発行年月:2011年4月
六本木の超高層ビルがジャックされた!犯人は今、何を望む-------?
「我々は、ウインドシア六本木をビルジャックした!」
ビル会社社長を人質にとり、最上階に立てもこる犯人。地上で手をこまねく警察を前に、17階のオフィスにいた船津康介はある奇策を思いつくが・・・・。最先端技術を極めた都市の要塞と、どんな時代にも変わらぬ人々の「思い」が交錯する、どんでん返し満載の城攻めサスペンス。
(新潮社HPより)
冒頭のプロロ-グが後の物語にどう関係してくるのか?予測しながら読んだので、ビルジャックの犯人とビル会社社長は、きっとプロロ-グで登場の人物たちだろうと想いました。
そして、その通りだった(笑)。
なぜ、ビルジャックに及んだのか?
そのあたりの犯人側の気持ちもあるのだけど、イマイチ共感出来なかったなぁ~^^;
緊迫した状況でありながら、ビルの管理会社の企画事業部社員・船津を中心にした社員たちや、犯人側のメンバ-の様子は、なんだか緩いかんじで、会話も結構、面白い。
事態は警察も介入するほどのものなのに・・・
最後のどんでん返しと言われる部分は、ちょっと「おっ!」と思ったけれど
全体的にはちょっと拍子抜けなかんじで、消化不良気味の読後感。
しかし、高層ビル内の知らなかった構造やら管理方法なんかがわかったのは面白かったな。
好きな作家さんだけど、物語としてはこちょっとハズレだったかも?
サスペンスとは言い難いし。。。。
人情物語の要素の方が大きいようなかんじでした。
好きな作家さんだから、期待しすぎたのが良くなかったか?^^;
★★
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★途中放棄^^;
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