発行年月:2011年9月
唯一の被爆国が、
3.11後、いろいろなところで原発問題を耳にするようになったし、そんな書物も幾つか読んではみたけれど、
難しい話も多く、正直、よくわからなかった。
しかし、この本に書かれていることは全てスッと入ってくる。そして、胸に残る言葉が多かった。
何がわからないのかすらわからない原発の問題だったけど、なるほど!!と思うことばかりだったように思う。
田口さんの筋道立てた考え方に共感!
歴史的背景から考えた原発問題。
人間の心理から考えた原発に対するさまざまな意見。
副表題でもある「原始力を受け入れた日本」のことも、なるほど、そういう経緯があったからなのか?と納得。
勿論、これに対する反論を持っている識者もいるんだろうけど
わたしには、納得出来る言葉でした。
最後の章で書かれていた、今後の原発に対する日本の対応に感じる危惧。
原発反対と言うだけで、悪の象徴のように扱うだけではダメなんですね。
一度持ってしまったものは、簡単には無くせない。
それ相当の科学技術をもって管理し続ける体制がないと、再び危険なことが起きてしまう。
それに関わっていく人たちに対する我々、国民の意識も少し変えていかなくてはいけないのかも。
この書はわかりやすので、未来を担う子どもたちにも是非、読んでほしい。
中学生くらいならわかるだろうから・・・。
ランディさんの小説が好きだけど、ますます好きになれた。
唯一の被爆国が、
なぜ原発大国に?
世界で唯一原爆を落とされた国が、なぜ原発大国になったのか? そのつながりを圧倒的な想像力で描き出す。歴史を振り返り、これからの「核」の話を始めるきっかけになる一冊。
(筑摩書房HPより)3.11後、いろいろなところで原発問題を耳にするようになったし、そんな書物も幾つか読んではみたけれど、
難しい話も多く、正直、よくわからなかった。
しかし、この本に書かれていることは全てスッと入ってくる。そして、胸に残る言葉が多かった。
何がわからないのかすらわからない原発の問題だったけど、なるほど!!と思うことばかりだったように思う。
田口さんの筋道立てた考え方に共感!
歴史的背景から考えた原発問題。
人間の心理から考えた原発に対するさまざまな意見。
副表題でもある「原始力を受け入れた日本」のことも、なるほど、そういう経緯があったからなのか?と納得。
勿論、これに対する反論を持っている識者もいるんだろうけど
わたしには、納得出来る言葉でした。
最後の章で書かれていた、今後の原発に対する日本の対応に感じる危惧。
原発反対と言うだけで、悪の象徴のように扱うだけではダメなんですね。
一度持ってしまったものは、簡単には無くせない。
それ相当の科学技術をもって管理し続ける体制がないと、再び危険なことが起きてしまう。
それに関わっていく人たちに対する我々、国民の意識も少し変えていかなくてはいけないのかも。
この書はわかりやすので、未来を担う子どもたちにも是非、読んでほしい。
中学生くらいならわかるだろうから・・・。
ランディさんの小説が好きだけど、ますます好きになれた。
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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