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読んだ本の感想あれこれ。
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d8185b08.jpg発行年月:2009年2月


船戸高校新聞部1年の瓜野君は、頻発する小規模な放火事件にある共通項を発見し、独自に調査を開始する。一年間の放火魔追跡の果てに現れた真実は?

シリ-ズ怒涛の第3弾!


                 
(東京創元社HPより)

 

「春期限定いちごタルト事件」 「夏期限定トロピカルパフェ事件」に続くシリ-ズ物。

いちごタルト事件は昨年読んだかな?
表紙の絵が可愛いのが、長女のツボを刺激して、娘が読んだあとに読ませてもらっています^^;


今回は、新聞部の新入生瓜野君が、ありきたりの校内新聞を変えよう!と提案し、丁度、身近で頻発している放火事件を新聞片隅にコラムとして載せたことから起こるあれこれ。

一年生なのに、今までの新聞部の紙面づくりに問題ありと言っちゃうあたり、結構、強気。
ほかの部員たちは、そんな彼を疎ましく思いつつも部長の堂島君は、なかなか良い子だな。
一人暴走ぎみの瓜野くんの抑止力になりつつ、認めてあげるべきことは素直に認めてあげていたし、穏やかにことを治めようとする姿は部長らしくて良かった。


新聞部の瓜野くんとは、違う話で、部長の堂島君の友人である小鳩君の話が平行して進んで行く。
小鳩君は、推理好き。
突然、女の子・仲丸さんから放課後呼び出され、付き合いが始まったのだが、2人で居る間に起こる、ちょっとした事にもすぐ推理を始めてしまうのが可笑しかった。

バスの中で降車ボタンを今、押したのはこの中の誰か?とか。
仲丸さんのお兄さんの部屋に空き巣が入ったときもその不可解な犯人の行動を解き明かそうとしたり・・・。


上巻では、まだ放火事件の真相は明らかにされなかったけど、この謎解き名人の小鳩くんがどう関わってくるのかな?

早く、続きが読みたい!!

でも、考えたら・・・トロピカルカフェ事件、まだわたし読んでないかも??
話がちょっと見えない箇所あったりしたので、そちらを先に読むべきかも。
ま、大抵は理解出来ましたが。


高校生らしいコイバナもちょっとあったりで中高生が読めば、もっと楽しいでしょうね。


                                            

  ★★★                                                    
 

 

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