ある町に生きる人々の喪失と再生。ばなな的小宇宙
ハンバーグ店「ジュージュー」にはおかしな人々が集う。
朝倉世界一のマンガにインスパイアされて書かれた、
ささやかで美しい物語
(文藝春秋HPより)
ハンバ-グ店の名前がジュ-ジュ-。
お店の二代目は、美津子の父親で、美津子の亡くなったママが大好きだった漫画「地獄のサラムちゃん」に出てくるステ-キハウスの名前をお店の名前に付けた。
美津子もママの愛読書だった「地獄のサラミちゃん」を枕元に置き、眠れない夜はそれを読む。
ママは誰からも愛されていた。
元モデルでお店で働くママは笑顔が素敵で・・・・
でもいまは、パパと美津子と美津子の幼馴染で元恋人で、パパにとっては半分、息子みたいな存在の進一もお店を切り盛りしている。
進一は夕子というちょっと変わった女性と知り合い結婚。
美津子もお店に食べにくるようになった近所の本屋の息子・宮坂と恋人同士になる。
ほのぼのと人と人が関わりながら、過去の辛かったことを乗り越えていく。
でも夕子は、不思議な人だったなぁ~。
最後までよくわからないかんじの人でした。
表紙の絵を最初に見たとき漫画チックな絵と本の内容があまりも合ってないようで「?」と思ったのですが、文中にも出てくる漫画「地獄のサラミちゃん」の作者・朝倉世界一さんの絵なんですね!!
そんな漫画の存在も知らず読んでいたので、違和感を抱いてしまったのですが・・・・
あとがきのばななさんの言葉を読んで、実際に存在する漫画と知りました。
読んでみたいなぁ~。
★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;