4 5 7
8 10 11 13 14
15 17 18 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]