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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2020年6月


ターシャと美意識を共にする写真家の家・仕事・趣味。75歳の豊かな生活

美しい写真、多数掲載! ターシャ・テューダーの生き方に憧れ、ターシャの暮らしを約10年間撮影し続けたリチャードは、27歳からターシャと同じバーモント州に住み、広大な自然を守りながら、半自給自足の生活を送ってきた。これまでは使役馬、牛、羊を飼い、野菜をつくり、ブタの燻製を作るなどしてきたが、75歳になった今は、家畜を手放し、畑も小さくし、撮影の仕事と、解体された古い家の復元作業に夢をかけている。バーモントの消えゆく農村を撮影したリチャードの写真は“アメリカの偉大な叙事詩である”と讃えられている。充実の晩年を送る彼の家・仕事・趣味・病・バーモントへの思い・ターシャへの尊敬の念などを、美しい写真とともに紹介する。義父であるチャールズ・リンドバーグとのエピソードも興味深い。

              (KADOKAWA HPより)


NHKのドキュメンタリー番組で、ターシャ存命中の暮らしを見た。
今は、孫の家族が住んで、ターシャの暮らしをそのまま受け継いているとか。


この本には、それらのことがもっと詳しく描かれていた。
写真も素晴らしい。
自然が美しい。

読んだのは図書館なので、返却しなきゃならないけど
これは購入して手元に置きたいかも。


                      ★★★★★
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発行年月:2020年5月

今がどれだけキツくてもー
“おいしい”が、
きっとあなたの力になる。
食を通して変わっていく人間関係、
ほろ苦く、心に染み入る極上の食べものがたり
「遠くへ行きませんか」「行くー!行きましょうぞ!」
スポーツ用品販売会社に勤める素子は、同じく保育園に通う子供を持つ珠理を誘って、
日帰り温泉旅行に出かけることに。ずらりと食卓に並ぶのは、薬味をたっぷり添えた
鰹のたたき、きのこと鮭の茶椀蒸し、栗のポタージュスープ。季節の味を堪能するうち、
素子は家族を優先して「自分が食べたいもの」を忘れていたこと、母親の好物を知ら
ないまま亡くしてしまったことに思いを巡らせ……(「ポタージュスープの海を越えて」)
彼女が大好きな枝豆パンは、“初恋の彼”との思い出の品。
病に倒れた父の友人が、かつて作ってくれた鶏とカブのシチュー。
ーー“あのひと口”の記憶が紡ぐ6つの物語

                      (祥伝社HPより)



<ひと匙のはばたき>
人に嫌われないようにと気を遣い過ぎる清水さん。
可愛らしくて素敵な女性なのに・・・。
煮込み料理とお酒を出すお店を経営している伯父の手伝いをしている沙彩は
そんな清水さんと親しくなり料理を出しながら彼女の心を少しずつ軽くしていく。

出てくる煮込み料理が美味しそう(^^)
ビーフストロガノフ、手羽先とゆで卵の甘辛煮、牛すじピリ辛煮、鶏肉とセリの
さっぱり煮、チキンのトマト煮などなど。



<かなしい食べもの>
一時期家族の問題でいとこの家にいたとき、パン屋でアルバイトしていたいとこが
作ってくれた枝豆のパン。
今も時々、食べたくなる。
恋人につだけお願いを聞いて欲しいと頼んだのは枝豆のパン。

かなしい食べものが嬉しいたべものに変わりそうで良かったね。と思った。



<ミックスミックスピザ>
既婚者の早百合だが、仕事終わりに、彼女ありの後輩とラブホへ。
ラブホで後輩が注文したミックスピザ。
夫は仕事のストレスで会社にいけなくなった。
子どもを実家の両親に預け、早百合は夫をピクニックしようと
コンビニで好きなものを買ってラブホへ。

いきなり不倫?と思ったけど、そうじゃなかった。
早百合は夫の気持ちをちゃんとわかっているいい奥さん。



<ポタージュスープの海を越えて>
珠理と素子。
中学の同級生で、それぞれ保育園の年中さんに息子を預けて働いている。
素子が誘ってふたりで温泉へ。

こんな友達が居たら、どんな困難も超えていけそう。


<シュークリームタワーで待ち合わせ>
同級生の幸が4歳の息子を亡くした。
夫が見ている目の前で大型の遊具から頭から落下して。
哀しみのどん底にいる友をただ自分のそばに置き、食べ物を提供する夜子。

この友人関係も素敵だと思った。
哀しみのどん底から少し這い上がった幸も偉い!



