発行年月:2010年12月
ありがとう、と読んだあと、誰もが言いたくなる感動の物語
慎吾と夏美は、ツーリングの途中で、山奥のよろず屋「たけ屋」に立ち寄り、
地蔵じいさんと、その母のばあさんと出会う。、
何度も通うちに、二人は離れを借りることになり、
四人の家族のような共同生活が始まった
(角川書店HPより)
偶然見つけた本書。
なぜか気になり手に取り、もう感動で後半は泣けた。
本当に「素敵なお話をありがとう」と著者に言いたい!
大学生で、将来は写真家になりたいと思っている慎吾と幼稚園で働く夏美が、偶然、立ち寄った「たけ屋」。
そこに住む60歳を超えた男性(通称:地蔵さん)とその母親(通称:ヤスばあちゃん)と出会い、その温かい人柄に触れひと夏を「たけ屋」の離れを借りて住むことになる。
なんともほのぼのとした田舎の生活。
そして地蔵さんとヤスばあさんの人柄が本当に素敵。
地蔵さんは以前働いていた職場での事故で、半身麻痺という不自由な体だけど、暗さは全く見せない。
近所の子どもたちにも慕われ正にお地蔵さんそのもののような人。
けれど、過去にはいろいろな辛いこともあった。
地蔵さんが言った言葉には胸を打つものが幾つもあった。
なかでもなるほど~と思ったのは
人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こす。だから自分と他人をあまり比べない方がいい
物語を読んでいくと地蔵さんがそう言った言葉の意味がジ~ンと沁みます。
物語のなかに出てくる人たち、皆が本当に心が優しい。
口調は乱暴な仏師の雲月も素敵な人だった!
もう涙なしではこの物語は読めない!
でもその涙は、哀しいだけではない。
生まれてくれてありがとう。
生んでくれてありがとう。
実際、口にするのは恥ずかしい言葉だけど、誰もがこの本を読んだら、そう感じるでしょう。
この著者の名前すら正直、知らなかった!
偶然、手に出来た幸運にも感謝したい!
この著者のほかの作品もぜひ、読みたい!!
★★★★★
ありがとう、と読んだあと、誰もが言いたくなる感動の物語
慎吾と夏美は、ツーリングの途中で、山奥のよろず屋「たけ屋」に立ち寄り、
地蔵じいさんと、その母のばあさんと出会う。、
何度も通うちに、二人は離れを借りることになり、
四人の家族のような共同生活が始まった
(角川書店HPより)
偶然見つけた本書。
なぜか気になり手に取り、もう感動で後半は泣けた。
本当に「素敵なお話をありがとう」と著者に言いたい!
大学生で、将来は写真家になりたいと思っている慎吾と幼稚園で働く夏美が、偶然、立ち寄った「たけ屋」。
そこに住む60歳を超えた男性(通称:地蔵さん)とその母親(通称:ヤスばあちゃん)と出会い、その温かい人柄に触れひと夏を「たけ屋」の離れを借りて住むことになる。
なんともほのぼのとした田舎の生活。
そして地蔵さんとヤスばあさんの人柄が本当に素敵。
地蔵さんは以前働いていた職場での事故で、半身麻痺という不自由な体だけど、暗さは全く見せない。
近所の子どもたちにも慕われ正にお地蔵さんそのもののような人。
けれど、過去にはいろいろな辛いこともあった。
地蔵さんが言った言葉には胸を打つものが幾つもあった。
なかでもなるほど~と思ったのは
人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こす。だから自分と他人をあまり比べない方がいい
物語を読んでいくと地蔵さんがそう言った言葉の意味がジ~ンと沁みます。
物語のなかに出てくる人たち、皆が本当に心が優しい。
口調は乱暴な仏師の雲月も素敵な人だった!
もう涙なしではこの物語は読めない!
でもその涙は、哀しいだけではない。
生まれてくれてありがとう。
生んでくれてありがとう。
実際、口にするのは恥ずかしい言葉だけど、誰もがこの本を読んだら、そう感じるでしょう。
この著者の名前すら正直、知らなかった!
偶然、手に出来た幸運にも感謝したい!
この著者のほかの作品もぜひ、読みたい!!
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kyoko
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性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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