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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2009年10月


 若い女性を襲い、人指し指を切り取る連続殺人事件の捜査が進まないまま、捜査一課のエース、西條輝司はある出来事を機に窮地に立たされていた。不器用に生きる男たちを活写する傑作長編!

                    (幻冬舎HPより)



面白かったぁ~。
警察官たちの職場を離れての生活も垣間見れて・・・

しかし、西條は、窮地に立たされて大変な目に遭いながら
事件解決に一役かって流石!

警察官じゃなくなった西條が今後は、どう生きていくのか
続きが気になる!

早く続編を読まなきゃ!!


しかし、事件の犯人、屈折してるな。
普通に社会生活していて、こんな凄惨な事件を起こすって恐ろしい。



                         ★★★★
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発行年月:2017年12月


 刀根秀俊、美月、亮介、陽菜乃は仲のいい友達グループだった。中学2年の夏にあの事件が起こるまでは――恐怖、怒り、後悔、そして絶望。生涯拭えぬ過ちとトラウマを抱えたまま、各々の人生を歩んでいた4人。求め合う体と秘めたる想いが、さらなる苦悩を呼び、暴力の行き着く果てに究極の愛が生まれる。著者渾身の長編ノワール!

                    (新潮社HPより)



男女2人ずつの物語。

刀根秀俊・・・左官職人として働いているが、幼い時より可愛がってくれている
ヤクザの九十九誠、その舎弟の近藤との縁がなかなか切れない。
母子家庭だったが、母親は出奔したまま行方知れず。

桐原美月・・・実家は神社。中学時代の4人の集まりは実月の家。
大人になって、フリーラリターとして働く。
娘の真帆(4歳)と暮らしている。

中村陽菜乃・・・過干渉な母親に悩まされた中学時代。大人になって教師として
働いているが中学2年の夏、不幸な事件の犠牲者となった事に、ずっと
苦しめられている。

正木亮介・・・中学時代は文武両道な優等生。
だけど、陽奈乃の事件を機に、変わってしまう。



あの事件さえなければ・・・・4人はどんな風に生きたんだろう?
でも、あの事件があったから4人の結束はずっと強かったんだな。

大人になった陽奈乃が亮介の妻になっていたのは、ビックリだった。
心から幸せを感じた日はなかったんじゃないかとすぐ感じたけれど
亮介のDVやアルコール依存に悩まされていたと知り、あの事件を
亮介はずっと背負い続けるストレスに苦しんで来たんだろうなと
思うと辛くなった。


美月は娘と平和な日々を過ごしていて、そこに秀俊が日常的に現れ
温かい家族みたいな過ごし方をしていて、和む雰囲気。
だけど、秀俊は、ヤクザな世界の人たちとの関係を切れずにいる。
親よりも親身に幼い時から守ってくれた人たち。



最後は、どうなる?と気になり、案外長い物語だけどスイスイ読める。
そして、ラストは、少しハラハラしたけれど、明るい未来が見えそうで
ホッとした。

可愛い真帆が「トネ~」から「パパ~」と秀俊のことを呼べる日が来たら
いいのになぁ~



読み応えあって、面白かった!


                        ★★★★




発行年月:2017年11月

甘美で幻想的な異界への誘い――匂いたつかぐわしさにほろ酔う連作奇譚集。

男同士が忍び逢う宿屋「左近」の長男、桜蔵(さくら)は高校を卒業し、大学に進学。それを機に実家をはな 男同士が忍び逢う宿屋「左近」の長男、桜蔵(さくら)は高校を卒業し、大学に進学。それを機に実家をはなれ、父の柾とその正妻と同居することになる。しかし、やっかいなものを拾う”体質”は、そのままで……
大雨の朝、自転車通学の途中で事故にあい、迷いこんだ先は古着を仕立て直すという〈江間衣服縫製所〉。その主の婆さんは着ていた服で浮き世の罪の重さをはかり、つぎに渡る川や行き先を決めるという――この世ならざる古着屋や巡査との出逢い、境界をまたいで往き来する桜蔵の命運やいかに――!?(この川、渡るべからず)
匂いたつかぐわしさにほろ酔う、大人のための連作奇譚集。

