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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2021年4月

海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っている。
そんななか、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたとのニュースが……。

                     (双葉社HPより)


餅湯温泉駅前商店街が舞台。
そこに暮らす高校生男子たちの青春物語。


主人公の穂積怜には母親がふたり。
商店街の土産物屋で一緒に暮らす母親・寿絵と、定期的に近くの別荘に来る
ファミレス経営者の母親・伊都子。


2人の母親に育てられることになった経緯が気になったけど、なるほど・・・。
そして父親が商店街に来た時の周りの連携が、面白い。
いい人たちばかりで、だから、その子どもたちもみんな良い子。

大人になってもこのつながりは続いていくんだよな~。


ちょっとした迷惑をお互いにかけながら助け合って暮らしていけば
大抵の困難は乗り越えられる。


現れた父親15号(重吾)も、根は悪い人じゃなさそうでよかった。


最初から最後まで、楽しかった。
確かに哀愁とは程遠い、餅湯温泉前商店街でした^m^




                         ★★★
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発行年月:2020年10月


知ってる? 夜明けの直前が、一番暗いって。
職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じてないけれど、おせっかい者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる――。
人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。
暗闇に光が差し込む、温かな物語。
本屋大賞受賞後第一作。渾身の書き下ろし。

                    (水鈴社HPより)



他人には理解が難しい病気を抱えているふたり。

藤沢美沙(28歳)・・・PMS(月経前症候群)
山添孝俊(25歳)・・・パニック障害


同じ職場で働く二人がお互いの辛さを理解し助け合っていく様子がいい。
この物語の良いのは、小さい会社だけれど、皆が優しい。
社長をはじめ従業員たちが皆、気遣いが出来る人たち。


山添君の前の会社の上司も良い人。

嫌な人が出てこないので、辛い症状を戦っている二人の話もそんなに
重苦しくなく、時には笑える。

瀬尾さんの話は、やっぱり読んでいて癒される。


世の中の人たちが、みんなこんな風に他人に対して思いやりを示せるように
なったら最高に住みやすい世の中になるのにな。



病気のことは知っているつもりだったけれど、具体的にどうなるのか
あまりよく解っていなかったので、これを読んでよくわかった。




                      ★★★★★


発行年月:2021年6月


真梨幸子が放つネコミス登場!
人を魅了してやまない猫たちに惑わされた愚かな人間の行く末、そして猫たちのその後--。
第一話 まりも日記
第二話 行旅死亡人~ラストインタビュー~
第三話 モーニング・ルーティン
第四話 ある作家の備忘録
第五話 赤坂に死す
最終話
小説現代、メフィストに掲載された短編に書下ろしを加え、大幅改稿した著者懇親の猫×イヤミスの傑作登場!

                  (講談社HPより)


表紙の絵はいつもの真梨さんの本とは違い、ほのぼのしていて良い!
いつも怖いから、苦手(^^ゞ


でも、内容は・・・期待を裏切らない嫌な話。
どの話にも猫ちゃん登場。
まりもちゃん。モナミちゃんたちは冷静な目で人間たちを観察している。
辛辣な評価を下しながら・・・。


短編集だけれど、リンクしている。
嫌なことが連鎖されていく・・・・ひゃ~!

後味はやっぱり悪いけど、これは期待通り。
真梨さんだから。


でも、今回は猫ちゃんの会話が入ったりするので、楽しかった。



                     ★★★



発行年月:2021年5月


魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。
日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。
「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!

                  (角川書店HPより)



保育士の資格をもつ希和が、近くに出来たアフタースクールで働き始め
自身も色々と成長する。

今は不登校の子どもって増えているのかな?
学校に居場所がないと感じている子どもの居場所になるこういう場所が
もっと増えたらいいなと思う。


希和が感じる子どもの同級生の母親たちのこと。
うんうんと同感しながら読む。
今はSNSとかで人間関係もなんだか窮屈なかんじだな。


母子手帳に児童憲章?
う~ん、全く記憶にない・・・(^^ゞ

子どもに関わる仕事をするのなら、知ってないといけないことだな。
しかし、今の時代、悪い環境から守られるっていう部分
100%安全な環境ってないんじゃないかな?
そういう環境に居ながら自分を守る術を教えていくことも大人には大事なのかも。



                         ★★★



発行年月:2021年5月


この旅で、おまえのために死んでもいい
平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、非正規雇用で給与も安く、ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知の行方を追い、東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。そこで待っていたのは、美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった……

                   (角川書店HPより)



主人公・八目 晃が高校時代ほぼ一緒にいた親友・野々宮空知の父親が
亡くなったと母親から聞かされ、通夜に出向き、空知の元夫だという男・安井に
声をかけられるところから話が始まる。

空知の姉は橙子。妹は藍。
空知と姉妹は、カンボジアに居たことがあると聞き安井から旅費と幾らかのお金を
貰い、カンボジアへと旅経つ晃。


旅の最初で大金(30万)を盗まれるというアクシデント。

行きの飛行機内で知り合った吉見という女性から何かとアドバイスを貰う。
紹介されていったゲストハウスでバイトとして雇ってもらい、なんとか食事と
宿泊の心配がなくなりホッ。
ゲストハウスの経営者ニェット(婆ちゃん)には何かと親切にしてもらう。
が・・・あとで、利用されていたのか?と思う事態に。

SNSでまず、藍にコンタクトを取り、その後、橙子にも再会。

そして最後は、死んだと聞かされた空知とも。

しかし、最後は、なんとも哀しい。


ポル・ポト政権時代のカンボジアって、多少は知っていたけど、酷いな。
それに翻弄されてしまった空知の人生。
幸せに暮らしていた日本の友・晃に会えて嬉しかっただろうな。
最後の晃への頼みがなんとも辛い。
友の願いを聞き入れた晃の今後はどうなるんだ?


表紙の絵からインドを連想したけど、違ってた(^^ゞ
でも読み応えあった。


                     ★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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