発行年月:2011年7月
必ず、二人でここを出よう----初めての、心からの友達なんだから。
夏休みの最初の午後。中学生の健太郎は、海に浮かぶ謎の城に閉じ込められてしまう。城には同じように迷い込んだ十数人の大人たちと、暗い目をした少年、貴希がいた。次第に覇気を失う大人を尻目に、健太郎と貴希は城を出ようともがき続ける……。孤独で清らかな二つの魂がからみあう、ひと夏のファンタジック・サスペンス。
(新潮社HPより)
SF青春小説かな?
海の向こうにあった巨大建造物・・・四龍海城。
健太郎は、ある日、偶然その建物のなかに入り込むことになる。
今までの社会とは全く異質な場所。
中学1年生の健太郎は、吃音のため、友達と会話することが思うように出来ず、言葉を話せば嗤われるという生活。
両親は揃って教師で、そんな健太郎を吃音を治す言葉の教室に通わせるようにするけど、健太郎はその教室へ行くことも苦痛だった。
入り込んだ城のなかで出会った人々。
自分の吃音を全然、嗤わず接してくれる貴希と仲良くなる。
やっと友達が出来たと喜ぶが、城のなかで定時間に流れる音楽に貴希は異様な拒絶反応を示す。
その音楽は、城のなかにある電力会社の社歌という。
その会社に勤める人々は、能面のように覇気がない。
それは城人化した人たちだからと聞く。
健太郎と貴希は、城から脱出する方法を探る。
必ず二人でここから出て行こう!
そして、元の場所に帰ったら一緒にまた友達として会おうと。
二人は果たして一緒に出られるのか?
ハッピ-エンドを期待しながら読んでいたので、ラストにはショックを受けた。
え~っ!?
切ない。。。。。。
読み終えて表紙絵を見るとちょっと泣けてくる(/_;)。
わからないことが山積みなんだけど、不思議な魅力がありスラスラ読めた。
必ず、二人でここを出よう----初めての、心からの友達なんだから。
夏休みの最初の午後。中学生の健太郎は、海に浮かぶ謎の城に閉じ込められてしまう。城には同じように迷い込んだ十数人の大人たちと、暗い目をした少年、貴希がいた。次第に覇気を失う大人を尻目に、健太郎と貴希は城を出ようともがき続ける……。孤独で清らかな二つの魂がからみあう、ひと夏のファンタジック・サスペンス。
(新潮社HPより)
SF青春小説かな?
海の向こうにあった巨大建造物・・・四龍海城。
健太郎は、ある日、偶然その建物のなかに入り込むことになる。
今までの社会とは全く異質な場所。
中学1年生の健太郎は、吃音のため、友達と会話することが思うように出来ず、言葉を話せば嗤われるという生活。
両親は揃って教師で、そんな健太郎を吃音を治す言葉の教室に通わせるようにするけど、健太郎はその教室へ行くことも苦痛だった。
入り込んだ城のなかで出会った人々。
自分の吃音を全然、嗤わず接してくれる貴希と仲良くなる。
やっと友達が出来たと喜ぶが、城のなかで定時間に流れる音楽に貴希は異様な拒絶反応を示す。
その音楽は、城のなかにある電力会社の社歌という。
その会社に勤める人々は、能面のように覇気がない。
それは城人化した人たちだからと聞く。
健太郎と貴希は、城から脱出する方法を探る。
必ず二人でここから出て行こう!
そして、元の場所に帰ったら一緒にまた友達として会おうと。
二人は果たして一緒に出られるのか?
ハッピ-エンドを期待しながら読んでいたので、ラストにはショックを受けた。
え~っ!?
切ない。。。。。。
読み終えて表紙絵を見るとちょっと泣けてくる(/_;)。
わからないことが山積みなんだけど、不思議な魅力がありスラスラ読めた。
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女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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