忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[207]  [208]  [209]  [210]  [211]  [212]  [213]  [214]  [215]  [216]  [217



発行年月:2016年11月

8番目の物語。19年後。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。

ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。

ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない"ハリー 一家の伝説"という重圧と戦わなければなりません。過去と現実は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。

                    (静山社HPより)




ハリーとジニーの子どもは3人(ジェームズ、アルバス、リリー)
ロンとハーマイオニーの子どもは娘のローズ
そしてマルフォイの子どもはスコーピウス

懐かしいハリーたちとその子ども達の話。


敵対していたハリーとマルフォイ、それぞれの息子
アリバスとスコーピウスが親友という設定もなんだか良い。
二人が、大活躍の物語。

楽しいだけじゃなくて、暗い過去の話もうまく絡めての話の展開で
どんどん惹きこまれていく面白さでした!


マルフォイも親となって、ハリーとの関係も19年前と違って親密なかんじ。

劇場版ハリーポッターの脚本としての本でしたが、読みやすかった。

日本でも劇場版、公開とかないのかなぁ~?
これ第一部、第二部ってなっているけれど、続くかな?


ハリー・ポッターシリーズはやはり面白い♪


                        ★★★★★
 
PR



発行年月:2016年10月

河野悦子、ついに憧れのファッション誌に!?
モデル兼作家との恋の行方は?

ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて……。そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌の編集部に異動に!?

                  (角川書店HPより)




校閲部から憧れのファッション誌の編集に関わることになった悦子。
その活躍ぶりは?と期待しましたが・・・・。

好きなことが向いているとは限らないということを実感する結果に
なったわけね。

でも挑戦出来て良かった。
そうでなければ、校閲の仕事が自分には向いている仕事だと気づけなかったわけで・・・。

表題が校閲ガールなので、やはり悦子には校閲ガールでずっと居て欲しいな。

是永との関係は、ドラマで観ていた雰囲気をそのまま本でも想像して
しまうとちょっと違うかんじだったけど、ちゃんとお互いの良さを認めて
いるところは、ドラマと同様、いいかんじ。


シリーズ3作目で完結かな?
続けそうな気もするけど、これでおしまいでも納得。

楽しかった♪



                      ★★★



発行年月:2016年10月


 僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。
 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

                  (
小学館HPより)




10年ぶりに集まった5人。
大橋、中井、武田、藤村、田辺。

10年前はそこに長谷川さんも加わった6人で鞍馬の火祭を見に行った。
その日から長谷川さんは姿を消している。
5人は再び、長谷川さんに会うために鞍馬に。


集まった5人がそれぞれ、自分が体験した不思議な話を話す。
皆、それぞれ共通するのが銅版画家の岸田道生の「夜行」と題された謎めいた
連作の絵に出会っていたこと。

第一夜 尾道
第二夜 奥飛騨
第三夜 津軽
第四夜 天竜狭
第五夜 鞍馬


夜読むと、雰囲気味わえていいかも。
ちょっと怖いけれど、眠れなくなるほどではなくて良かった^^;


最終夜の鞍馬の話で、今までの不思議話が、ああ、そういうことね。
うんうん、なるほどね。
と思えて、やはり巧いなぁ~と思った。


夜はどこにでも通じている・・・・・この一言が残る。

世の中、不思議なことあっても、「そんなこともあるかもね」
と静かに受け入れればいいか?と
思える。


                         ★★★★



発行年月:2016年11月

都会を走る移動図書館、愛称「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十五歳の新人運転手テルさんと、図書館司書ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。巡回先で二人と一台を待ち受けるのは、利用者とふしぎな謎の数々で……。棚に並んだ本の中に、あなたの好みの一冊がありますように。本でつながる想いをのせて、めぐりんは今日も走る。本屋、出版社などさまざまな「本の現場」を描く著者が贈る、ハートフル・ミステリ

                     (東京創元社HPより)



移動バスめぐりん。
運転手は、定年退職後に前運転手から紹介されて引き継いだ照岡久志65歳。
それと図書館司書の梅園菜緒子。

あまり人と会話するのが得意ではないテルさんが良い。
変に馴れ馴れしい人より好感が持てました。

ウメちゃんとのコンビもいいなぁ~。


そんな二人が乗りこみ巡回する移動図書館を待っている常連さんたち。
新たな利用者たちも加わって、そこに素敵な人間関係が出来て行く様子が
とても温かみがあって良かった。

特に、母親を病気で亡くして父親と共に団地に引っ越してきた中学生の杏奈を
温かく皆が見守る様子がジ~ンとした。
杏奈ちゃんも素敵な女の子。

後は、離婚後暫く会えていなかった息子を偶然、見つけたレストラン店主・森さん
の話も良かった。


表紙も温かみある絵でいい!


                           ★★★ 



発行年月:2014年10月


 新作「四月になれば彼女は」の原点、
川村元気の傑作小説!

お金を巡るリアルな物語が、バブルに湧く中国で大反響!
人気俳優主演で、中国で映画化決定。

2015年、本屋大賞ノミネート。

累計100万部突破『世界から猫が消えたなら』の川村元気の小説第2作は
BRUTUS連載で話題沸騰の、お金のエンタテインメント。
突如、億万長者となった図書館司書の、お金をめぐる30日間の大冒険!

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて
大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。
だがその直後、九十九が失踪した―――。
ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、
ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、
一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か?
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?
九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

                       (マガジンハウス発行)



図書館司書の一男。
妻子とは別居中。
失踪した弟の借金3千万円の返済に追われる日々。
夜はパン工場で働く。

が・・・・宝くじに当選していきなり3億円を手にする!

その後、大学の落語研究部で知り合い親しくなった九十九を訪ねる。
3億の大金をどうしたらいいのか相談するため。
九十九はSNS系ベンシャーを立ち上げ大成功し大金持ちになっていた。

九十九が語るお金の話も面白かった。

けれど、まさかの九十九が3億円と共に失踪。

ええっ~?どうなるのぉ~?

九十九を知る関係者に次々、会いに行き九十九の行方を追一男。


お金と幸せ・・・・なかなか考えると奥が深い。
大金を手にしていても幸せじゃない人もいるし、裕福じゅなくても幸せな
人がいるのは何故か?

ハッキリした答えはわからなかったけど、読みながら自然とお金について
考えてしまうお話。

最後、九十九が現れてホッとした。

一男はこれから、どうお金と向き合うのかな?


面白い話でした♪


                        ★★★★
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 3 4
6 7 9 10 11
13 14 15 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]