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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:1995年9月

えっ! ちびまる子ちゃんが妊娠!? 
子どもが出来たその日から、十月十日(とつきとおか)のスッタモンダ。
笑いも涙も感動も、全拍子そろいもそろった桃印爆笑エッセイの決定版!

                (新潮社HPより)



家の本棚より久しぶりに取り出して読んでみた。

妊娠が判明してから、出産するまでのお話。

可笑しい。
ご主人が、このエッセイ読むとかなり変わっている人みたいに思える
けど誇張しているかな?

妊娠中のつわりやら便秘やら、結構リアルに書いていて
可笑しいけれど、自分はどうだっけ?と思い返したりして
楽しんだ。


へその緒が胎児に絡まっていると、帝王切開での出産。
生まれた男の子は、今、どんな生活しているのかな?


読みながら、もう居ないんだな。さくらさん・・・(/_;)と。


イラストも可愛いから、結構、家にはエッセイがある。
他のもまた再読しよう。


                  ★★★

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発行年月:2019年11月


たちまち大増刷となり、今なお反響を呼び続けている著書『井上保美さんのクロゼットから』の発売から、はや4年。
その間も、『大人になったら、着たい服』の誌面で私服スタイルを紹介するたび、
「シンプルなのに格好いい!」と大人気の「45R」デザイナー・井上保美さん。
そんな井上さんが厳選した1年間、365日分の着こなしを、本書のために描き下ろしたスタイル画とともに、一挙公開! 
毎日が、ちょっと楽しくなるコーディネートのヒントが満載です。

                 (主婦と生活社HPより)


自分より年上の方のオシャレは、見ていて参考になります。
井上さんの洋服は殆ど「45R]のもので、わたしにはちょっとお高いので
同じものを購入するのは戸惑いますが、配色などはまねできそう。

もうこれからは、シンプルなものをうまく組み合わせて着こなすことが
品よくまとめるにはいいのかも。

クローゼットのなかの柄物などは、処分していこうかな?


365日の着こなし、楽しい!

購入して正解の本でした!!


                   ★★★★★


発行年月:1988年1月

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う──祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ、人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中で、あなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。〈吉本ばなな〉のすべてはここから始まった。

             (発行/福武書店 新潮社HPより)


随分前の、ばななさんのデビュー作。

買ってから、何度か読んでけれど、ここ数十年は読んでいなかった。
細かい部分は忘れていたので、新鮮な気持ちで読めた。
そして、やっぱり、いいなぁ~と再確認。


3つの話が入っているけど、2つは連作。

<キッチン>と<満月>
それから、もう1編は<ムーンライト・シャドウ>


どの話にも共通して出てくるのは、大切に想っていた人の死。
悲しみの淵からどう這い上がっていくのか?という話。


幸い、ここの主人公のような、絶望感に襲われるような親しい人の死は
考えたら体験していない。
祖父母や義父母の死は、もちろん、哀しいものだったけれど、どこか
予測していたところがあった。

しかし、この物語の主人公たちは、ある日、突然大切な人を喪い
その哀しみや絶望感は、読みながら想像しているだけで苦しくなる。


でも人は、そんな気持ちからもちゃんと立ち上がり前を向いていく
ものなんだと哀しいだけじゃない、どこかホッとする温かさ、
みたいなものも感じられる。
だから何度も読みたくなるんだな・・・。


また暫くしたら再読しよう。



                   ★★★★★


発行年月:2019年7月


今日はご褒美、もう一杯気!

疲れた心にじーんと沁みる珠玉の人間ドラマ×絶品グルメの五つ星小説!


〈見守り屋〉の祥子(しょうこ)は今宵も寝ずの番で客を見守る。
夜勤明けの疲れを癒すのは、絶品ランチ酒。
明日はどんな味に出会えるだろう?

悲しくても寂しくても、やっぱりおいしい。

バツイチ、アラサー、犬森祥子(いぬもりしょうこ)の職業は〈見守り屋〉。
依頼が入ると、夜から朝までひたすら人やものを見守る。
彼女の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。
街で出会ったグルメを堪能しながら思うのは、一人娘のこと。
別れた夫とその再婚相手のもとで暮らす娘に会えぬまま半年が
経っていた。独り思い悩むが、ワケありな客たちと過ごす時間が徐々に祥子を
変えていき……。

恋(?)の予感の半生ハンバーグとビール、母心のスパゲッティーグラタンとレモンハイ、
復活のからあげ丼とハイボール……今日も昼どき、極上の一杯を
いただきます!

                   (祥伝社HPより)



前作は読んでいないけど、読んでいるうちに主人公・犬森祥子のことや
祥子の周りの人間関係もみえてきた。

離婚して、元旦那は再婚し、娘も新しい家庭で暮らしているという状況。
それでも新しい奥さんや娘との関係は良さそう。

祥子の仕事(夜の見守り屋)で出会う人たちとの話も興味深いし、仕事終わりの
ランチとお酒を楽しむ様子もいい。
解放感のなかでのランチとお酒が美味しそう。
夜、寝る前に読んでいたら、小腹が空いてきて困った・・・(^^ゞ


祥子の人柄も良さそう。
小山内と角谷、二人の男性から好意をら寄せられるのもわかる。

でも、自分の気持ちだけで突っ走らないところもいい。

ラストは、でもちょっと気になる。
続きの展開が読みたい(知りたい)。


表紙の絵は、地元のハンバーグ店「さわやか」のもの。
お皿が特徴的なので、「おっ!」とすぐ思った。
久しぶりになんだか食べたくなったなぁ~。
でも、今は自粛の休業中ですね~(/_;)


                       ★★★


発行年月:2019年7月

あの人は、きれいな思い出なんかじゃない

きつい目に大柄な身体、恋愛なんて私には似合わない。
そんな二十歳の藤子に恋を与え奪ったのは
死んだ父より年の離れた写真家だった

              (文芸春秋HPより)


20歳の藤子は、二人暮らしだった父親を亡くしばかり。
そこに現れた、同じ町内の写真館の息子・全さん。
父より10も年上の男に、だんだん惹かれていく藤子。


自分の小さい頃のことを知っていて、弱っているところに
するっと入り込む全さんに読みながら、藤子、危ないぞ!と
警告のことばを心の中で叫びながら読んでいた(笑)。

でも、案の定、恋愛経験のない藤子は、まんまの全さんに
はまってしまう。
あ~全さん、なんと罪深いんだ~!(怒)


でも、全さんは自分からは誘ってないな。
積極的に誘ったのは藤子の方だしね。
でも、普通の大人なら、断ると思うけどなぁ~。
余命短い身なら尚更。


兎に角、読みながら、あれこれ突っ込みしたくなった。


20歳だった藤子がその後、社会人になり、全さんの遺した
写真集を見る場面は、ちょっとドキッとした。
全さんが自分のことをどう見ていたかに気づく瞬間。


藤子には、新たな恋をしてほしいな。

タイトルの意味をあれこれ考えた。

神様は、誰だ?
全さんにとっての神様は藤子。
藤子にとっての神様は全さん。


そんな二人を引き合わせたのは、どこかの神様?
その神様の暇つぶし?

う~ん。わからん。

何処かに著者のインタビューでタイトルについて語って
いないかな?


なかなか、良い話だったと個人的には思う。



                   ★★★★

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