人生最悪の罠も人生最高の喜びも、ここにある
胸に残る文章、ちくりと刺す毒、さりげないユーモア。
「人って愚かで滑稽で愛おしい!」と感じさせてくれる、
バラエティ豊かな短編集
(文藝春秋HPより)
10こ短編、全て面白く読めて楽しかった♪
楽しいだけでなく、ちょっと切ないものもあるのだけど、どこかホッとするような物語たち。
・藤巻さんの道
・夜の隙間を埋める
・クリスマス・イヴを三日後に控えた日曜の・・・・・・
・クジラ見
・竜宮
・思い出ぴろり
・ラストシ-ン
・桂川里香子、危機一髪
・母の北上
・異国のおじさんを伴う
こうして並べてみても、タイトルだけみても、話の内容を思い出してニヤリとしててしまいそう。
最初の「藤巻さんの道」もなかなか面白い話で、最後は、自分が頭で想像していた結末でないことに嬉しくなった♪
「クジラ見」と「桂川里香子、危機一髪」は、女性って強い!
と、思わず笑ってしまった!
「思い出ぴろり」は、ちょっと切なかったけど、良い話だったなぁ~。
ほかの話も全部、兎に角よかった!!
最後の表題作「異国のおじさんを伴う」は、タイトルからして、それってどういう状況?と興味を持ったけど・・・・なるほど、おじさんって、そういうことね・・・。
これもなかなか楽しかった!
読んで損はない!とお薦めできる短編集でした(^^)
★★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;