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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2018年9月

あらすじ・概要

学園一のアイドル・楓が転落死した。
事故か、自殺か、事件か。
クラスメートの慎也とその従兄弟の刑事・公彦は、真相究明のため、
ある場所への潜入捜査を始める──。ノンストップ学園ミステリ!
 
                  (発行/集英社)




高校の演劇部所属の雨宮楓は、容姿端麗、成績優秀、非の打ちどころがない

誰もが認めるアイドル的存在。

そんな楓が謎の転落死。


事件の真相を追うのはクラスメイトの高梨愼也。
と、警察官で愼也の従兄弟・葛城公彦。



楓の次にも1年生部員の大輝が舞台から落下して死亡。


演劇部内、どうなってるんだ!?というかんじ。
事件の真相は、楓が麻薬常習者だったという真実によって複雑に・・・


真相究明のため、演劇部入部を決め、コンクール入賞を目指す部員たちの
中心的存在になっていく愼也の成長が面白かった。

従兄弟の刑事・葛城とのやり取りも面白く、師弟捜査官として事件の真相に
迫って行く姿も楽しめた。


しかし、やはり事故ではなく事件だった。

犯人が居るとしたら同じ部内の生徒?
と嫌な予感は的中してしまった。
あまりにも短絡的な行動で、哀しい。



                      ★★★

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発行年月:2018年7月

僕に近づいてはいけない。 あなたを殺してしまうから。

週刊誌記者のスクープ獲得の手伝いをしている僕、坂木錠也。この仕事を選んだのは、スリルのある環境に身 週刊誌記者のスクープ獲得の手伝いをしている僕、坂木錠也。この仕事を選んだのは、スリルのある環境に身を置いて心拍数を高めることで、“もう一人の僕”にならずにすむからだ。昔、児童養護施設<青光園>でともに育ったひかりさんが教えてくれた。僕のような人間を、サイコパスと言うらしい。
ある日、<青光園>の仲間の“うどん”から電話がかかって来て、平穏な日常が変わり始めた。これまで必死に守ってきた平穏が、壊れてしまう――。

                (発行:角川書店)


<ネタバレ含むので注意>


坂木錠也・19歳。
バイク便の仕事と並行して、スクープ記事を書く間戸村の片腕として
ターゲットの尾行などをして情報を提供している。

錠也は、乳児院~児童養護施設(青光園)で育った。

錠也の母親も施設育ちで、青光園・園長も同じ施設の出身。
パブで働いていた錠也の母親は田子庸平という男の散弾銃で死んだ。
その事件の2年後、園長は錠也を自分の施設で育てることにした。
 

錠也は、母親を殺した男に復讐をする。
田子は、錠也の施設で親友になった迫間順平(愛称・うどん)の父親だった!


衝撃の真実は、まだここから・・・・

田子庸平は、うどんの父親だったが、錠也の父親でもあった!
それから・・・錠也には、一卵双生児の兄・鍵人が居た!


田子を殺し、同じ施設出身のひかりを殺したのは・・・・錠也ではなく兄だった!


後半の急展開に読むスピードが上がった。

しかし、サイコパスって恐ろしいな。
鍵人はどうなったんだろ??


グロイシーンもあるし、重苦しい話なんだけど、最後は、少しホッとする場面の
おかげで読後感は悪くない。

折角、再会した双子の兄弟が、これから「生まれてきてよかった」と
思える生き方が出来たらいいな。



                        ★★★




発行年月:2018年8月

なんてことのない夏の一日。
でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。
教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。
事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。
音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。
年上の彼女。暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。
繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていた──

                  (発行:光文社)




最初、色々な場面の話が幾つか描かれる。
これは、劇中作?パラレルワールド?と思いながら読んだけど
結局、最後は、それぞれの話が繋がる。


高校2年の森奈緒とその同級生・片山希莉、紗子
いつも独りノートに何かを書いている希莉が気になり声を掛けた奈緒。
希莉は小説家になる夢があると打ち明け、二人は親しくなる。
そんな二人の共通の友・紗子は、変わり者で突飛な行動をしては二人を
驚かす存在。


