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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2019年9月

将来を嘱望された陸上をやめ、
五輪種目のライフル射撃を高校から始める結城沙耶だったが――。
オリンピック種目のマイナー競技と格闘する少女たちの喜怒哀楽が渦巻く、
心震える青春小説。

                   (中央公論新社HPより)




中学では陸上のハードルをやっていた結城沙耶が友人・松前花奈の誘いで

高校からは射撃部員として頑張る。


射撃部は弱小。
新入部員は沙耶と花奈の二人だけ。
入部当初は、射撃に最初から興味があった花奈が器用にライフルを扱うが
いざ大会となると沙耶の射撃は、失敗がなく好成績を修める。


部の監督・磯村はその才能に気づいていた。

部内で花形的存在になる一方、その活躍を妬む者がいて嫌がらせを受ける沙耶。
仲良しだった花奈との関係もギクシャクしてしまう。


アスリートの世界では、こういうこともあるんだろうなぁ~。

でも沙耶は、次の舞台、オリンピックに向かうというラスト。

これ続き読みたいなぁ~。

来年のオリンピックでの射撃にも興味が出てくる!


                       ★★★



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発行年月:2019年7月

餌付けをしているわけでもないのに猫が寄りつき、「猫寺」と呼ばれていた都内の木蓮寺。若き住職の真道は高校教師だった藤井に声をかけ、猫を専門に扱う霊園を開設する。愛猫を看取ったばかりの瑞季、そして真道と藤井もまた誰にも明せない悲しみと孤独を抱えていた。猫と共に生き、猫に生かされてきた男女の祈りと再生の物語。

                   (新潮社HPより)



猫を愛する者たちの物語。
短編連作だけど、ずっと話は繋がっていて、猫寺と呼ばれる木蓮寺に
集う、猫たちとの関わりが温かい。

人も猫もいつかは尽きる命。
当たり前のことだけど、そこ関わりのなかに不思議な思いが交錯して
時には懐かしい景色や感情を思い起こさせてくれる。

寺の住職・真道。
元は物理学教師の猫の火葬を任されている藤井。
愛猫・菜々を亡くし、藤井に火葬を依頼してから木蓮寺に関わることになった
瑞希。


3人がそれぞれ猫を思う優しさがいい。

また寺の猫と遊ぶために来る、小学生の麦。
彼も少し寂しい家庭環境をこの寺で癒している様子。


こんな素敵なお寺があれば、わたしも通うなぁ~
なんて思いながら読んでいた。

心が安らぐ物語でした♪


                          ★★★★


発行年月:2019年9月


出奔した妹の子ども・朔と暮らすことになった椿。
決して《育てやすく》はない朔との生活の中で、
椿は彼を他の子どもと比べていることに気づいて――。

                    (中央公論新社HPより)



椿は出奔した妹の子どもを2歳から小学2年生になるまで育てた。
本当の親じゃなくても、ちゃんと愛情をもって・・・。
良い伯母さんだな~と感心した。

そんな椿が育てたから、朔もいい子に成長した。
少しくらい勉強ができなくても、他の子と同じようにできないことが
あっても、その子にしかない何か優れたものはあるはず。
朔は人のことを思いやる優しさに優れていると思う。

幸せに生きていくためには、案外そういうことのほうが勉強がすごく
できることより大切なんじゃないかな?と思う。


最後は、新しい生活環境で朔が楽しそうにしている描写にほっこり。


                      ★★★★★


発行年月:2019年9月


仕事じゃなくても輝ける、いつもの景色が違って見える――
人生後半戦を迎える男たちの、まさかの新しいステージは、
おじさんたちだけの社交ダンス! 
中年世代を熱くする、出会いと躍動の物語。

                 (中央公論新社HPより)


表紙のおじさんたちの物語。

社交ダンスの講師は、米山信也。
妻(ダンスのパートナーでもあった)を半年前に亡くし、何事にもやる気が沸かない。

生徒の面々。

田中武士・・・60歳で定年退職。何となく体調が優れず、妻に勧められ
受診し、医師から社交ダンスを勧められる。

川端諒一・・・51歳。商事会社の部長。子どもはいない。
妻も働いていて、自分より会社の地位は高い、

大塚正彦・・・町工場の社長。IT会社を辞めた息子(25歳)が一緒に働くが
何となく息子とはうまくかない。


おじさんたち、それぞれが社交ダンスを通じて、新しい人間関係を築き、
そういう生活の変化がそれぞれの生活でも良い変化を起こすというかんじ。


読んでいて楽しかった!


                       ★★★


発行年月:2019年8月

『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。そんなある日、彼女のもとに武蔵野市役所から一通の封書が届く。その内容は、会った覚えもない、叔母の赤松三代子なる人物の扶養が可能かどうかという照会だった。亜樹はパニックに陥る。見ず知らずの叔母の面倒を本当にみる義務があるのか――と。混乱しつつも役所からの問い合わせは放置していると、急に固定電話が鳴る。電話を取ると、相手は開口一番、赤松三代子のことで話があるという。問い合わせの回答をしていなかったので、役所からの電話かと思いきや、『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物からだったとわかる。彼女は、会って三代子の話がしたいと言う。仕方なく会う約束をした亜樹だったのだが――。

真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない!

                   (講談社HPより)





元を辿れば三姉妹(ひとみ、ふたば、みちよ)
ひーちゃん、ふーちゃん、みっちゃんの物語。

凄く考えられたストーリー。
相関図がないと、一連の事件の首謀者である狼が誰かわかりにくい。
そこを知るまでもすごく面白いんだけど・・・・



しかし、財産目的のためにここまでするのは、恐ろしい。
人がどんどん亡くなるし、その亡くなり方は自殺に追い込むという手の込んだ
方法。

登場人物も多いのはいつものことなので、メモを取りながら読みましたが
入り組み過ぎ・・・(^^ゞ

読者を混乱に陥れて楽しんでいるのか??



疲れるけど、なんだか最後は爽快。
ここまでハチャメチャだと逆に可笑しい。


ほんと毎回、よく考えるな~
次回作ももちろん読みます!


                        ★★★★
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