                      (角川書店HPより)



左近の桜シリーズ第3弾?
過去のを完全に思い出せないけれど、読みながら、ああ、そうだったと
思い出すかんじ。

大学に進学した桜蔵は、母と弟・千菊(ちあき)と離れ

父(本当のではないようだけど)・柾とその正妻・遠子の家で暮らす。


大学通学中に意識を失い気づいたら異形のものたちの世界へ。
妖しいけれど甘美な世界観が、独特。

大学の教授・清 千舟もなんだか柾や桜蔵たちと同じ匂いがする人物。

桜蔵の本当の父親って誰なんだろ?
いつかそんな話も出て来るのかな?

表紙の絵が、物語の雰囲気にピッタリ!

このシリーズは、まだ続くかな?


                         ★★★
 



発行年月:1985年4月

パリ帰りのユキが経営する高級洋装店で働く隆子。「この店を自分のものにしたい」と憧れ以上の野心を抱き、ユキの再渡仏をチャンスと──デザイナーとして頂点を目指す女たちの闘い

                     (集英社文庫HPより)



有吉作品を続けて読んだ。
これも面白かったぁ~。
時代は今より前だけど、全然、今読んでも古さは感じない。

主人公・清家隆子が洋裁学校から、有名な高級洋装店「オートクチュール・パルファン」の
縫い子としてスカウトされ、一番下っ端の立場から、経営者の松下ユキに
認められ、ユキがパリに行く間の店の一切を任される。

大いに張り切り、映画会社、デパートなどと契約を結び、利益を上げ
パルファンを自分のものにするには、どうしたらいいか?と考えて行動するように
なる。

隆子に近づく、男2人。
ひとりは、ユキの弟・松下信彦。
もう一人はユキの恋人(?)画廊経営者の相島昌平。

信彦からプロポーズをされながらも、自分が店を乗っ取るには邪魔な存在に
なるんじゃないか?と考え、相島にそのことを相談したり
段々と打算的な女になっていく過程が面白い。

そして、最後は・・・・

欲を出し過ぎたかな?

と本人も案外ケロッとしているところが、なんだか爽快だった。

この<<仮縫>>って表題の意味もふか~い。



有吉作品、面白い!!
なんんだかハマりそう^m^


                       ★★★★★



 



発行年月:1983年3月


《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――醜聞(スキャンダル)にまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子。彼女に関わった二十七人の男女へのインタビューで浮び上がってきたのは、騙された男たちにもそれと気付かれぬ、恐ろしくも奇想天外な女の悪の愉しみ方だった。男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ女の一生を綴る長編小説。

                   (新潮文庫HPより)




面白かったぁ~!


謎の死を遂げた女性実業家・富小路公子。
彼女のことを知る人たち27人のインタビュー記事。

子ども時代は、貧しく八百屋を営む両親の子として育つ。
が・・・本人は友達や恋人に、本当の親は誰かわからないと話している。

息子が二人・義彦と義輝。

2人の子どもの父親は、渡瀬義雄?尾藤輝彦?
子どもの名前が二人の男性の名前と似てる。

渡瀬義雄は、義雄が大学時代にアルバイト先で公子と知り合い、一時期同棲。
尾藤輝彦は、公子が子どもの頃、母親と共に居候していた家の息子。
輝彦は、公子が初恋の人で、公子は兄のように慕っていた。
公子が謎の死を遂げるまで関係が続いていた。

もう一人、宝石店店主の沢山栄次も二人の息子は自分の子だと話している。

同時期に複数の男と密接な関係を持っていたとは、驚き。

悪女なのかなぁ~?これ計算してやっていたとしたら、相当、賢いなぁ~
なんて感心しちゃう。

最後のインタビューで次男の輝彦の言葉が印象的だった。

「ママは悪女なんかじゃない。夢のような一生送った可愛い女だった」


これ、映画化とかドラマ化もされていたんだ!

結構最近、公子役を沢尻エリカで!
ああ、ピッタリ!
ちょっと見てみたいな~。

面白い小説でした!
有吉さんの作品、他のも読んでみよう!


                         ★★★★★


 
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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