格闘家の父に幼い頃から鍛えられた姉妹・八辻ハルと圭。
10歳の時、事故で視力を失った圭をいつも支えてきた姉。
ある日、何者かが父宅を襲い、そこに滞在していた姉妹は、危険を感じて
脱出。
父宅に戻るが大量の血痕があるだけで誰もいない。


カフェを営む市原家。
夫婦と長女・琴音で切り盛りしている。
次女の可音は、高校生で音楽を目指している。
琴音もかつては大学で音楽を学んでいたが音楽の道は諦めた。



そしてもうひとつは、有名企業のトップの父親の持つ別荘に長期療養として
滞在中の娘。
いつも窓の外を通る美しい女性に惹かれ、やがて親しくなるが
父親の愛人だったと知りショックを受ける。



これらが、ある事件の場面に遭遇するというかんじで集合。

グロテスクな場面が少な目で、結果的には、全て丸く納まるので
ハッピーエンドかな?

それぞれの後日談的な話もほのぼの系でした(^^)

たまにはこういう誉田作品も良いと思う。


                       ★★★

 



発行年月:2013年7月

止まらない鮮血、鳴り響くアラーム、飛び交う怒号。手術室は悪夢の戦場と化した! 腹腔鏡手術を受けていた准教授がありえない死を遂げた。教授選をめぐる疑惑、連続するドクターの怪死、異様な血液の謎。「missキシ」「1/2ダンス」の言葉は何を暗示するのか。若き外科医がたどり着いた慟哭の完全犯罪とは

                   (新潮社HPより)





不可解な死を巡る謎。
大病院の教授選による醜い権力争いの末の事件かと途中まで読んでいたけれど・・・
事件の真相は、全然、違うものだったことに驚いた!

最初のプロローグが、こんな真相を結ぶものになっていたなんて!
なんだか哀しい話だったなぁ~。

若き医師・冴木裕也が父親の術中死を追ううちに、辿り着いた真実は
本当にびっくり!
裕也の今後がとても気になる。

裕也の妹・真奈美もこのまま幸せな家庭を築いていって欲しいけれど
波風立つこともありそう。


ここから、ネタバレだけど・・・


プロローグを読んだとき、この母親みたいな病気、なんていうんだっけな?と
心に引っかかりを持ちながら読んでいた。
実際にみたことはないんだけど、授業では習った記憶あって
遺伝でこんな病気が代々、引き継がれて行ってしまうのが自分だったら
人生に絶望しちゃうかも。癌より恐ろしいかもしれないと思った記憶あり。

それがこの物語のキモ。


哀しく切ない話だったけど、読みごたえは十分!


                         ★★★★

 



発行年月:2018年8月


 
家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。

手を抜いたっていい。休んだっていい。でも、誰もが考えなければいけないこと。
終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、優しさと元気にあふれた傑作長編!

                        (発行:講談社)




専業主婦の村上詩穂。

2歳の娘を毎日、一人で世話している。
家事も欠かさず、励みそれでいいとしていたけれど、周りの人たちの反応に
心を乱されることも。


3歳の息子を持つワーキングママの長野礼子。
エリート公務員で妻に代わり、育児休暇を2年間取っている1歳の娘の父親・中谷達也。
と接しながら、自分が彼らの手助けをすることで親交を深めていく。


保育園に子どもを預けず、自分で24時間子どもと接する専業主婦の子育ては
本当にしんどい。
でも同じような境遇の知り合いが出来るとかなり精神的に楽になる。
毎日、公園に子どもを連れていき、そこで出会うママ友の存在は大きい。

志穂の場合、それはパパ友だったけど・・・
そしてそのパパ友・達也からは、ちょっと心乱される発言もあるんだけど
お互いを段々、理解するようになって、
最後は、それを妬んでいた人もすんなり受け入れていく。

詩穂は素敵な女性だと思った。

子育ての大変さを描きながら、それを克服する方法も同時に描いていて
なんだか、心温まるラストになっていた。


子育てをほぼ終えた自分には、子育て中を思い出す内容だったけど、
こういう本は、男性に読んで欲しいかも。


                     ★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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