<大きな鍋の歌>
入院中の友(万田)を見舞う。予後が悪い病気で退院は難しいのだという。
二人は調理師学校で一緒だった。

これも泣ける友情話。
遺した鍋を譲りうけて作る料理はどれもきっとおいしいだろうな。



どの話も美味しそうな料理と人の優しさが沁みる良い話だった。



                         ★★★★


発行年月:2016年2月

大通りから入った閑静な地に佇む通称「ミナトホテル」は、
大正末期に建てられたキャラメルのような見た目の宿泊施設だ。
館内には四季折々美しい花が飾られ、骨董家具が設えられた六つの客室は防音仕様。
看板を出していないのに、人知れず「眠れない」「食べられない」お客が集い、
時には長期で滞在する人たちも――。
誰かと繋がりあうことのよろこびを、
やさしく温かく力強く紡ぎ出した、心に響く物語。

                 (ポプラ社HPより)


駆け込み寺的なホテル「ミナトホテル」。

所有者の陽子さんが亡くなり、息子の篤彦が、陽子さんの願うホテルの裏庭で
お別れの会を開くことに。
だけど、裏庭の門を開けるカギが何処にあるのか?

木山芯輔は、祖父の頼みで親友だった陽子さんの願いを叶えるため
息子の篤彦の元に行って手助けしてあげて欲しいと頼む。



鍵を見つけることに加えて失踪した猫(平田カラメル)も探さなければならなくなった。
息子の篤彦氏は、階段から転落して足にはギブス。



結果、無事に猫も鍵も見つかるのだけど、篤彦は陽子さんの本当の息子じゃない
ことに驚く。
元婚約者と妹の子どもだったとは・・・・。

そんな経緯がわかる2つめの話は、陽子さんが存命中の話。
こちらの話の方に感動。

なんて、優しい人だったんだろう(;_:)


良い話だった。


                       ★★★★


発行年月:2020年4月


香りは、永遠に記憶される。きみの命が終わるまで。
元・書店員の一香がはじめた新しいアルバイトは、古い洋館の家事手伝い。
その洋館では、調香師の小川朔が、オーダーメイドで客の望む「香り」を作る仕事をしていた。人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとには、誰にも言えない秘密を抱えた女性や、失踪した娘の手がかりを求める親など、事情を抱えた依頼人が次々訪れる。一香は朔の近くにいるうちに、彼の天才であるがゆえの「孤独」に気づきはじめていた――。
「香り」にまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。

                    (集英社HPより)




調香師の朔とそこで家事手伝いをすることになった一香。

二人は、家族のことで深く傷ついた過去がある。

朔は、母親がネグレクトでごみの中から保護された過去。

一香は、虐めから不登校になり自殺した兄のことを自分は見捨てていたと
自分を責めていた。



朔には、幼馴染の新城がいる。
幼い頃からの朔を知りながら、特殊な鼻の力を活かす仕事を与えた。
自身は探偵として動き、そこには朔の鼻が大いに役に立つ。




朔は、調香師として、その人が望む香りを再現する。

亡くなった夫の香りをと望む女性の依頼人。
香りを作ったけれど、使うことはお勧めしないと忠告を。

女性は嘘をついていた。朔は嘘も見抜く。
女性は、元不倫相手の男性の香りを望んだのだけど、その香りによって余計
執着心が増幅し、警察に捕まる事件へ。



朔と一香はどこか似たところがあるな~と思って、この二人はお互いを
支えて生きていけるんじゃないかな?と思ったのに、途中で朔は一香を突き放す
ような香りを渡す。

この先、一香が変化するのが怖かったから・・・・と
新城は、そんな朔の気持ちに気づく。

誰かに対して興味を示し、行動したのは初めてのことだから・・・と。
ナイス!新城!

朔自身も変わって、もう少し、生き難さから解放されていくといいな。


物語の雰囲気がすごく良かった!
表紙の絵が少し、不気味だけど、内容は爽やか。



                       ★★★★★


発行年月:2020年8月


創業50年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスにたっぷり、表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、どんなにお腹がいっぱいでも食べたくなっちゃう「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。その店主の孫である「ぼく」が小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。心地の好さに、きっとあなたも通いたくなる。『しずかな日々』『るり姉』の著者が描く喫茶店ミステリー!

                   (角川春樹事務所HPより)



おじいちゃんとおばあちゃんの経営する純喫茶パオーン。
創業40年のときからの話。

孫の来人は、小学5年生。
おじいちゃんのミルクセーキとおばあちゃんのナポリタンが美味しそう♪

保育園時代からの友人・圭一郎と琉生とも、よくパオーンでいろいろな会話を
楽しむ。

そんな来人たちの成長とパオーンに来る人たちの話。


大学生になるまでの来人たちの成長も楽しい。
中学で一人私立中学を受験し、違う友達との生活が始まった琉生が一時期
来人と圭一郎に連絡を拒むような雰囲気になり心配したけれど
友情は変わりなく、その後も続き、ホッ。


ちょっとしたミステリーも種明かしされれば、なんだか笑える。
女の子に良いところを見せようと企んだことは、やりすぎだったけど・・・。



                        ★★★

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